【第1063話考察】“たった1人の家族”
扉絵は「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」です。

vol.21「プリンが攫われた!!」
“将星”クラッカーが凍らされ、プリンが攫われたと泣くブリュレ。大変な事態となっております。これはもう本編とも絡む話になっていそう。まさかマムがロードポーネグリフ背負って(カモネギ)ワノ国に行くとは思ってませんからね…。
タイトルは“たった1人の家族”です!!
ー画像はONE PIECE第1062話より引用ー
【「暴」アトラスは暴れるのが仕事】
“無人調理機”でお腹がいっぱいになったルフィ達。これが後に“ある事態”を引き起こすのですが、それについてPUNK05「暴」アトラスは何も言いません。ニコニコしております。

-ONE PIECE 第1063話より引用-
「ほんじゃ」と手を振り「暴れるのが仕事だから」とドコかへ向かいます。この事から、アトラスの仕事はルフィ達(侵入者&犯罪者)に対して暴れるのではないのが分かります。それは別の者が当たります。
ではアトラスの仕事とは何なのか。
これは先週金曜日の“チョイ見せ”の記事で触れておりますが、暴れる事で何かがあるんだと思うんですね。「暴れる」とは言ってますが、これは“運動”してるって事なのかも。
先の記事では、アトラスが暴れる事でストレスが発散されるのではないか?と書いたんですけどね。もう1歩踏み込んで考えるなら…

-ONE PIECE 第485話より引用-
Dr.ベガパンクの“本体(ステラ)”はすでに脳だけの存在になっており運動ができないので、アトラス(サテライト)が暴れる事でその役割を担っているのではないのか?と。そういう意味で“本体(ステラ)”と「猫(サテライト)」は繋がっているのではないだろうか。
今回のアトラスのセリフはDr.ベガパンクの秘密に迫るモノである可能性がある。こう僕は考えております。
【エッグヘッドの研究員】

-ONE PIECE 第1063話より引用-
アトラスが飛び去った直後です。ルフィ達の背後に突如としてトコトコと歩く者達が現れます。疑問に思うチョッパー。ボニーは研究員ではないかと推察。
「PETROLOGY(岩石学)」だとか、また「HISTO…(歴史学?)」なのかな。「CIVIL(民間)」なる文字も見えますね。研究員だけじゃなく一般市民もいるみたいです。
これらは“ホログラム”ではなさそうです。スカートを押さえる仕草をしている者もいるからです。“光圧グローブ”で触っているワケでもないのにです。どうやら物体なのです。
これらの存在は何なのでしょう。

-ONE PIECE 第684話より引用-
パンクハザードにはDr.ベガパンクやシーザーの他にも科学者がいましたよね。4年前の化学兵器大暴発事故の時に逃げ出していたのです。あの科学者達もDr.ベガパンクと共にエッグヘッドに来ていると思うのですが…。
今回登場した研究員や民間人はロボットなのでしょうか。注目は人型の者達です。数タイプあるみたい。そして彼らが「POLICE」に通報したっぽいんですよね。自我があるのかプログラムで動いているのか。
パンクハザードにいた科学者達は今…。
【たった1人の家族】

-ONE PIECE 第1063話より引用-
エッグヘッドには料理だけじゃなく服装も出してくれる機械がありました。皆んなお着替えです。ルフィとチョッパーには「SSG」の文字がついてます。戦闘服をリクエストしたボニーには「VP」。ジンベエは南国仕様のアロハシャツ。
ルフィ・チョッパー・ボニーの3人はエッグヘッドの住人に、そしてジンベエは観光客に変装といった感じになるのでしょうか。SSGの研究員と思われるパターンもあるのかな。
しかし、この服は無料じゃないんです。先の料理もであります。後払いシステムなのかな。そこもまた未来的な支払い方になっているのかも知れませんね。
そこに現れたのが「POLICE」!!

-ONE PIECE 第1063話より引用-
めっちゃアメリカンポリスなバーソロミュー・くまです!! いわゆる旧型のパシフィスタですよね。これに対する新型パシフィスタ「セラフィム」。
前回 PUNK02「悪」リリスが、本来この海域には船など侵入不可能と話していました。パシフィスタポリスが取り締まるのはエッグヘッドの住人達がほとんどのハズ。そこで逃走するルフィ達にレーザー砲を発射するんですね。これはエッグヘッドの住人にも向けられるんですよね?
やり過ぎだろ、と(笑
ルフィ達も言ってますよね。それ程の事か?みたいな。「無銭飲食」と「衣類窃盗」でレーザー砲なのです。エッグヘッドでの罪というのは、それすなわち“死”という事なのかも。
もう1点、

-ONE PIECE 第601話より引用-
エッグヘッドのパシフィスタにはルフィ達(海賊)を登録している様子はありません。海軍仕様のソレとは別みたいです。海賊だから攻撃するのではなく、あくまでもエッグヘッドで犯した罪に対してであります。
パシフィスタポリスの攻撃にルフィが反撃しようとしたトコロ、それをボニーが止めるのです。「お父さんなんだ…」と語るボニーの目には涙が。バーソロミュー・くまを「たった1人の家族」と言います。

-ONE PIECE 第1063話より引用-
お父さんを!!! 傷つけないで!!!
あれあれ?
バーソロミュー・くまが「お父さん」なのは良いのです。母は亡くなっているのかも。ではボニーが聖地マリージョアで変装した王太后コニーの存在は何だったのだろう。そして、今現在のソルベ王国の国王はボニーの家族ではないのかな。
ちょっと謎が出て来ましたよね…。
【能力者だらけの黒ひげ海賊団】

-ONE PIECE 第1063話より引用-
場面はエッグヘッドから「とある海域」へと移ります。ハートの海賊団の潜水艇ポーラータング号を襲う黒ひげ海賊団。バリバリと覇気をまとう攻撃を食らっていますが、これは“グラグラの実”の能力によるモノなのでしょうか。海振に覇気をまとわせてるの?
登場したローは驚くべき事に女性の姿にさせられています。ベポもですね(笑) これは黒ひげ海賊団の船医“死神”ドクQの能力によるモノです。ドクQは“シクシクの実”の能力者になっており、伝染病にかける事ができるみたいです。
ただし、「女になる病」なんて伝染病なんてないハズですからね。これはドクQが作り出した病気と考えられます。つまり“シクシクの実”の能力というのは伝染病を生み出して相手にかける事ができるのかも。その能力をローは“過剰な覇気”で打ち破ります。
彼以外にも黒ひげ海賊団は能力者だらけ!!
ヴァン・オーガーは“ワプワプの実”の能力者で瞬間移動ができるみたい。ジーザス・バージェスは“リキリキの実”の能力者で怪力を誇ります。どうやらドレスローザ編以降で得たみたい。
そしてドクQの愛馬ストロンガーは“ウマウマの実”幻獣種モデルペガサスの能力者となっています。幻獣種ゆえの特性にも注目が集まりますよね。飛べるだけとは限らない。これらは全て“能力者狩り”によるモノだとローが話しています。
僕は以前…

-ONE PIECE 第1061話より引用-
音信不通となっているX・ドレークは、もしかするとローと共に行動しているんじゃないかと記事にしておりました。そのような描写はありません。
ただ、ここでローに助っ人が現れるとすればドレークが浮かぶんですけどね。もう少し後での登場もアリです。それは、その後の展開も予想しますと、です。
ローとドレークについてはもう少しだけ推移を見守りたいかと思います。今のトコロ一緒に行動はしていないにしても、何かあるかもです。
【ハートの海賊団vs黒ひげ海賊団】

-ONE PIECE 第1063話より引用-
この展開は全く予想できませんでした。黒ひげティーチがローを襲う事だけじゃありません。まさかエッグヘッドのルフィ達と同時進行で描かれるなんて思ってもいませんでした!!
マジかよ… と。
黒ひげティーチは、ワノ国を出航した3人のうちの誰かが来る事を予想していたと言います。それはつまり、ワノ国とログが繋がる島を知っている事になります。色々とお詳しいんです。
黒ひげティーチがローに対して「久しぶりだな!!」と言うのは、ロッキーポート事件での事でしょうか。頂上戦争での事を指すのでしょうか。ここら辺も面白いですよ!!
さて、
黒ひげティーチの狙いは1つ!!

-ONE PIECE 第1063話より引用-
カイドウが持っていただろうロードポーネグリフの写しであります!! それに加えてローはゾウのロードポーネグリフの写しも持っているハズです。マムの所有するロードポーネグリフについては不明です。マムのナワバリにハートの海賊団は誰も同行してませんからね。何ら共に苦労してません。
そこで注目したいのは、ローが「勝った方の総取り」だと話している点です。黒ひげ海賊団もロードポーネグリフの写しを持っている可能性があるんです。それは表紙連載が絡むのかも。表紙連載の時系列は少し前だと思われます。
それでもやはり気になるのは…

-ONE PIECE 第967話より引用-
かつて魚人島に存在したロードポーネグリフであります。ロジャー達は見つけていたのですが、今となってはドコにあるのか消えてしまっているのです。
この魚人島は長らく白ひげ海賊団のナワバリになっていました。黒ひげティーチは白ひげ海賊団の2番隊の隊員だったのです。もしかするとコソッと写しを取っていた可能性あります。
そう考えると…
・ロー(ゾウとワノ国)
・ティーチ(魚人島と万国)
両者共に2枚ずつを所持しており、勝った方が4枚の写しを総取りって話になるんです。あくまでもローのセリフに合わせるならね。さぁどうだろう。ここはまた別記事で考えましょうか!!
そして戦いの結末ですよね!!

-ONE PIECE 第761話より引用-
そりゃ黒ひげティーチもローの“オペオペの実”の能力を欲しがるかも。ここも絡むワケです。それはローの死を意味します。この線はまず考えられない!!! 僕としてはここでローが死ぬとは思えないのです。
落とし所としては…
ローは黒ひげティーチに海賊島「ハチノス」に連行されるが、それでも死んでしまう事はない。こんな感じで落とすのかなぁ。敗北はしちゃう様な気はします。ならば何でそうなるのか?でしょうか。
おそらく先に連れて行かれたコビーと一緒になる展開なんだと思うんです。それによりロッキーポート事件の真相が明らかになって行くのだと思うんですよね。
ここも色々と考えたいです!!!
【まとめ】
まさに急転直下です!! エッグヘッドのルフィ達の裏でローは黒ひげ海賊団の襲撃を受ける。エッグヘッドにはコビーを助け出す為にヘルメッポ達がやって来るのかも。ここら辺で色々と繋がって来そうな。更にボニーの事も気になりますよ!!
続きはですね…
10月24日(月)になります!!
おそらくエッグヘッドに戻る様な気がするんですけどね。ローの続きが描かれるのにも期待したいです。もうこうなりゃキッドはどうなんだ?ってのも出て来ますしね。ワクワクします♪
次の記事からは個別に詳しく考えたいです。やはりローと黒ひげが優先されるでしょうか。ここから行きたいとは思っております。
いつも読んで下さりありがとうございます!!!
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