【海賊島「ハチノス」】黒ひげティーチとデービー・ジョーンズ

“黒ひげ”マーシャル・D・ティーチのアジトである海賊島、通称「ハチノス」に攫われたコビーを助けたいと懇願するヘルメッポ達。海賊島「ハチノス」と言えばロックス海賊団でもあるのですが、それより前にデービー・ジョーンズというのが絡む島なんでしたよね。このデービー・ジョーンズについて今回は。
-画像はONE PIECE 第1061話より引用-
【デービーバックファイト】

-ONE PIECE 第306話より引用-
「デービーバックファイト」は“人取り合戦”。海賊団と海賊団とでゲームをして欲しい船員を奪い合うのです。欲しい船員がいなければ“海賊旗(ジョリーロジャー)の印(シンボル)”を剥奪するのもアリ。
このゲームの発祥の地が海賊島「ハチノス」と言われています。生まれたのは「その昔」とロビンが説明してくれましたね(第306話)。ゲームの勝者(相手海賊団の船長)に貰い受けられた船員は忠実な部下とならなければなりません。“海賊旗の印”を奪われた場合は2度と掲げる事は許されません。
そして問題なのがゲームの名の由来。

-ONE PIECE 第306話より引用-
ここにデービー・ジョーンズが出ます。
沈んで来るモノ何でも自分のモノにするデービーの名前から、敵から欲しいモノを奪う事を海賊達は“デービーバック”と呼ぶそうです。ここから来ているんですね。
ではまずデービー・ジョーンズという海賊について考えたいと思います。おそらくは実在した海賊なんだと思うんですけどね。どうなんでしょうか。
【デービー・ジョーンズは今も生きている】
デービー・ジョーンズについて「深海の海賊」というワードが出ます。そして沈んで来るモノ何でも自分のモノにするって話でしたよね。この事とですね…

-ONE PIECE 第306話より引用-
悪魔に呪われて深い海底に今も生きているという伝説から何が考えられるのか。おそらくですが、デービー・ジョーンズというのは魚人族か人魚族ではないかな。悪魔に呪われたというのは“悪魔の実”を食べたって事かも。
何が浮かびました?

-ONE PIECE 第824話より引用-
↑これかも知れませんよね?
魚人族でありながら“ゾウゾウの実”の古代種を食べた百獣海賊団“大看板”のジャックです。彼は能力者でありながら海底に沈んでも死にはしません。魚人族なので水中でも呼吸ができるからです。
僕はデービー・ジョーンズという海賊は魚人族だったと考えています。そして能力者だった。そんな人物が今どこにいるかと言うと… 「深層海流」ではないかな?と。
「深層海流」というのは海の下層部にある海流です。その上を流れる「表層海流」とは別の動きをするのですが、2つは繋がっていて巨大な龍の様に世界中を流れているという話。
「深層海流」によって海底に潜り込めば…

-ONE PIECE 第604話より引用-
次に海面に浮上するまで「二千年」もの時間がかかると言われているそう。それゆえに数々の伝説が漂います。
・ 怪物
・ 呪い
・ 死者の魂
第604話でブルックが3つの伝説を挙げていましたよね。その中の“怪物”についてはクラーケン(怪物ダコ)でよろしいかと思います。残る2つであります。ここにデービー・ジョーンズが関係しているんじゃないかな。
それは、もう1つの伝説と同一のモノなのかも。「フライングダッチマン号」の船長バンダー・デッケンの伝説であります。これこそがまず“呪い”と“死者の魂”の伝説そのものなんですよね。

-ONE PIECE 第615話より引用-
・ 呪い(=マトマトの呪い)
・ 死者の魂(=初代デッケンの魂)
↑これら2つが今バンダー・デッケン九世に宿っているんじゃないの?と。そういう風にも考えられるんですよね。おそらくは初代デッケンは死んでいるんだけど、その魂と能力はこの世をさまよい続けていて。それがデッケン九世の今に繋がっているのかもね。
ではもしも、
デービー・ジョーンズも初代デッケンの様な事になっているのだとすればね、本人はすでに死んでいるんだけど“魂”と“能力”はこの世を漂い続けている可能性が出ますよね!!
僕の考えでは…
デービー・ジョーンズの肉体は「深層海流」に乗って流れ続けているも、その肉体から抜けた魂と能力は今もこの世を漂い続け… 誰かに宿っているのかも知れない。

-ONE PIECE 第578話より引用-
↑ビンゴ!!?
先日、僕は1本の記事を書いておりました。それは黒ひげティーチは“ロックスの呪い”を受けているんじゃないのか?というモノであって。それが原因で黒ひげティーチの血統因子を組み替え、体の構造の異形に繋がっているのではないか?と。
Dr.ベガパンクによって“黒ひげ”の謎はどこまで解明されるのか
↑それが上の記事なんですけどね。
ロックスなんかより更にさかのぼって、デービー・ジョーンズの“魂”と“能力”が黒ひげマーシャル・D・ティーチには宿っているのではないか。それが宿って生まれて来たのではないか。デービー・ジョーンズは今も黒ひげティーチの中で生きているのではないかな。そして海賊島「ハチノス」に帰って来たのかも。
どう思われます?
デービー・ジョーンズが能力者だったとして、何の能力が黒ひげティーチに宿っているのかは分かりません。それこそ噂される「ケルベロス」の能力かも知れません。もう1つ黒ひげティーチが能力を持っているとすればゾオン系だと思いますからね。
これはこれで面白くなりそう!!!
【デービー・ジョーンズとは】
僕はデービー・ジョーンズというのは魚人族だと考えていると書きました。そしてバンダー・デッケンの伝説と同一の可能性があるとも書きましたよね。

-ONE PIECE 第613話より引用-
そこでホーディ・ジョーンズ(ホオジロザメの魚人)という海賊が登場しておりました。一時期バンダー・デッケン九世とも手を組みます。このホーディ・ジョーンズとデービー・ジョーンズの関係です。
僕は2人には直接の関係性は無いと考えています。“ホーディ家のジョーンズさん”と“デービー家のジョーンズさん”という事になりそうですから、おそらくデービーはホーディの先祖ではなさそう。
ただし、
デービーもホーディと同じく…

-ONE PIECE 第644話より引用-
“怨念”であり“亡霊”なんだと考えています。この点でガッチリ合致するんだと考えております。いわゆる「暗黒の感情」であります。ホーディが“体験”と“意志”が欠如した「実体のない空っぽの敵」ならばデービーも一緒。それが黒ひげティーチに宿ってるのかも。
ホーディが魚人島に対する怨念なら…
デービーは“Dの一族”に対する怨念で…

-ONE PIECE 第644話より引用-
その怨念の宿る黒ひげティーチは、“Dの一族”が戦わねばならない“内側の敵”って事なのではないだろうか。魚人島とホーディとの戦いの構図が、そのまま“Dの一族”とデービー・ジョーンズの宿る黒ひげティーチの戦いの構図と繋がるのかも。
ではデービー・ジョーンズとは何者なのか。
もしかするとデービー・ジョーンズとは、ジョイボーイの一味の甲板長だったのではないか。空白の100年において、デービー・ジョーンズがジョイボーイを恨む様な事が起きていたのではないか。それが800年を経た今、黒ひげティーチとして生まれて来たのかも。ケジメをつけるべきはジョイボーイの生まれ変わりとも言えるルフィ。
↑こういう事になるでしょうか。
そういった色々な事が「デービーバックファイト」というゲームの起源と絡んでいるのかも。このゲームの名前というのは「デービー」を「バック(戻す)」する為の「ファイト」なんですかね。この名前も気になるトコロ。
また、デービー・ジョーンズとロックスにも何かあるのかもです。ここはまた色々と考えたいんですけどね。海賊島「ハチノス」を拠点にする黒ひげティーチというのはロックスよりもまずデービー・ジョーンズとの関係を考えるべきなのかも。
そんな気がチラリ。
どこかでデービー・ジョーンズは出て来るハズなんです。それは黒ひげティーチのアレコレが明らかになる中で出て来るのかも知れません。ここは期待して待ちたいと思います。
どんな謎が明かされるのでしょうか。
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