【第1059話考察】“コビー大佐の一件”
扉絵は「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」です。

vol.18「シーザーの幻覚ガス!!」
シーザーの幻覚ガスでカタクリとオーブンが同士討ち!! やるじゃんシーザー!! これで窮地を切り抜ける事ができれば逃げられるかもですね。
では本編です。
タイトルは“コビー大佐の一件”です!!
ー画像はONE PIECE第1059話より引用ー
【ヤマトがワノ国に残った理由】

-ONE PIECE 第1059話より引用-
放っとけないよ!!
「森男」こと海軍本部大将“緑牛”をワノ国から追い出したのは「誰か(=シャンクス)」のスゴイ覇気。カイドウがいなくなった事で今後は政府・海軍がワノ国を狙って来る。どうやってワノ国を守るのか。
これがヤマトがワノ国に残ると決めた理由だったみたいです。しっかり描写された事でスッキリしましたね。ワノ国を心配しながら冒険はできない。ヤマトが残る事でルフィ達も前に進めるだろ?と。
そこでゾロが「モモはプライド高ェぞ」と。ヤマトがワノ国に残る理由を正直に話すワケにはいきません。それはヤマトも承知の上。やりたい事を探すよ、と。それが…

-ONE PIECE 第1056話より引用-
第1056話のラストの「さて!! 決めたぞ!!」に繋がるんですよね。光月おでんと同じワノ国の漫遊をしよう、と。これをワノ国に残る理由としてモモの助に説明したのです。結果としてモモの助のプライドは傷つけずに済んだ。
良いですね!!!
この麦わらの一味とヤマトのやり取りをマルコが「……」と無言で聞いています。何か思うトコロあるみたい。ここ少し気になりますね。プライドの高い誰かを思い出しながらって事。思い浮かぶのはエースですが…。
【マルコはスフィンクスへ】
マルコがルフィに「いい乗り合い船」が近くに来たからと別れを告げます。シャンクスの海賊船に乗っけてもらうって事ですね。ルフィはルフィで頂上戦争での感謝を伝えます。

-ONE PIECE 第1059話より引用-
自分に限らず皆んながそう動いたよと。なぜだろうな、とジンベエに聞くマルコ。昔の話で忘れたと笑うジンベエ。このジンベエのセリフがミソなんですよね。
ジンベエの照れ笑いがなければ、皆んなで「生けるエースの“意志”」であるルフィを守り抜きたかったからって事になるんです。これなら「忘れたわい」なんて変ですからね。
答えは、
「皆んなルフィにホレ込んでたんだよ」
↑これなんだと思うんですね。実際にジンベエがそうたったからです。これをルフィが横にいるトコロでは言いにくい。だから「忘れたわい」と照れ隠しで笑ってる。

-ONE PIECE 第577話より引用-
ジンベエはエースからルフィの事を頼まれていたんです。でもジンベエは言うんですね。「わしはホレ込んだ男にしか手は貸さんし守りもせん」と。ホレ込んだからこそ命懸けでルフィを守ったのです。
白ひげ海賊団の皆んなもそうだったんでしょう。単にエースの弟だからじゃない。頂上戦争でのルフィの言動に心からホレ込んだ。だから皆んなルフィの為に動いたんだ、と。
そしてマルコはシャンクス達に送ってもらってスフィンクスに帰還。そこは白ひげの故郷です。まだウィーブルの危機は去ってはいないハズなんです。
白ひげの莫大な遺産を狙うウィーブル達は必ずやスフィンクスにやって来ると考えています。マルコにとって束の間の休息とならない様に祈っておりますが… どうなるんでしょうね。
【黒ひげの狙いはハンコックの能力】

-ONE PIECE 第1059話より引用-
王下七武海制度の撤廃で海軍本部からの攻撃を受ける「女ヶ島」アマゾンリリー。ここに黒ひげティーチが現れます。従えるよは2人の船長カタリーナ・デボンとバスコ・ショット。
その狙いはボア・ハンコックの“メロメロの実”の能力です。これが第956話で「海軍に取られるぐれェなら おれが貰っちまおう!!」と言っていた真意でありました。
これはとても重要なポイントになります!!
この能力は
わらわの美しさあってこそ!!
↑その通りなんです!!!
ハンコックの美しさがあってこそ“メロメロ”になって石化するんです。人を選ぶ能力なんですね。それを黒ひげティーチが欲しがるって事は1つなんですけどね。

-週刊少年ジャンプ31号より引用-
未だ謎に包まれる「十番船船長」は美しい女性なのかな?と。この「十番船船長」に“メロメロの実”を与えるつもりって事なのかもです。麦わらの一味に女性は2人(ナミとロビン)。それに合わせて黒ひげ海賊団も女性2人(デボンと○○○)なのかもね。
こうなると既出キャラではないかも。
【「ロッキーポート事件」と“王直”】
「ロッキーポート事件」では世話になったな
お前のお陰でおれァ“王直”を倒し!!
海賊島のボスになれた!!
↑新事実が出て来ましたね。
まぁね、この言い方だと色んな解釈が可能になりますからね。人より変わった解釈したモン勝ちみたいになりそうですけどね。ひとまず僕の初見で持ったイメージを書かせて頂きます。
まず黒ひげティーチがコビーを“英雄”としている事です。これは皮肉と感じます。お前はおれにとって“英雄”だよ、ヒーローさ… みたいな。実際にコビーが黒ひげティーチの世話をしたとは思ってません。

-ONE PIECE 第903話より引用-
コビーはロッキーポート事件で市民を守った“英雄”とされております。この事件の影響が回り回って黒ひげティーチにとって有利な状況を作り出した。それでコビーは黒ひげティーチにとって“英雄”なんだと思うんです。
黒ひげティーチはロッキーポート事件の現場にはいなかったのではないか。ましてコビーと黒ひげティーチの共闘など考えておりません。ちょっと無理がありそう。
事件の現場には…

-ONE PIECE 第700話より引用-
トラファルガー・ローがいて、こちらとコビーが共闘の様なカタチになったと考えた方が良いのではないかと感じます。ちょっとコビーと黒ひげティーチのマッチングは違うんですよね。
そのロッキーポート事件に“王直”が関係するのは間違いなさそうで、その影響で弱体化したので黒ひげティーチが海賊島ハチノスのボス(元締め)になれたって事だと考えています。
黒ひげティーチは漁夫の利を得ただけかも。
ローが“王直”の配下をロッキーポートに誘い出し、市民を守らねばならない海軍を巻き込みながら倒したって展開じゃないかな。おそらくロッキーポートはハチノスじゃないと考えてます。そこのハチノスの市民なら海賊のハズですから、コビーが守る道理はないと感じます。
事件を受けて組織的に弱体化した“王直”は黒ひげティーチに敗北。ボスの座を明け渡すカタチで… どうなったのかな。まだまだ色々と考えなきゃなりませんね!!
【アマゾンリリーにレイリー登場】
元王下七武海“海賊女帝”ボア・ハンコックの懸賞金が「16億5900万ベリー」。そして四皇“黒ひげ”マーシャル・D・ティーチの懸賞金が「39億9600万ベリー」になってます。
ハンコックの方は七武海制度の撤廃で新たについた懸賞金です。これは分かります。黒ひげティーチの懸賞金が上がっているのが不思議なんです。第925話では「22億4760万ベリー」でしたからね。
あの時から今でグンと上がっているのは、黒ひげ海賊団という組織がデカくなったのが理由と考えられます。ゲッコー・モリアを引き入れたり、10人の海賊船船長が色々と事件を起こしたりでしょうか。それでも10億以上の爆上がりというのは少し変ですよね。
また色々と考えたいですね!!

-ONE PIECE 第1059話より引用-
ハンコックが黒ひげティーチに首根っこ掴まれ絶体絶命のピンチにおちいったトコロで現れたのはシルバーズ・レイリーでした!! さすがの黒ひげティーチも驚いております。
レイリーがハンコックに能力を解除する様に説得、それによりその場は収まりました。黒ひげティーチ達もコビー達も条件を飲んで島を出ます。レイリーなら納得ですね!!
そんなレイリーですが、今の黒ひげティーチには正面から戦っては勝てないと話します。歳を取ってしまったからです。もう78歳ですからね。現役バリバリの四皇相手では無理があるんですね。
これとシャボンディ諸島での“黄猿”を単純に比較する事はできないと僕は考えています。その時々の状況と互いの立場というのがありますからね。まぁでも、どう考えるのも自由です!!
【シャクヤクは先々代アマゾンリリー皇帝】

-ONE PIECE 第1059話より引用-
シャッキーことシャクヤクの過去が判明しました。「先々代アマゾンリリー皇帝」であり「元九蛇海賊団船長」との事です。この「先々代」の存在は第522話でニョン婆の口から出ていました。
“恋煩い”なる死に至る病というのがあるんですよね。それによりハンコックの先代皇帝は亡くなってしまったらしいのです。ちなみにニョン婆は先々々代皇帝でシャクヤクの前の皇帝になります。
この病の対処法は国を出て恋に走るしかありません。シャクヤクはレイリーに恋をし、国を出て病に打ち勝ったという事なんでしょうね。それは別に裏切りにはならないみたい。シャクヤクとアマゾンリリーの関係性は悪くないのです。
どうやら九蛇海賊団の船長時代にガープに追われたのでしょう。そしてロジャー海賊団のレイリーとの出会いがあったのかな。シャクヤクが海賊をやめるのは40年前なるそうですからね。その時なのでしょう。
【コビー大佐が拉致 生死不明】

-ONE PIECE 第1059話より引用-
ラストで大きな事件が報じられるのが描写されます!! なんとコビー大佐が黒ひげ海賊団によって拉致されるという事件が勃発。生死不明であると。
その報じられ方からして、おそらく黒ひげ海賊団からの襲撃を受けたのだと思われます。コビーが黒ひげティーチについて行ったなんて事はないでしょう。文字通り“拉致”なんだと思われます。
コビーの身柄を何に使うのか。ポイントはやはり「ロッキーポート事件」でしょうか。これに関連してるんだと思われますよね。コビーは能力者ではないのです。
何が考えられるのか。どう展開して行くのか。コビーには気の毒としか言い様がないのですが… 面白くなって来ましたよ!!!
【次週は発売日に注意】
今回もまたトンデモナイ回となっております。立て続けに物語が動いております。おそらくコビーの事件の詳細については先になると考えます。サボの電伝虫もスルーでしたからね。

-ONE PIECE 第1059話より引用-
新型パシフィスタ「セラフィム」は…
【第1059話考察】新型パシフィスタ「セラフィム」の謎
↑こちらに別記事を立てております。そちらをご覧頂ければと思います。色々と謎があるんです。しっかり考えたいですよね!!
今の流れだと、次回は最後の“元七武海”エドワード・ウィーブルの今が描かれるのかも知れません。これで出揃うのかな。ルフィ達の次の冒険の舞台も気になりますよね!!
そんな次回ですが…
9月20日(火) になります!!!
敬老の日の兼ね合いですが、発売日は前倒しじゃありませんからね。要注意ですよ!! 火曜日はキツイんだよなぁ(笑
さてさて、次の記事からは個別で詳しく考えて行きますね。ロッキーポート事件だとか“王直”をまず行きたいと考えておりますが… どうでしょうね。
いつもありがとうございます!!!
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