ジンベエ加入「9人目」のタイトルが飛ばされた理由

本来なら第977話にてジンベエの麦わらの一味入りを祝した乾盃をするハズでしたが、それは決戦に勝利した後という事で「宴はやめだ!!」としたんですよね。勝利後の宴は催されましたがジンベエ加入の乾盃は描かれず。未だに「9人目」のタイトルもつかないのです。どうやら「9人目」も飛ばされるみたい…。
-画像はONE PIECE 第977話より引用-
【「○人目」のタイトル】
もはや詳細な説明は不要とも思われますが、この事がいかに重要であるかを示しておく必要はありそうです。これまでの流れからして外す事はできないんですよね。“これまで”があって“これから”があるのだから。

-ONE PIECE 第1話より引用-
麦わらの一味の仲間(船員)になる者達には、あるキッカケの回に必ず「○人目」というタイトルがつくんですよね。今回はジンベエの「9人目」に注目するのですが、彼以外にも「○人目」がまだついていない者達がいます。それぞれ理由がありそう。
なぜなら、とっくに仲間入りをしていたのに遅れて「○人目」のタイトルがついた者達がいるからです。そこにはシッカリと意味があったと思われるのです。
まずは順番に拾って行きますね!!
第6話“1人目” ゾロ
第68話“4人目” サンジ
第94話“2人目” ナミ
第439話“3人目と7人目” ウソップ&フランキー
第489話“8人目” ブルック
↑こう並べただけで一目瞭然ですよね。ルフィが「2人目」に出会った仲間であるナミのタイトル回は「4人目」のサンジの後です。「3人目」のウソップなんて「7人目」のフランキーと一緒になってます。
そして、
チョッパー(5人目)とロビン(6人目)のタイトル回はまだであり、今回ジンベエ(9人目)が追加されそうな雰囲気なのです。このまま「9人目」のタイトル回がないのならね。
では、どうしてナミの「2人目」のタイトル回が遅れたのか。ルフィとナミの出会いは第8話“ナミ登場”。第21話で「一行に新しく“泥棒のナミ”を迎え」て海に出たんですけどね。

-ONE PIECE 第69話より引用-
実はナミは「アーロン一味 幹部」だったのです。ルフィと共に冒険はしていても、ナミは麦わらの一味の仲間(船員)にはなっていなかったのです。幹部と言っても正しくはアーロンの“支配下”にあったのです。
ルフィがアーロンを倒してナミを解放してあげたのが第94話“2人目”であり、ここで正式に麦わらの一味の仲間入りを果たしたのです。ちゃんと意味があったんですよね!!
同じく遅れたウソップにも理由があります。

-ONE PIECE 第331話より引用-
メリー号の事でウソップがルフィと大喧嘩。そして麦わらの一味をやめるのです。これがあったからこそ「3人目」のタイトルが遅れたんですよね。ウソップには「3人目」となる為に乗り越えるべき試練が用意されていたのです。
最終的にウソップが謝罪。ケジメをつけて再び一味に戻る。第439話で新たに仲間入りしたフランキーと共に“3人目と7人目”のタイトルがつくのです。
こう見て行くと…
・チョッパー(5人目)
・ロビン(6人目)
・ジンベエ(9人目)
この3人にも何らかのストーリーが用意されていると考えられるんですよね。ルフィ、あるいは一味との間で乗り越えなければならない出来事が待っている。それをクリアして、晴れて「○人目」のタイトルがつくのだろうなと。
ここまでを読んで頂くと、僕が「○人目」というタイトルを重要視している理由が分かって貰えると思うんです。どうしてワノ国出航でジンベエに「9人目」がつかなかったのか。ここに注目する理由もです。
きっと何かあるんですよ!!!
【チョッパーとロビンの「○人目」】
チョッパー(5人目)とロビン(6人目)のタイトル回については目星がついております。ただの予想ですけどね。そこまで大きく外れる事はないと思うんですけどね… どうでしょうか。
おそらくチョッパーはですね、

-週刊少年ジャンプ33号より引用-
尾田先生の設定資料にある“動物系の覚醒のリスク”が関係して来そうな気がしております。その能力の動物に取り込まれてしまう危険性ですね。インペルダウンの獄卒獣がそれであるらしい。
チョッパーの心身が能力に追いついてもいないのに、ランブルボール等に頼った覚醒の超えてはならないラインを超えてしまうんじゃないかな?と。
チョッパーがチョッパーじゃなくなる!?
そしてロビンの方はと言うと…

-ONE PIECE 第818話より引用-
ポーネグリフの古代文字が読める件ですよね!! ロビンの身柄は狙われております。この事で何か起こるんじゃないかと考えております。こちらは一時的な離脱も含めて可能性ありそう。
そして問題はジンベエです!!!
【「9人目」が遅れている理由】
ここまで書いて来ましたが、次回“9人目”がつく可能性はありますしね。もう少し待ってから記事にしても良かったと思う事になるかも知れません。これは仕方がないです。
おそらく麦わらの一味とジンベエは仲間入りを祝した乾盃を済ませていると思うんです。もちろんワノ国の宴においてです。ポイントは描写を避けた事です!!

-ONE PIECE 第1053話より引用-
ジンベエだけは花の都の城にいて、他の皆んなはそれぞれ出て行ってたんですよね。ルフィ達は花火の打ち上げと共に乾盃です。後で合流してジンベエとも乾盃したハズでしょうが、そこを描かなかったのです。
ここに意図的なモノを感じます。
やはり何か出来事があり、それを乗り越えた時にルフィ達とジンベエの乾盃が描かれる様な気がするんです。その時こそ“9人目”がつきそうな。ここも目星がついております。

-ONE PIECE 第610話より引用-
↑これ関連で何かあるんじゃないかな?
マダム・シャーリーの予言では、麦わらのルフィが魚人島を滅ぼす事になるそうなんです。これにジンベエは反対するんじゃないかなぁ。
ルフィが魚人島をどう滅ぼすのか、どんな経緯でそうなるのか。まだ全く分からないんですけどね。この事でルフィとジンベエの意見が決裂するんじゃないだろうか。「わしは認めん!!」みたいな。
これって凄く重要でして。
ルフィがラフテルに辿り着いて海賊王になるまでに、全ての仲間(船員)の「○人目」のタイトル回が出揃っていると思うんです。ちゃんと「○人目」がついた名実ともに仲間となった者達と共にルフィは夢を叶えるのだと僕は考えているんですね。
もしもルフィが魚人島を滅ぼすのに関連してジンベエの“9人目”のタイトルがつくのなら、それはラフテルに辿り着く前と考える事になるんです。ラフテルに行く前に魚人島に戻るって事。
これってどうなんだろう。
ラフテル(最終地点)に行くまでは引き返さないという考え方もあるんですよね。もちろんワノ国も含めて。とにかくラフテルまでは“まっすぐ進む!!”ですよね。
それでもジンベエのタイトル回の遅れで頭に浮かぶのは魚人島関連になりそうなんです。他に何があるって言うんだ!? って感じなんですよね。
ひとまず、

-ONE PIECE 第1058話より引用-
麦わらの一味が次の島に到着するまで待ちたいです。着いてしまったら、もう“9人目”は飛ばしますって事になると思うんです。それまでに乾盃をして“9人目”がついたなら今回の記事の話はナシになります。
見守りたいですね!!!
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