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【黒炭家ノ怨念】「燃えてなんぼの“黒炭”で候」について思う事

日和「燃えてなんぼの!!!」-ワンピース最新考察研究室.1057

燃えてなんぼの!!! “黒炭”で候っ!!!

光月家による仇討ちが浪曲となって語り継がれる。そのクライマックスの日和のセリフが上のモノでありまして。ここに観客(ワノ国の人)が喝采を浴びせる事やコール&レスポンスしている事が少し物議を醸している様で…。

-画像はONE PIECE 第1057話より引用-

【ワノ国の人々による黒炭家迫害】


今回の件で問題視されるのは何なのか。ワノ国の過去が大きく関わっているんですよね。黒炭家の怨念が生まれた原因であります。

黒炭オロチ「おれはバカが恐くて眠れなかった!!!」
-ONE PIECE 第971話より引用-

そもそもワノ国の人々が“黒炭家”を迫害しなければ悲劇は起こらなかった。黒炭オロチも祖父の罪については納得しています。お家断絶についてもね。問題はその後です。


「黒炭」の名がつけばガキでも罪人


ワノ国の人々によって“黒炭家”は徹底的に弾圧されたと言います。ここが黒炭オロチの原点とも言えそう。そこに取り入ったのが黒炭ひぐらし。その口車に乗せられるオロチもオロチですが、やはりワノ国の人々の罪というのはあるのです。

そのワノ国の人々による“黒炭家”の迫害が悲劇を生んだのに、それについては何ら解決する事なく。“黒炭家”こそが悪ですよで落とすのはどうなのか?と。


まずココになるでしょうか。


【燃えてなんぼの“黒炭”に候】


そこで問題の「燃えてなんぼの“黒炭”に候」なるセリフについてであります。僕は別に“黒炭家”を指して「燃えてなんぼ」と言っているとは思いません。

もちろん解釈は自由ですよ!!!

僕の解釈を述べさせて頂きます。

鬼ヶ島であった出来事を浪曲にのせて -ワンピース最新考察研究室.1057
-ONE PIECE 第1057話より引用-

まず浪曲の演目として描かれておりますから、史実か創作かを曖昧にしている事が1つ。実際に日和がそう言ったのかどうか分からない。浪曲師の演出が多分に含まれている可能性アリです。

日和「燃えてなんぼの“黒炭”で候」-ワンピース最新考察研究室.1057
-ONE PIECE 第1057話より引用-

そんな日和のセリフの“黒炭”の部分が何かと何かを“掛けている”のは分かると思うんです。ダブルミーニングです。言葉遊びなんですね。「“黒炭”=黒炭家」としては意味を汲み取れていない。

こう僕は考えておりまして…

問題は何と何を掛けて“黒炭(くろずみ)”としているのかなんですよ。ひとつは分かりますよね。「黒炭(こくたん)」です。いわゆる木炭です。木材を炭化させて作る燃料です。

これと何を掛けているかというと…

日和に襲いかかるオロチ -ワンピース最新考察研究室.1048
-ONE PIECE 第1048話より引用-

日和の目の前で炎上する黒炭オロチなんだと思うんですね。あなたの様な人は“黒炭(こくたん)”と同じく「燃えてなんぼ」の存在だ。「燃えてなんぼ=燃えてこそ価値がある」。ワノ国にとって百害あって一理ナシ。燃えていなくなれ。

木材を不完全燃焼させて作るのが木炭(黒炭も含む)です。それはつまり、くすぶる黒炭家の怨念を意味しており。その木炭を燃焼させれば残るのは消し炭のみ。

黒炭オロチさえ燃え尽きれば…

黒炭オロチ「黒炭家ノ怨念ハ…」-ワンピース最新考察研究室.1057
-ONE PIECE 第1057話より引用-

“黒炭家ノ怨念”もまた燃え尽きる。

なぜなら、

黒炭オロチがワノ国の将軍になった後、彼に取り入る“黒炭家”というのが描かれていないからです。カン十郎のみです。“黒炭家ノ怨念”とは言いますが、それは黒炭オロチ個人の怨念なんですよ。そこに引き込まれたのはカン十郎のみ。

おそらくですが、迫害されて辛酸をなめた“黒炭家”においてオロチに融合したのはカン十郎だけじゃないかな。それ以外の黒炭家は名を捨ててヒッソリ暮らして来たのではないか。こう僕は考えていまして。

結局のところ…

すでに黒炭ひぐらしと黒炭せみ丸は死に、黒炭オロチと黒炭カン十郎が死んだなら“黒炭家ノ怨念”はワノ国から消えてしまったのではないかと考えます。しかもオロチを焼いた炎こそが“黒炭家ノ怨念(火前坊)”なのです。その怨念に自ら焼かれているのです。

日和のセリフは、黒炭オロチが燃える事で“黒炭家ノ怨念”も断たれるのを宣言するモノであって。黒炭家との遺恨はコレにて終わり。これからは平和な光月の世が訪れますよ、と。

そのセリフに、

黒炭オロチの地獄から解放されたワノ国の人々は喝采する。長かった夜が明けて、また再び光月家による治世に戻って良かったねと。そこに、おいおい喜べる立場なのか? なんですよね。



【ワノ国と世界のこれから】


ワノ国の人々による黒炭家に対する迫害が原因となっているのは事実です。そこについては一切触れられておりません。だからといって、触れないから無かった事になっているとは言えません。


①黒炭家による将軍家簒奪計画

②黒炭家に対する迫害

③黒炭オロチによる復讐

④黒炭オロチが討たれる


この数十年にも渡る歴史の上に立っての今ならば、別にワノ国の人々は喜んではならないとは思わない。ちゃんと過去は過去として、そして未来へと踏み出そうって事じゃダメなんでしょうか。

コブラ「過去を無きものになど」-ワンピース最新考察研究室.211
-ONE PIECE 第211話より引用-

過去を無きものになど
誰にもできはしない!!!


↑ワノ国の人々も、黒炭家に対する迫害の過去の上に立って生きて行けば良いのではないのかな。そういう過去が黒炭オロチという存在を生み出したんだ、と。

教訓として残ればね。

やっぱり黒炭オロチ達がした事は許されるモノではないんです。悪は討たれねばならない。それを生み出したかも知れないワノ国の人々ものうのうと生きて来たワケじゃないんですしね。

いや、それでも許されない!!

どうにも納得できない!!

スッキリしない!!

↑そういう事ならソレで良いと思います。説得するつもりはありません。でも僕は未来へと踏み出そうと思います。もう黒炭オロチの様な存在はワノ国には現れないと信じます。終わったと考えます。


例えば魚人島と人間にしても…

アーロン「出した答えが“迫害”だ」 -ワンピース最新考察研究室.644
-ONE PIECE 第644話より引用-

何らかの解決が待っているハズです。

魚人を差別した人間、逆に人間を差別した魚人。どちらでもなく仲良く暮らす魚人と人間というのもいます。その全ての者達に何かしらの未来が待っているハズなんです。

その問題に関する巨悪の存在がいるのかも。それを打倒した先に未来が待っているのかもね。それにしたって、まさか差別をしていた者(一般の魚人や人間)も全て断罪した上でなければ平和は訪れないなんて… どうなんでしょう。


ワノ国の人々にしても、世界の人々にしても積み重ねた歴史の上に立ちつつ未来へと進むんだと僕は考えています。今回でワノ国の内政問題は終わり、開国を経て世界に目は向けられるモノと考えております。

もう繰り返される事はないと思いますけどね。

しのぶの告白によって、ワノ国の人々による迫害が怨念の根幹となっている事は明かされていましたしね。何より…

「黒炭家」への謝罪の“裸踊り” -ワンピース最新考察研究室.971
-ONE PIECE 第971話より引用-

光月おでんが5年にも渡って「黒炭家」への謝罪の“裸踊り”をしたじゃないですか。ワノ国の人々に代わってね。それを黒炭オロチは足蹴にしたのです!!


一区切りつけて良いと思いますけど…


色んな考え方があると思いますし、どうにも今回の件が納得できない方はそれで仕方ないのかなぁと思います。ハッキリとは描かれておりませんのでね。その余白をどう考えるかは人それぞれになりそう。

最後に1つ、オロチの言葉を。

見ず知らずの“正義の味方”に追い回され



今度はまたワノ国の人々を… と繰り返したくはないですけど。これはある意味で真理をついていると言えそうです。


ひとまず僕個人の見解であります!!


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コメント 32

There are no comments yet.
Sky
2022/08/24 (Wed) 14:56

No title

 "あなたの様な人は“黒炭(こくたん)”と同じく「燃えてなんぼ」の存在だ。... 燃えていなくなれ。" との大衆演劇の解釈についてだが、蒙昧な愚か者も交じっているだろう大衆の場で〈家名〉を揶揄した事こそ、「最悪の類の失敗にして、ワノ国に充満し続ける国病的傲慢である」という喜劇的評価が覆らない要因となっているのではないだろうか。例え、現地民の親しみを喚ぶ浪曲師の演出上の粋な比喩に過ぎなかったとしても、遡及処罰の社会規範的原則すら鑑みる事を知らない一部の愚か者を諭す事に繋がっていない。そして、それこそ黒炭家への再報復の可能性を暗喩する喜劇的未来を示唆する判断材料なのである。
 また、"もう黒炭オロチの様な存在はワノ国には現れない” との希望的観測にも、絶対的かつ普遍的な社会正義を妄信し続ける革命家的ルサンチマンの危うさを感じて止まない点がある。即ち、著フランシス・フクヤマの『歴史の終わりと最後の人間』への批判的ロジックと同質の懸念である。いわく、「民主主義と自由経済の最終的勝利に伴い、共産主義の決定的衰退と共に、平和及び自由と安定の無期限的継続」を謳った論旨である。好意的に評価しても、この著作は自由主義の不動性を妄信し過ぎた故の早とちりと言わざるを得ない。現に、ロバート・J・ゴードンが提唱する「特別な時代」を経験した中国は現国際秩序の深刻な火種の一つと化してしまっている。ましてや、邪悪な独裁者の恒久的根絶なぞ、誰が保障できるというのか。数百年後にせよ、新たな天竜人・悪逆海賊・邪悪な独裁者は闊歩し続けるに違いない。

Natsuki.
2022/08/24 (Wed) 17:29

正直、失敗しましたね。
と言うより、2年後の国の民度が低すぎて自業自得だろと言わざるを得ない。
ドレスローザ、ワノ国と。
燃えてなんぼの〜は全部カットでいいし、ONE PIECEに政治色を込めなくていい。
少年漫画なんだから。
ワノ国は正直不評でした。個人的な意見です。
最終章に期待してます。

baron
2022/08/24 (Wed) 19:41

史実か創作かを曖昧にしている事って現実の歴史でもありえる事ですよね

史実か創作かってあいまいなのは実際の日本の歴史でもそうじゃないでしょうかね

たとえば 「本能寺の変」で信長討伐にむかった明智光秀のセリフ「敵は本能寺にあり」と言ったのだって実際は言ってないとか聞いた事がありますし。

「燃えてなんぼの“黒炭”で候」だって  のちの何百年かのちのワノ国で 未来のワノ国の庶民に伝説として語り継がれる上で 創作を交えることで 「おお~光月家は偉大なんだ」と話を盛る事もあるかもしれませんから(*^。^*)

それと言いにくい事なのですがモモの助時代の光月家から 長い月日が流れれば 子孫の光月家もかたちがだいぶ変わっているかもしれませんよね。 まあ光月家が 天竜人の一族のように 傲慢一族へと変貌していない事を願う。 

天の川
2022/08/24 (Wed) 20:13

まあこの浪曲のセリフ1つだけを取ってどうこうは言っても仕方ないですよね。
ワノ国の民が過去と向き合ったのか、未来志向になれたのかは何も触れられてない以上、行間をどう読んでどう信じるかだというのはその通りだと思います。

その上で「行間」を前向きに捉える意見が少ないのは、やはり今まで描写されたワノ国民の民度に疑問があるからかもしれません。
おでんの釜茹での時「面白い見物」だとか「早く死ね」とか酷い事言ってた人間が沢山いました。
それを言ってた人間がかつては黒炭迫害に加わっていたのかもしれない。
でもしのぶの言葉に感化された途端「おでんに候」です。
そしてまたあの釜茹での場にいて罵声を放っていた者がいまオロチが燃えた物語に快哉を叫んでいるのかもしれない。
流されその時の空気に付和雷同してる感も否めません。
ではこれから先は…?と

もちろんそのような部分をモモや日和が変えていくという希望はありますし、そうなって欲しいです。
しかしそれはそれで、一部の勇気や気高さを備えた人物が導かないと変われないのか?という問題もありますよね。
上からの啓蒙でいい方向に行ったとしても、それはワノ国の民度が上がった事になるのだろうかと。

中間管理禄アカイヌ
2022/08/24 (Wed) 21:19

 結局ワノ国の報復の歴史は、今後の巨大な戦いがジョイボーイと巨大な王国の無念を晴らす復讐戦争になる事を暗示するものなのでしょうか。
 確かに、多様な解釈がとれるけれども、百数年経ってしまえば、何も教訓を顧みていないワノ国の住民がまたしゃしゃり出てくるに違いありません。ドレスローザだって、ドン・キホーテ海賊団襲撃前までは平和を重んじる国民性だったのに、公認シンジゲードが糸引く戦争経済で潤う低民度の国に一変してしまった。民族性や民度が急激に変わる訳ではないにしても、将軍家の人間がコブラ王のような陳言もないどころか、民衆に向かって扇動するのはおかしいでしょうに。啓蒙が甚だ困難だとしても、国を牽引する指導者一家の者が胡坐をかいて自分達に忠誠心を向けさせようとするのは間違っていますよ。

 後の巨大な戦いだってね、仮に世界政府が悪だとしても、天竜人を追放するまで懲らしめなくて良いでしょうに。大海賊時代が世界政府の権力を弱めたように、絶対主義の後退を迫れば済む事じゃないですか(教育環境で歪んだ身分なんだし)。何も、世界政府の問題は権力を抑制すれば済む話であって、事実上の絶対王政から州制度に移行すれば、尾田先生が嫌う血も流れないでしょ?何より、最近忘れかけているけど、世界貴族や天竜人なんかより黒ひげやバギーのような海賊が大問題なのは一貫し続けています。

しょうだ
2022/08/24 (Wed) 22:42

たしかに、終幕と言いながら含みを持たせる展開ですが、ワノ国編は終わってもワノ国に来ない訳ではないというかプルトン絡みで絶対また来ないといけないので、魚人島の伏線と併せて回収されるのかな?と思います。
※どっちも、あやふやな含みがあるので尚更。
これでワノ国に来ないって完結なら読書は消化不良ですが、また来るなら期待や想像も膨らんで読者にとってありがたいのかな?と。
そうした妄想を持ちながら読んだら失望しないもんじゃないかなー?
個人的には、黒炭にも配慮したオチが最後に待ってる事を期待してますけどね。

ひーちゃん@管理人
2022/08/25 (Thu) 01:36

コメントありがとうございます Skyさん

なるほどです!!

僕は“黒炭”はオロチ個人を指すモノと考えておりまして。忠臣蔵を含めて… と話し出すと長くなりそうでやめておきます(笑

そしてオロチは外患誘致罪という国家として最も許してはならない法に触れておりますので… ちょっと色々と考えるトコロありますけれど。

色んな意見が出てきて当然の描写ではありますね!!

ひーちゃん@管理人
2022/08/25 (Thu) 01:40

コメントありがとうございます Natsuki.さん

うーん、仕方のない部分ありますね!! 人それぞれ受け取り方がありそうですし。章によって好き嫌いは出てしまいます!!

最終章は期待して良さそうですよ!!

ひーちゃん@管理人
2022/08/25 (Thu) 01:48

コメントありがとうございます baronさん

史実が演劇になるのはよくある事ですし。例えば「忠臣蔵」などは脚色が強くて… なんて聞いたりします。

また物語というのは昔話や御伽噺にしても教訓が含まれていると言いますから。オロチとの物語が語り継がれる事で何かしらの教訓も受け継がれたら… なんて考えてます。光月は黒炭の様にはなってはならぬ、みたいな。もちろん市民が黒炭家にした事も含めてですよね。

モモの助の子孫なら大丈夫と思いたいです!!

ひーちゃん@管理人
2022/08/25 (Thu) 01:53

コメントありがとうございます 天の川さん

これと同じ事が描かれる可能性あるかもです。

今回の事で頭に浮かんだのが、元天竜人ホーミング聖父子を吊し上げた非加盟国の人々です。天竜人についてもラストに少し不安アリで。記事にも出そうかと思ったのですが、ちょっとズレそうでやめました。

魚人島の問題もありますし。また出てきそうなので、そこでまた今回のワノ国の件を持ち出しながら考える時が来るかもですね!!

ひーちゃん@管理人
2022/08/25 (Thu) 02:03

コメントありがとうございます 中間管理禄アカイヌさん

今回オロチを死なせてしまう流れになったのには驚かされました。最後の首は斬らないんじゃないかと考えていたんです。罪を償わせるべきじゃないかなぁと。それを記事にしたトコロ、どういったコメントが寄せられたと思われます?

最終的な世界政府(天竜人)との戦いがあって、これまで数百年にも渡る被害者がいて… 。例えばドフラミンゴ達を吊し上げた非加盟国の様な人々は何を望むのか。ラストの落とし所にはとても興味があります。少年漫画としての落とし所ですよね。

何が過去にあって、これからどうなって行くのか。見守りたいですね!!

ひーちゃん@管理人
2022/08/25 (Thu) 02:18

コメントありがとうございます しょうださん

ワノ国が再び出てくるのは間違いなさそうですよね!! 開国とプルトンの解放の為にもですから。ここでまた黒炭の件が出るかどうか。ここになるのかも知れませんね。

僕はもう内政問題は終幕としましたが、まだ分かりませんもんね。まだ更にオチが待つのかも。見守りたいですね!!

-
2022/08/25 (Thu) 07:16

すみません、NGワードが出たので画像でコメント失礼します

マル
2022/08/25 (Thu) 14:09

黒炭は燃えるもの?

燃え上がる黒炭家の憎悪と普通名詞である炭をかけているのは分かりますが、結局のところ「黒炭家は憎悪で燃え上がるものだ(宿命だ)」「黒炭家は悪いことをしたので燃えて当然だ」といった意味になるんじゃないですか?「○○は〜してなんぼ」って「〜しないと○○じゃない」という意味ですし。
オロチが自分の一族を引き合いに出したのもありますが、日和は「黒炭」という括りで口上を述べました。これは「黒炭家は大名の罪を棚に上げて迫害された恨みでワノ国に復讐を考える一族」というレッテルになりかねないのではないかと思いますね。
とはいえ、日和が「黒炭家は根絶やしにされて当然の一族。お玉も黒炭家なら容赦しないし、生きていること自体が罪」という考えを持っているとは思えないので、今後、黒炭家への差別を撤廃する何かがあってもおかしくないかなと思います。

ドナルド
2022/08/25 (Thu) 22:58

>最後に1つ、オロチの言葉を。
>見ず知らずの“正義の味方”に追い回され
>今度はまたワノ国の人々を… と繰り返したくはないですけど。

先日来沢山のコメントが寄せられていますが、最新話の描写に複雑な感想を持たれてる方が多いですね。
でも拝見してると皆さん別に黒炭の復讐はまだ十分じゃないとかワノ国民にもっと責任を取らせないといけないとか言ってるわけじゃないんじゃないでしょうか?
どうしてオロチのような人間が生まれたか、過去にどんな過ちがあって、その過ちが繰り返されないためにはどうすればいいか。
未来に進むためには総括が必要だけどワノ国民が自らそういう総括をしてる描写が明確には無いからモヤモヤ感がどうしても出てくるのだと思います。
また、描写は無くてもちゃんと上手く行ってる、全て解決してるはずだと信じられる程にはワノ国民の精神性が肯定的に書かれてこなかったのも確かですし。

まな
2022/08/26 (Fri) 07:29

数日経って冷静に考察してみました。

う〜ん、すごく難しいけどやっぱり『黒炭』を晒し者にして講談(?)の様な形で語り継がれていく様な描写はやり過ぎだと思う。
日和があの討ち入りの状況で言うのは構わない、問題はそのあと。
黒炭を悪者と祭り上げ、国民に悪意を植え付けるあの描写。
そこが差別的と問題にあがっているのかと思います。
正直、今でもあの描写は気持ちが悪く後味が悪い。
ものすごくタチの悪い洗脳ですよね。

光月家がカイドウを敵にするのはわかる。
もともとカイドウはワノ国の歴史に関係の無い外海の海賊、おでんをころしたのはカイドウ、トキをころしたのはカイドウの部下。
カイドウを目の敵にするのはわかる。
確かに裏でオロチが手を引いてはいた、でもそれと同じかそれ以上の事をおそらくオロチはされてきた。
物心つかない幼少期からオロチ自身は迫害される理由も無く迫害され続けてきた。
その苦痛は想像を絶すると思う。
オロチは自身の復讐を持って、怨念を浄化したかったのでは?
まぁでも、オロチが正しかったのかといえば決して正しくないけど。

最終的に思ったのは、これだけ重いテーマはワンピースの世界観にはちょっと荷が重すぎたのかな?と感じました。

COO
2022/08/26 (Fri) 08:15

確かに、アンパンマン好きで知られる尾田先生からして、あの寺子屋の洗脳教室の描写は衝撃を受けました。尾田先生はアンパンマンの作家のやなせ先生のファンで対談もしているんですよね。その時、やなせ先生が戦時中、正義の戦いだと教えられて信じて国のために戦っていた兵士だったのに敗戦した途端に自分達が悪者にされてしまって、何が正義かわからなくなったような話をされていたと思います。
日本も戦後直前、ワノ国の寺子屋でされていたような意識改革といえば聞こえはいいですが、いわゆる洗脳を国民にしていたんですよね。(国として統制していくには仕方のない事かもしれませんが。)
そう対談をしていたからこそ、あの寺子屋の描写がとても不自然に思えて、わざとそういう場面を入れたような気がしてならないんですよね。
結局は受け手(国民)がどう判断するかにかかっていると思います。何が正しくて間違っているのかを判断するにはまずは真実を知ることが大切なので、もし、光月家の武勇伝だけでなく寺子屋でなぜオロチが復讐をするに至ったか真実を教えれば、何が正しかったか間違っていたかは国民自身が自ら導き出すことができると思います。
こう、読者の間で議論されていることからも、何が正しくて間違っているのかは読者が決めていい事です。
自分的には尾田先生の何か現代に対しての皮肉のようなメッセージが込められているのかなと思ったり笑。

ひーちゃん@管理人
2022/08/26 (Fri) 11:05

どちら様かコメントありがとうございます

> すみません、NGワードが出たので画像でコメント失礼します

↑読ませて頂きました!!

どこかヒトコマ、セリフ1つでも過去に黒炭家に対する迫害があった事に触れるモノがあれば違ったかも知れませんね!!

ひーちゃん@管理人
2022/08/26 (Fri) 11:15

コメントありがとうございます マルさん

黒炭(こくたん)と何が掛けられているかなんですよね。

マルさんの見立てもできます!! しかし僕は記事にも書いた通り、“黒炭家”ではなく“黒炭オロチ”こそ「燃えてなんぼ」なんだと読みました。実際に燃えたのは黒炭オロチだけだからです。カン十郎が描き出した火前坊によってです。

過去に何があろうが黒炭オロチは純然たる悪の存在ですし。しかし黒炭家は燃えて然るべきって言ってるワケではなさそうなんですけど… そうも読み取れるというのが問題ではありますね!!

ひーちゃん@管理人
2022/08/26 (Fri) 11:19

コメントありがとうございます ドナルドさん

モヤモヤが出てしまうのは仕方ないかもですね。色んな見方があると思います。僕は記事の見方ができました。人それぞれなんでしょうね!!

ひーちゃん@管理人
2022/08/26 (Fri) 11:55

コメントありがとうございます まなさん

難しいですよね…。

僕が少し気になるのは、ワノ国の全国民が黒炭オロチとカイドウによって何をされたのかが考慮されているのかなぁと。天秤にかけるモノじゃないかも知れませんけどね。現在に至るまでトータルでどんな歴史を辿ったのかなんです。

ここに、燃えてなんぼが“黒炭家”なのか“黒炭オロチ”なのか。何を指しているかなんでしょうけど。

様々な意見が出るのも仕方ないかもです。

ひーちゃん@管理人
2022/08/26 (Fri) 12:02

コメントありがとうございます COOさん

仰る通り、読者がどう受け取るかなんでしょうね。

アンパンマンにしても全てが全て絶賛されるヒーロー像ではないとも聞きますし。もちろん最近のアンパンチの暴力問題は別ですよ。やっぱりあるんですよね。全方面から肯定されるモノなんてあり得ない。

それぞれが自由に受け取って良いんだと思うんです。今回の事が気になった方もいれば、特に気にならなかった方もいる。それで良いんだと思います!!

お地蔵
2022/08/26 (Fri) 13:35

どう解釈するかは難しいね。
勧善懲悪という観念までいかなくても、オロチが20余年に渡ってしてきた悪行は許されるわけではない。かと言って、かつて黒炭家を迫害してきた歴史も許されていいわけではない。
個人的にはあのセリフは敵でもあるオロチの傍で20年我慢してきた日和の気持ちなんだと思うし、尊敬するおでんの口癖をオマージュしただけかなと。
あの感情の中にはオロチに対してであり、黒炭家そのものに向けて発した言葉ではないかなと思う。

パンのみみ
2022/08/26 (Fri) 20:11

あの演目は、黒炭に全てを押し付けるプロパガンダだと思います。

ワノ国は今まで道理、海賊のナワバリ。赤鞘を悪者にするか、黒炭を悪者にするかの違いだけ。

でもそれで、人々は平和に暮らしていける。差別は安堵。

最初は日和姫の涙に、なんかむかついてましたが、今はもらい泣きです。

こんなの、おでんも、トキも、望まないだろうに、それでも、国をまとめるために、プロパガンダの裸踊りをしないといけない。

私は、しらほし姫も、ビビも、そして、日和姫も好きです。

長々と失礼しました。

-
2022/08/26 (Fri) 23:21

>“黒炭家”ではなく“黒炭オロチ”こそ「燃えてなんぼ」なんだと読みました。

どんな悪人だろうと「燃やされて当然」という考えはどうかと思います。
それが報いだって言えばそうなのかもしれないけど。
燃え尽きないとダメだって言うならオロチを生け捕りにしてたら釜茹でにしたんですか?
火炙りにしたんですか?

今までのワンピースって敵だからと言って命を奪うまではしなかったと思うんです。
「”悪”は生かしておいてはいけない。滅ぼさないといけない」というような発想をするのは”正義”を暴走させた赤犬や緑牛みたいな敵役であって、味方サイドの人物はそんな考えは良しとしてなかったと思うんですけどね。
それは黒炭という一族でもオロチという個人でも同じじゃないですか?

もちろんオロチを燃やしたのは日和でもデンジローでも無いですよ。
自業自得とは言えるかもしれない。
でもそこで「燃えて当然だ。ざまあ見ろ」というような事を言ってしまったらオロチと同じであり赤犬と同じになってしまうと思うんですよ。

M2
2022/08/28 (Sun) 15:29

色々な意見があるんですね。
「燃えてなんぼの黒炭」はシンプルにおでんの無念を晴らした日和の言葉ってだけだと思います。「煮えてなんぼの」と言って死んだおでんとの対比で噺としても上手くかかりますしね。光月家再興の物語と言っているのであれで良いと思います。
それに過去の黒炭家への迫害も20年の悪政という形で国民は既に十分な代償や罰を受けています。過去編で燃えるおでん城を見たお婆さんが「光月家を信じきれなかった我々に天罰が下るのさ」というセリフがそれを表す直接的な描写ですね。
黒炭だけを悪者にしたって所が賛否両論の原因ですが、ワンピースの世界の人間は現実の我々同様に感情で動きます。ワノ国の文明レベルと国民の気持ちを考慮するとそんなおかしくないと思いますし、自分はすんなり入ってきました。

ひーちゃん@管理人
2022/08/28 (Sun) 16:56

コメントありがとうございます お地蔵さん

僕も黒炭家を指してどうこうじゃなく、オロチに対するモノと思うんですけどね。必要な描写があったんじゃないかな?というのは少なからず感じるところではあります。

しかし難しいですね。。。

ひーちゃん@管理人
2022/08/28 (Sun) 17:00

コメントありがとうございます パンのみみさん

僕も日和達が大好きですよ!! 同じくです!!

ひーちゃん@管理人
2022/08/28 (Sun) 17:07

どちら様かコメントありがとうございます

> 燃え尽きないとダメだって言うならオロチを生け捕りにしてたら釜茹でにしたんですか?
> 火炙りにしたんですか?

コメント主さんはどうお考えでしょうか。それが答えだと思いますよ。

今回の描写には人それぞれの読み取り方があるみたいです。人それぞれで良いと思うんです。こうでなければならないなんて誰にも言えないと思われます。

自由ですよね!!

ひーちゃん@管理人
2022/08/28 (Sun) 17:26

コメントありがとうございます M2さん

色んな意見があるみたいですね。

というか、ここまでとは正直思っておりませんでした。個別で記事を立てるか迷いはしたんですけどね。予想を超えて許せないと考える方が多くてビックリしております。

しかし色んな意見が聞けて良かったと思ってます。それぞれ頷く事も多かったですし。M2さんの感じ方も成る程と思いました!! これからもドンドン発信して行きたいです!!

Azuki
2022/09/03 (Sat) 12:47

いつもいつもなるほどな〜と納得できる、コンテンツとして面白い記事をありがとうございます。
管理人さんの記事を読みがてら、ここに書き込まれているコメントを読んでおりましたが、私もここまで否定的な意見が出ている事に少しびっくり。

人間、そんなに上手くできてませんからね…
あのワノ国の民の苦しみを思えば、あの後自分達の黒炭家への行動について反省やら過去を教訓にしようやら、そんな考え聖人君主でなければすぐに出てくるとは思えない。むしろ人のありのままを描いてるのかな、と思ってます。
ワンピースは、世界的なあらゆるビッグテーマを取り扱っておりますが、種族間のみで差別や迫害が存在するのでなく、それは同じ種族、国の人と人の間でも当たり前にあるんですよね。
そして、今回のオロチとその末路は、どこか魚人島のホーディとその一味を思い起こすような。完全なる悪というのは存在せず、何かしら背景があってそうなってる。だから、管理人さんの仰る通り、悪人は全て断罪して排除する、それはワンピースの世界では些か疑問ではありますが、オロチはホーディのように怨念の具現化のように成り果て、話し合いや平和的な解決でもって終幕できる状態はとうの昔に過ぎ去ってしまったんだろうな、と思ってます。

ここでワノ国編が終わるのか、はたまたアラバスタや魚人島のようにこれからも関わってくるエピソードが出てくるのか。モモの助もプルトンの話もあるので、後者で間違いないと思いますが、ワノ国の人々はずっと鎖国の中にいて世界を知らない。自分達の当たり前が全ての状況から、開国という形になって世界を見た時にどうなるのか、それが興味あります。過去を糧に前を向くのはこれからかな?人はそう簡単に感情を捨てられないし、魚人島も色々な事にケジメをつけて前を向くのに、随分と時間を要しました。

ワンピースは別に教科書ではなく物語なので。今回議論されている内容は、あの世界の閉鎖的な環境にいて奴隷のような状況からやっと解放された人々が創った物であって。色んな国、色んな人、正論だけでは生きていない人そのものが描かれている、そんな感想を持ちました。
ただまぁ国民の過去、未来に対してのオチは今後描かれるんじゃないかな〜と思ってます。どなたかが描かれておりましたが、この締め方は尾田先生の何か意図があるような、私もそんな気がします。

ひーちゃん@管理人
2022/09/05 (Mon) 11:27

コメントありがとうございます Azukiさん

色んな考え方があるハズで、本当に受け入れられないと思われた方はいらっしゃるんでしょうね。ここは分かるんです。ただ、色々とネットで調べてみると、ONE PIECEを叩くネタを見つけたぞとばかりに煽っていると思われる人も見受けられました。これは昨今の風潮もあるのかなぁと考えたり…。

この記事を書くべきかどうか悩んだのも確かでして。なかなか取り上げるには勇気が必要でした。もしも何らかのカタチで一石を投じる事が出来たなら良かったかな?と。前向きに捉えつつ次に進もうと思ってます。

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