ジュラキュール・ミホークが「クロス・ギルド」に入った理由

元七武海“鷹の目”ジュラキュール・ミホークが「クロス・ギルド」に名を連ねているのが判明した第1056話。一体何があったのでしょう。ミホークにはミホークの意図がありそうですが…。
-画像はONE PIECE 第1056話より引用-
【“個”の力から“数”の力へ】

-ONE PIECE 第956話より引用-
武者ぶるいがする…
久しぶりだな…
追われる立場に戻るのは… フフ
世界会議(レヴェリー)において王下七武海制度の撤廃が可決され、ミホークの“七武海”としての権利は全て剥奪。ただの海賊に戻りました。
それにより拠点とするクライガナ島シッケアール王国跡地には多くの海兵が押し寄せました。討伐対象になったのです。その時のセリフが上のモノでして。
この王下七武海制度の撤廃が今回の「クロス・ギルド」に名を連ねる事になる直接の要因だと思われます。しかしながら“孤高の戦士”というイメージが強いミホークですから、少なからず疑問点があるのは確かであります。ましてやバギーに従ったなんて考えにくい。その点はゾロも指摘しております。
僕は、流石のミホークも1人では大変だったんじゃないかなと考えています。たった1人で押し寄せる海軍本部の相手をするのに苦労したんじゃないかな?と。
ポイントはですね…

-ONE PIECE 第800話より引用-
どんなに強いヤツでも
“数”という力には敵わぬ!!
↑このオオロンブスのセリフだと考えております。いくらミホークが世界一の大剣豪であって“個人”の力が桁外れでも、海軍本部の“数”の力の前には敵わない。ここなんじゃないかなと。
古くは魚人族が人間によって海底に追いやられた件です。人間の10倍の腕力を誇る魚人族が追いやられるのです。ロビンは「“多勢”という力には何者も及ばないわ」と言っていました(第500話)。
“個”の力から“数”の力へ
この方向へ物語は大きくシフトして行っているのだと思います。もう個人的な強さがモノをいう戦いは終わったんだと思うんですね。ワノ国編のカイドウ戦を境にしてです。

-ONE PIECE 第795話より引用-
最強の生物と呼ばれる四皇カイドウをルフィが「一対一(サシ)」で倒しました。これにて“個”と“個”の力のブツかり合いには終止符が打たれてたと言えるのかも。
次からは“数”であり…

-ONE PIECE 第908話より引用-
その頂点にいるのが、世界170ヵ国が加盟する一大組織である世界政府!! この巨大な組織にどう戦いを挑むのかが今後のポイントになって来るんだと思うんですね。
だからといって、もう幹部戦が描かれなくなるとは考えておりません。ルフィvs○○○、ゾロvs○○というのは今まで通り描かれるでしょう。ゾロとミホークの世界一の剣豪をかけた戦いも描かれると思ってます!!
それはソレ。
バルトロメオ達7人の子分達による「麦わら大船団」が何の為に出て来たのか。ここには意味があるハズなんですよね。巨大な組織を相手にするには、ルフィの方も組織的な力が必要になって来る。こういう事っぽいんですよ。
その組織力にミホークも参ったのかも。
倒しても倒してもドンドン投入される海兵にウンザリしたんじゃないかな。体力は無限じゃないんですからね。ちょっと考えなきゃならないな、と。それが「クロス・ギルド」に名を連ねる要因なのかも。1人では限界があるぞと。
【“参加”か“参画”か】

-ONE PIECE 第1056話より引用-
ちょっと気になっているのが…
“参加”or“参画” の部分!!
どちらも加わる事には違いないんですけどね。“参加”というのは、すでにあった「クロス・ギルド」に後から入ったって事なんです。一方の“参画”というのは、「クロス・ギルド」の設立の段階から入っているって事になる。
ここがまだハッキリしません。
バギー単独… あるいはバギーとクロコダイルで「クロス・ギルド」なる会社ができたのが始まり。そこにミホークが入るのだろうか。あるいは元七武海の3人が集まって「クロス・ギルド」なる会社を作りましょうとなったのか。そこのトコロどうなんだろう。
いずれにしても…

-ONE PIECE 第1053話より引用-
バギーが新たな海の皇帝(四皇)と目されたのは、ミホークとクロコダイルが下についた事が大きな理由だとは思うんです。中でもミホークの加入は大きなインパクトとなったハズ。ルフィに敗北した過去のあるクロコダイルとは話が違うんですから。
ミホークはですね…
まだ四皇とは呼ばれていない、七武海の称号を剥奪されて“ただの海賊”でしかなかったバギーと手を組んだと思われるのです。どうもそんな感じ。
なぜバギーだったのだろう。
バギーか、「クロス・ギルド」なる会社に興味を持ったって事なんだと思うんですよ。その会社へ“参加”だったにしろ、“参画”の段階から名を連ねていたにしろね。
謎ですよね…。
【ミホークがバギーを選んだ理由】

-ONE PIECE 第50話より引用-
ミホークという男に対する僕の個人的な印象になりますが。策を巡らすタイプとは思えないんですね。「クロス・ギルド」に名を連ねた裏に思惑だとかを持っているとは思えなくて。
その点クロコダイルは真逆です。思惑バリバリの様な気がしております。それこそバギーを利用して何か企んでそうな気がして仕方ありません。
また、同じく七武海の称号を剥奪された者同士といった仲間意識や同情をミホークがバギーに感じたとも思えなくて。そういったタイプとは思えないんですね。これも個人的な印象に過ぎませんけど。
それに加えて、
“個”の力から“数”の力へと書きましたが、ミホークがバギーの下へ逃げ込んだなんて考えておりません。海軍本部の“数”の力に苦慮したとは考えていますが、助けてくれってタイプではなさそう。
それにしたってミホークがバギーを選んだのは間違いないんですよね。何か理由があるのは間違いなさそう。そこで僕の中で浮かんでいるのが…
武者修行なのかな?
ワラワラと湧いて出る様な雑魚の相手はしたくない。それは他に任せて自分は強い者だけ相手をするなら組織に入るのが良い。できれば強い海賊の組織(海賊団)ではなく… って感じでバギーだったのかなぁと。
武者修行ができる場所として選んだのがバギー。例えば赤髪海賊団に身を置けば、最も強い者を相手にするのは大頭シャンクス。それが、バギーの下ならミホークが前に出られますもんね。

-ONE PIECE 第52話より引用-
ミホークはミホークで武者修行をして、今でも最強なのに更に腕と名を上げてゾロを待つんじゃないか。その為の居場所とひてバギーを選んだというのが理由というのも面白いかなぁと。
どうなんでしょうね?
他にも何が考えられるでしょうか。まさかミホークがバギーに弱みを握られたとは思いませんけどね。何かしら裏がある可能性もあるでしょうか。
更に考えてみます!!!
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