鈴後の墓標とシャンディアの“身縒木”

1人で墓荒らしと戦い続けたオニ丸
オニ丸が1人で守り続けて来たのは無数の墓標。鈴後では刀を墓標とする習わしがあるんですね。オニ丸は5年以上も墓荒らしから刀を守って来ていた。

この刀と河松とオニ丸のエピソードが僕に空島編を思い起こさせました。


ではまず そのエピソードを振り返りたい。



オニ丸が必死で守り続けてきた刀を
墓荒らしをする河松
どういう訳か河松が掘り起こして奪おうとするんです。

当然 オニ丸は激怒します。
河松の腕に噛み付くオニ丸
河松の腕に噛み付くんですね。


そこで、狐のオニ丸に理解できるかは分からないまでも、河松がその理由を説明します。


まだ百獣海賊団との戦いは終わってはいない。13年後、必ずワノ国中の侍達が立ち上がる時が来る。その時に大量の刀が必要になるだろうから、今から全てを回収して隠しておかなければならない。その為の行為なんだ、と。

加えて、主君の姫君である日和を守れなかったと河松が涙するんです。
霜月牛マル
オニ丸もまた主人(霜月牛マル)を守れなかった過去があるのかな…。
噛んでいた河松から離れるオニ丸
その河松の涙に感じ入るかの様に 立てていた歯を離します。



ワノ国の侍にとって刀というのは特別な存在だと思われます。それ以上に鈴後では墓標の代わりにする程なんですね。その下に亡くなった侍が眠る。これを大切に守って来た。それを河松が奪い取ろうとしてオニ丸が怒る。しかし、その行為にはしっかりとした理由があった。その理由を理解し、河松とオニ丸は和解する。





そこで空島編のヒトコマを思い出して欲しいんです。


怒るカルガラ


ノーランドとカルガラの物語です!!!


シャンディアには“身縒木”と呼ばれるものがあった。
身縒木とは…
それは神聖な白色の木々。そこには、この島(ジャヤ)で亡くなった過去数百年の先祖達の魂が宿ると言います。


それをノーランドが全て切り倒したものだからカルガラ達が激怒した。しかし、そこには大きな理由があったんですね。
樹熱に侵されていた身縒木の林
すでに“樹熱”と呼ばれる病気に侵されていたんです。だから植物学者でもあるノーランドは切り倒す判断を下した。そうしなければ島全体が“樹熱”にやられていたからです。


その理由を知りカルガラとノーランドは和解する。でも残念ながら2人の再会は叶わなかったんですけどね。



似てるんですよね。物語の構成が。






黄金都市シャンドラ
ジャヤには黄金郷がありました。黄金都市シャンドラです。身縒木に宿る魂の中には、“都市”を守って亡くなった先祖も含まれていたでしょう。


黄金の国
かたや、ワノ国もかつては黄金の国と世界に認識されていた。その黄金を欲する外敵からワノ国を守ったのがリューマです。鈴後にはリューマの墓があった。



どうも このワノ国の鈴後の墓と シャンドラの身縒木を重ねて描いてる様に思えて仕方がないんです。



シャンディアが守ったのは財宝ではなく“都市”。しかし正確には…
カルガラとポーネグリフ
ポーネグリフを守る為に戦い滅びたんですね。黄金の大鐘楼と共にあったポーネグリフを守ったんです。


ならば リューマはどうなんだろう。牛鬼丸のセリフでは黄金を欲する者から国を守ったとされています。しかし 今のワノ国に「黄金の国」の名残りなど無い。何か別の物… 実はリューマもポーネグリフを守り戦ったのではないだろうか。


リューマは都の空に現れた竜を斬ったと言います。
ブルックが見つけたポーネグリフ
その花の都の城の地下にはポーネグリフがあるんです。まさか これを守って戦ったんじゃないだろうねェ。


シャンディアが守り抜いたポーネグリフには「古代兵器ポセイドン」の記述があったんです。ワノ国のポーネグリフには3つ目の「古代兵器ウラヌス」の記述があったり? その“こけし”が並ぶ部屋のポーネグリフには何が刻まれているのだろう。ここに関わる話となれば盛り上がりますよ〜!!!



空島編とワノ国編で、あたかも被せる様なエピソードが描かれた。何か大きな謎が隠れている可能性がありそうな。


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