【最終章】構成の組み直しについて

4週に渡る休載期間も残り1週となりました。いよいよですね!! そこで今回は休載前のメッセージにあった最終章の構成を組み直しされるって話から1つ。何をどうするつもりでいらっしゃるのかな。
-画像はワンピーススタッフ公式Twitterより引用-
【最悪の世代9人のルーキー誕生】
尾田先生のメッセージには「最終章もなるべく早く締められる様に構成組み直したいしなー」とあるんですよね。そこで、おそらくONE PIECEは1200話と少しで完結すると僕は考えております。現在は第1053話ですからね、残り150話ほどかなと。
そう考えると、あと3年と少しとなりそうですから2025年で完結って感じなのかなぁと。どれくらい休載が入るかにもよりますのでハッキリはしませんけども。大体の目安としてです。
尾田先生が最終章に割り振った話数は約150。そこまで多くはないんですね。そう考えると、“戦闘の数”や“訪れる島”の増減というのはなさそうなんですよ。順番も決まってそう。
・聖地マリージョア及び海軍本部
・エルバフ
・ラフテル
・魚人島(滅ぼす為)
・ロードスター島?
最後のロードスター島には行くかどうか分かりません。そこに行かずとも「その先の冒険」を始めているという話。それ以外となると4ヶ所ほどになりますもんね。行かない場所なんて無いハズですし、行く順番に手をつける余地があるとは思えないんです。
そして、残る大物となると…
・ドラゴン率いる革命軍
・四皇シャンクス
・四皇ティーチ
・四皇バギー
・世界一の剣豪ミホーク
・ウィーブル
・ロキ王子
・イム&五老星
・サカズキ元帥率いる海軍(コビー)
・Dr.ベガパンク
この辺の面子がメインとなって、どう麦わらの一味に関わって来るのかなぁって感じなんですよね。そしてロックス海賊団の船長ロックス・D・ジーベックの謎でしょうか。どこでどう登場させるかは決まってそう。
ほとんどが連載初期から登場する者達なんです。もう最終章における活躍は決められていたモノと考えます。コッチじゃなくてアッチで出そうとか… 話数的に余裕は無さそうなんですよ。
そこで。
当初の予定を大幅に変更させた存在というのがあるんですよね。あらかじめ決まっていただろう最終章、そこで描かれる最終決戦の意義すら変えたと思われる存在。

-ONE PIECE 51巻より引用-
シャボンディ諸島編で登場した最悪の世代、9人のルーキーの存在であります。ルフィ・ゾロ・ティーチを除いた最悪の世代9人であります。ポッと出のキャラ達なんですよ。
その登場回は第498話“11人の超新星”です。この回の前までは尾田先生の構想ノートに誰一人としていなかったらしい。それを一気に作り上げて登場させたって話なんですよね。
この9人というのが、ルフィが新世界に入って以降のストーリーを大幅に変更させたと思われるんです。そして最終章をも、です。
【ドレスローザ編は追加された物語!?】

-ONE PIECE 98巻SBSより引用-
ドフラミンゴの初期構想というのがあるんですよね。当初ドフラミンゴは、カイドウの強力な仲間としてワノ国で戦う予定になっていたそうです。それで百獣海賊団とドンキホーテファミリーの幹部達はトランプに関するモノとなっている。
これが変更になったのはトラファルガー・ローの登場が大きく関わっているのかも知れません。ドフラミンゴとロー、そしてコラソンがドレスローザ編の物語の軸にあるんです。
ローというキャラを作り出した為に、ワノ国で戦う予定だったドフラミンゴをそこから外し、別個でドレスローザ編が作られたのかも。
こういうのは他にもあるかもね?
9人のルーキーというのはただ漠然と作り出されたのではなくて。新世界で構想されていたストーリーに組み込ませながら、また構想を変更させつつ生み出されたのかも知れません。
そして最終章です。
【最終決戦と最悪の世代】

-ONE PIECE 第972話より引用-
光月おでんがトキに遺した手紙。そこには「“巨大な戦”の主役達が新世界に押し寄せる」とあります。こういう話ではなかったと思うんです。これこそが最悪の世代9人のルーキーが登場した事で変更になった部分だと思うんですね。
この“巨大な戦”というのは…
・世界中を巻き込む程の“巨大な戦い”
・大海を分かつ程の“巨大な戦”

-ONE PIECE 第576話より引用-
いわゆる世界政府との最終決戦を指すモノと思われますよね。この戦いに挑むのはルフィであって、ルフィが「主役」。ここにキッドやローが含まれて「主役達」となったんだと思うんです。
ここに構成の組み直しが必要なのかも。
9人のルーキーそれぞれを最終章にどう組み込むのか。ここに手をつける余地があるんじゃないかなと。大きな流れは出来上がっているとは思うんです。9人それぞれをどこにどう組み込むのかは、です。
それでも9人って多いんですよね。それぞれに人気もある。しっかりと最終章を前にして決めておかないと物語が長くなる可能性が大。ここっぽいんですよ。

-ONE PIECE 51巻より引用-
このワノ国でホーキンスは死んだんじゃないかという話もありますけどね。まだ分からないと僕は考えます。あのシャボンディ諸島編で誕生した9人のルーキーが、最終章のどこにどう当てはめられるのか。ここが1つの見どころになりそう。それを休載期間中に尾田先生が色々と構想を練って下さってるんじゃないかな。
シャボンディ諸島に集結した11人の超新星。これがまた再び集結する様な気がしています。最終決戦を前にしてね。そうは言っても、そこに至るまでのストーリーでも登場するハズです。そう多くはない最終章でルフィ達が冒険する先々にも?です。
それこそ文字通り、最悪の世代が最終章を引っ掻き回す様な気がしてます。それこそ尾田先生の構想をも引っ掻き回している。その最中なんだと思うんです。連載当初の構想を大幅に変更させてるんじゃないかな。
あと1週間です!!!
7月25日(月)で休載が明けて最新話が届きます。ワクワクしますね!! 更に色々と考えて行きたいと思います!!
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