アラバスタ王国に関する事件と古代兵器プルトン

世界会議解散後、リュウグウ王国王家の一行が聖地マリージョアを出航した直後に事件は起こった。それはアラバスタ王国に関する事件だそうです。何が起こっていたのか。ここについて改めて考えてみようと思います!!
-画像はONE PIECE 第956話より引用-
【アラバスタ王国に死者は出ていない】

-ONE PIECE 第956話より引用-
世界経済新聞社社長モルガンズのセリフから、世界会議において「死者」「議決結果」など3つの“ビッグニュース”が起こっていた事が判明しています。「議決結果」以外がアラバスタ王国に関する事件と繋がっていそう。
ガープの話からも、アラバスタ王国に関する事件において血が流れているのは間違いないと言って良さそうです。ならば「死者」というのが当てはまるのか?と。
しかし、僕はアラバスタ王国に関する事件で死者が出ている可能性は低いと考えています。この事件の現場には“ある医者”がいてくれたと考えているからです。
そこでまず取り上げたいのが…

-ONE PIECE 第956話より引用-
悪ブラックドラム王国のワポル王によるリーク情報です。これこそまさに世界会議で起こった事件に関するリークなんだと思うんです。ならばアラバスタ王国に関する事件一択だと考えます。
今から8年前の世界会議において、当時ドラム王国国王ワポルとアラバスタ王国国王ネフェルタリ・コブラには因縁があるからです。その時ワポルはビビとも会っております。手が滑ったとビンタしているんです。そして、ワポルと因縁があるのはアラバスタ王国だけじゃないんです。

-ONE PIECE 第906話より引用-
サクラ王国(旧ドラム王国)の国王ドルトンです。ドルトンというのはワポルの部下(守備隊隊長)だったのです。今年の世界会議で2人は再会。そこでワポルが言うんです。
「必ず復讐してやるから」
ここまでを踏まえますと、ワポルによるリーク情報というのは因縁のあるアラバスタ王国やサクラ王国を陥れるモノと考えられると思うんです。まさか世界政府の闇を暴く情報だなんて考えられない。
おそらくなんですが…

-ONE PIECE 第906話より引用-
アラバスタに関する事件において、サクラ王国に濡れ衣を着せる(無実の罪を負わせる)様な事をモルガンズにリークしたのだと思うんです。そう考えると、ドルトンやDr.くれはが事件の現場にいた可能性は極めて高い!! こう思うんですね。
僕は、Dr.くれはがいて死者が出ていたとは思えないんですね。血は流れたにしても、コブラもビビも死んではいないと考えています。必ずやDr.くれはが助けてくれている。しかし、そこをワポルに付け入れられたのではないか?と。
しかしながら、死者が出ている可能性もあります。だとすればコブラが該当すると考えます。そういう事なら更に深刻な話になって来ます!!
【アラバスタ王コブラと五老星の面会】

-ONE PIECE 第823話より引用-
体調がすぐれないのに世界会議に参加したコブラの目的。どうしても世界政府に問いたい事があったみたいです。それは“歴史の本文(ポーネグリフ)”に関する事らしい。
ロビンと話した事で、ポーネグリフについて思い違いをしていた事に気づいたんですよね。ポーネグリフというのは古代兵器に関する事が記されているだけじゃない!!

-ONE PIECE 第218話より引用-
「語られぬ歴史(=空白の100年)」を記すモノがある!! 空白の100年の記録こそがポーネグリフなんだ、と。そこに気づいたコブラが「ならばなぜ我々はー」と続けたのです。
これを世界政府に聞きに来たと思われます。

-ONE PIECE 第823話より引用-
空白の100年において当時のネフェルタリ家の王は何をしたんですか?その事がポーネグリフに記されているって本当ですか?みたいな。まぁココまでは五老星も想定内かもね。
最もヤバいのはもしかすると…
①語られぬ歴史
②古代兵器
ポーネグリフに記されるという上の2つの両方に我々の先祖が関わっていたんじゃないでしょうね?と。これをコブラは五老星に問うたのではないか。
もっと端的に言うとですね、

-ONE PIECE 第395話より引用-
古代兵器復活の恐れがあるからとポーネグリフの研究を禁止するのは建前で、自分達が古代兵器を使用した過去を知られたくないのが本音なんじゃないか?と。
どうしてそうなるのか。
古代兵器プルトンはアラバスタ王国にあるとコブラは思っていたからです。これはロビンとの会話から明白なんですよね。コブラからすれば、20人の王達であった自分達(ネフェルタリ家)がポーネグリフとプルトンの両方を隠し持って来た様なモノなんです。
先祖が使って隠して来たんじゃない?と。
だからこその「ならばなぜ我々はー」であって。
これを踏み込まれたからアラバスタ王国に関する事件が勃発したんじゃないだろうか。コブラは知り過ぎた。事件の首謀者は世界政府(CP0かCP9)であり、だからこそ報道の揉み消しに走った。
やはり世界政府は…

-ONE PIECE 第395話より引用-
“ある巨大な王国”を古代兵器によって跡形もなく滅ぼしていたんじゃないかな。これが空白の100年の真相であって。古代兵器ポセイドンは考えられないので、それ以外の2つ!!
・古代兵器プルトン
・古代兵器ウラヌス
このどちらかを世界政府は使用した!!?
ただし、古代兵器プルトンはアラバスタ王国ではなくワノ国にある事が判明しました。だからといって古代兵器プルトン使用の可能性が消えたワケじゃないんです。
元々は古代兵器プルトンのありかはアラバスタ王国だったのかも。しかし、後でワノ国に移動させた可能性もありそう。アラバスタ王国から古代兵器プルトンをワノ国に、その代わりワノ国からアラバスタ王国にポーネグリフを。そうやって両国で秘密を守って来たんじゃないか。
この可能性が消えても、まだ古代兵器ウラヌスがどこにあるのか不明なんです。これこそ世界政府が隠し持っているのかも知れない。何にせよ世界政府と古代兵器というのはトップシークレットなんじゃないか。

-ONE PIECE 第908話より引用-
その話がコブラと五老星との面会で出たんじゃないのかなぁと。しっかり話がコジれたと思うんです。漠然とした問いではなく、コブラは核心を突く問いを発してしまったのではないか。
【アラバスタ王国と古代兵器プルトン】

-ONE PIECE 第1053話より引用-
アラバスタ王国にあったポーネグリフを読んだロビン。そこには古代兵器プルトンはワノ国にあると記されていたそうです。
ただし古代兵器プルトンのありかがワノ国というのは、あくまでもポーネグリフが読めたロビンの視点によるモノです。僕達読者はその視点を共有できているから、古代兵器プルトンはワノ国にあるモノだと分かってますけどね。

-ONE PIECE 第218話より引用-
・コブラ
・クロコダイル
この2人は、古代兵器プルトンはアラバスタ王国にあるものだと信じていたワケです。これはつまり何らかの秘密を知れた者でも、実際にポーネグリフが読めなければ古代兵器プルトンの“真のありか”は分からないって事。こうなりそうなんです。
この点を踏まえますと…
もしもアラバスタ王国に関する事件でコブラを消す事に成功し、王女ビビにも何かをしようとしていたとして(イムが持つ写真)、何をどうしたかったのか。

-ONE PIECE 第1028話より引用-
ワノ国にしようとした様に、世界政府はコブラ達を消してアラバスタ王国を直接支配下に置くつもりだったんじゃないか。いや、今もそれで動いてるんじゃないか。
狙いは古代兵器プルトン!!?
この流れが頭に浮かぶのです。
世界政府も古代兵器プルトンはアラバスタ王国にあると信じているんじゃないか。なぜなら、アラバスタ王国が隠して来たポーネグリフを読んでいるとは思えないからです。それを読まないと“真のありか”は分からないっぽいんです。
第1053話で古代兵器プルトンがワノ国にあると判明するまで、僕達はコブラのセリフにダマされて来たんですよね。しかし当のコブラもダマされて来たと言えそう。自国にあると信じていた。ダマした張本人は誰か。コブラの先祖と光月家と言えるかも。
ならば、
このトリックにかかったのは僕達読者とコブラやクロコダイルだけなのかな。世界政府もダマされて来てる可能性もあるのかも。アラバスタ王国に関する事件に古代兵器プルトンが絡んでいる可能性があるのかどうか。
見守りたいです!!!
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