【光月家と鬼徹一派】“初代鬼徹”の持ち主について

ONE PIECEの休載期間中に週刊少年ジャンプにつく小冊子「Road To Laugh Tale」。その「Vol.2」にて刀剣についての特集が掲載されております。ここから今回は1つ行きたいと思います。「持ち主不明」とされる“初代鬼徹”ですね!! 最新の情報(第1053話まで)も交えながら行きましょう!!
-画像はONE PIECE 第97話より引用-
【“初代鬼徹”と光月家】

-ONE PIECE 第97話より引用-
優れてはいるがことごとく妖刀だったという鬼徹一派の刀。その名(鬼徹)を冠した刀は3振りあります。それぞれ名工の作として位列しております。
・初代鬼徹(最上大業物)
・二代鬼徹(大業物)
・三代鬼徹(良業物)
ゾロがローグタウンの武器屋で貰った“三代鬼徹”。この刀の作者は今もワノ国にて存命の天狗山飛徹だと明かされました。“二代鬼徹”は先祖の「古徹」の作とも証言。鬼徹一派は滅んでいなかった。
そんな天狗山飛徹の驚きの正体!!

-ONE PIECE 第1053話より引用-
亡くなったと思われていた光月スキヤキ(元ワノ国将軍)だったのです!! 「刀鍛冶は才能があったが趣味だ」との事。趣味で業物が打てるんですからね、相当な才能の持ち主と言えるでしょう。
つまり、
光月家=鬼徹一派
↑こういう事であって。“光月スキヤキ”は本名、“天狗山飛徹”は号(本名とは別の名称・称号)って事になるでしょうか。屋号ですかね。
“二代鬼徹”を打った「古徹」という人物も実は「光月○○」という名の将軍だったと思われます。いつの時代の人かは分かりません。しかし“初代鬼徹”の作者は想像できます。
“初代鬼徹”を打ったのは800年前の光月将軍だと考えます!! その最上大業物を打てる程の名工の手によって作られたノミやタガネなどの石工道具があってこそ…

-ONE PIECE 第818話より引用-
“歴史の本文(ポーネグリフ)”が作れたのだと思うんです。光月家は優れた「石工の一族」であり、尚且つ優れた「刀鍛冶」だったからこそポーネグリフが作り出せた。そこに“流桜”でしょうか。
・石工の技術
・刀鍛冶の才能
・流桜(=覇気)
この3つが揃ってこそのポーネグリフ。800年前の光月家には全てがトップレベルで備わっていた。そうでなければポーネグリフは作れなかった。こういう事かもですね。
【刀は持ち主を選ぶ】

-ONE PIECE 第1033話より引用-
刀鍛冶にして剣豪(96巻SBS)とされる霜月コウ三郎が言います。妖刀というのは弱者が恐れて名づけるモノで、実際には名刀である。名刀とは、その刀に見合った剣士でなければ扱えないという事。
“二代鬼徹”を「わしは持ちたくない」と言った光月スキヤキ(天狗山飛徹)は、息子おでんと違って剣士としての腕前はそこまでじゃなかった様子。
そして霜月コウ三郎はこうも言います。

-ONE PIECE 第1033話より引用-
名刀は人間を見てる
己に見合った剣士を選ぶ…!!
これはローグタウンの武器商いっぽんマツも言っておりました。それは「刀は持ち主を選ぶ」というモノ。そして小冊子「Road To Laugh Tale Vol.2」にはこうあります。
刀は持ち主を選び
剣士の真価を映し出す
そして位列別に刀剣が紹介されているのです。その持ち主と共に。白ひげと“むら雲切”、ロジャーと“エース”、ミホークと“夜”といった具合にね。
“初代鬼徹”については「持ち主不明」。
そうはいうものの…

-ONE PIECE 第233話より引用-
↑この刀こそが“初代鬼徹”っぽいんですよね。五老星の1人が持つ刀こそが。 とすれば、“初代鬼徹”はこの人物を持ち主に選んだという事!?
そうなりますよね…。
【“初代鬼徹”の持ち主】

-ONE PIECE 第912話より引用-
ルフィが手にするのは“二代鬼徹”で、その横のゾロが手をかけているのが“三代鬼徹”です。その特徴的な“鍔(つば)”のカタチと“柄巻”から、おそらく五老星が持つ刀こそ“初代鬼徹”。
いっぽんマツの話では「この世に“鬼徹”を剣士は一人もいねェ」という事でしたけどね(第97話)。「この世」というのがポイントになりそう。その部分に点が打たれて強調されているのです。
五老星というのは天竜人の最高位だそうです(第907話)。天竜人というのは“神”でありますから、それが住む場所は「この世」ではない。

-ONE PIECE 第760話より引用-
元天竜人ドフラミンゴが言う様に、聖地マリージョアは「天国」である。何より、そこに住む五老星の1人が“初代鬼徹”を持っている事などローグタウンの武器商が知るハズもない。こういう事じゃないかな。
しかし、実際に五老星が持っている。呪いを受けてもいない。妖刀を名刀として扱えているという事。“初代鬼徹”が己に見合った剣士として…

-ONE PIECE 第594話より引用-
↑この人物を選んでる。鞘から刀を抜いても何も起こらないんですもんね。相当な剣士と見受けられます。何者なんだ?って話なんです。
その服装からしてワノ国に関係する人物なんだと思われる。それがなぜか聖地マリージョアに天竜人の最高位(五老星)として存在する。問題はその血筋なんですね。
最近になって2つの可能性が浮上してます。
①天月トキの血筋
②霜月牛マルの血筋
このどちらかじゃないかな?と。
ワノ国の外に出てる。この事から連想されるのは①か②なんじゃないかと思えて来るんですよね。天月か霜月か、なんですよ。

-ONE PIECE 第965話より引用-
トキ(旧姓天月)が生まれた場所というのがワノ国ではないんです。どこなのか本人は知らないそうです。何があってトキの両親はワノ国を出ていたのか。全く不明なんです。
これが明かされるのはまだ先の様子。
問題は②なんですよ。

-ONE PIECE 101巻SBSより引用-
尾田先生が「牛マルの血筋についてはまだ描くか、隠すか迷ってるので」とSBSにて言っておられます。ゾロの父親ではないのだが似てるよねーと。これは侍リューマにも関するモノです。
この霜月の血筋… なかなかの剣豪揃いなんですよ。ゾロも関わっていそう。この霜月家の遥か昔の先祖が、あの“初代鬼徹”を持つ五老星の謎に絡んでいるんじゃないのか?と。
おそらく今後、ゾロとその五老星は対峙する事になると思うんです。戦うのかも知れません。それは霜月の血筋の謎にケリをつけるモノとなるのではないか。
ここがチラチラするんですよね。

-ONE PIECE 第1023話より引用-
ゾロと何らかの関係がありそうな霜月牛マルの先祖がリューマ。その先祖にあの五老星の1人がいるとすれば、“初代鬼徹”に選ばれた剣士の資質としては十分である気がするんです。
どう思われます?
それはつまり、“初代鬼徹”を持つ五老星の1人とゾロとの間にも因縁(血縁)があると考える事にも繋がりそう。それはそれで興奮します!!
見守りたいです!!!
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