ジェルマ66の表紙連載と本編のリンク

ジェルマ66のあゝ無感情海遊記「逃げ損ねた科学者」-ワンピース最新考察研究室.1052

表紙連載で描かれる“ジェルマ66のあゝ無感情海遊記”。捕まってしまった2人の弟を救い出しにホールケーキアイランドに侵入したレイジュとイチジ。助け出す事には成功、そこにシーザーが登場ってトコロまで進んでおります。気になるのは本編の影響ですよね!!

-画像はONE PIECE 第1052話より引用-

【表紙連載の時間軸】


ジェルマ66の表紙連載で描かれる事柄が“いつ”の出来事なのか。これは重要なポイントになると思うんです。どこまで推察する事が可能なのか。

現時点で言えるのは…

①本編より少し過去にさかのぼる
②マム達がワノ国に向かった後

こうなりそうですよね。

ただし、このジェルマ66の表紙連載がスタートした第1035話“ゾロvs.キング”の時点からの過去です。すでに最新の第1053話では、鬼ヶ島の決戦が終わって1週間が経過しております。ここからさかのぼるワケではないです。

そして、マムがホールケーキアイランドにいないからこそ救出が成功したのだと思うんです。表紙連載に今後マムが登場するとなると驚きです。おそらくは登場しない。

ならばマムの出航は“いつ”なのか。

マム「麦わらの首はおれが取らねェと」-ワンピース最新考察研究室.907
-ONE PIECE 第907話より引用-

ホールケーキアイランドにいるマムがカイドウに連絡を取っていましたよね。これは聖地マリージョアで世界会議が開幕する直前でした。王族の護衛がある海軍は慌てたのです。

これが“いつ”なのかというと…

ナミが読む新聞の内容について語る -ワンピース最新考察研究室.910
-ONE PIECE 第910話より引用-

ルフィ達がワノ国に入国する前日と考えられるのです。ナミの読む新聞の内容から推察できるんですよね。それに加えて、マムとカイドウが通信している第907話の前後の描写から考えるに。

その新聞にはマムとカイドウの事が掲載されていましたが、チョッパーとサンジが紙面を切り抜いた事で何の事やら分からずじまい。結果的にマムが来る事を事前に把握できなかった。

これにより…

表紙連載“ジェルマ66のあゝ無感情海遊記”というのは、世界会議の開幕直前(前日?)から鬼ヶ島決戦までの2週間の出来事だと推測できます。まぁまぁ重要なポイントになります。



【表紙連載と本編のリンク】


表紙連載というのは本編の後日談であって。本編での出来事の後でそのキャラに何があったのかを捕捉してくれる内容となっています。それがまた本編に繋がって行く事が多いんですよね。

今回のジェルマ66の表紙連載に関しては…

第1040話扉絵 -ワンピース最新考察研究室.1040
-ONE PIECE 第1040話より引用-

表紙連載にマムが登場する本編にて、そのマムがキッド&ローに敗北するという構成になっている事が非常に気になるワケです。ここを合わせた意図であります。

表紙連載の裏で様々な出来事が起きているのです。世界会議とワノ国のアレコレと同時進行なんですよね。もしかすると、リアルタイムで起きた本編の様々な出来事が表紙連載に影響を及ぼす可能性がある。

これは初めての事かも!!

現在進行形の本編の内容が、少しさかのぼった過去を描く表紙連載に関わって来る事なんてなかったと思うんです。これまではね。画期的な表紙連載になる可能性があります。

そういう意味でも今回のジェルマ66の表紙連載には注目すべきであって。マムの敗北ですら今回の表紙連載に関わって来る可能性もあるんですよね。

第902話“END ROOL”から第1035話“ゾロvs.キング”までの本編のアレコレ、及びビッグ・マムの敗北が今回の表紙連載に影響を及ぼすのかどうかです。十分に可能性があると言えそう。

マムのナワバリを取り巻く環境です!!

それを踏まえて考えたい。



【ビッグ・マム不在のトットランド】


5番目の「海の皇帝」現る!!! -ワンピース最新考察研究室.903
-ONE PIECE 第903話より引用-

当事者でもあったモルガンズによる新聞報道。そこにはルフィがビッグ・マム海賊団に対して実質的な勝利を収めた事が載っているんです。しかも、マムがワノ国に向かうというのも大々的に報じられていたと考えられる。麦わらの一味は読めませんでしたけどね。

ルーキーである麦わらのルフィでもそれが出来たのかと。しかも怪物マムは不在となれば、ビッグ・マム海賊団の本拠地であるトットランドを狙う者も現れるかも知れない。

しかも…

ジェルマ66のあゝ無感情海遊記「逃げ損ねた科学者」-ワンピース最新考察研究室.1052
-ONE PIECE 第1052話より引用-

弟を無事に助け出したにしても、そう簡単にイチジ達がトットランドを逃げ出せるモノなのか?と。手負いでしょうがカタクリもクラッカーもいるんです。シーザーが登場したものの…とね。

何かしらの混乱が起き、それに助けられるカタチでイチジ達が脱出に成功する。こう考える方も少なくないと思うんです。僕もこの可能性は十分にありそうだな、と思っています。

混乱が起きるなら、その首謀者です!!

僕が最も可能性が高いと考えるのは黒ひげティーチでもバギーでもありません。色々とアレコレ考えた結果、もしもマム不在のトットランドを襲う者がいたとすれば…


海軍本部かなぁ…


↑↑↑どう思われます?



【トットランドと「SSG」】


もしもジェルマ66の表紙連載に本編の影響が及ぶといたします。世界会議編やワノ国編のアレコレが関わって来るといたします。それで考えると、トットランドを海軍本部が襲う可能性が最も高いと考えています。

そう考える理由として…

①無感情海遊記
②七武海に代わる「SSG」の存在
③シーザーの登場
④世界政府の艦隊襲撃

この4点になります!!

まずは… 逆に④からが早いですかね。

モルガンズ「情報操作なんてさせねェ」-ワンピース最新考察研究室.1053
-ONE PIECE 第1053話より引用-

ワノ国近海にいたビッグ・マム海賊団(スムージー達)が、CP0ゲルニカのいる世界政府の艦隊を襲撃してるっぽいのです。どうしてそこに手を出すんだ?と。少し不可解なワケです。

もちろん敵対関係にありますからね。手を出したからって別におかしくはないんです。それは分かるんですけどね。その艦隊を襲撃したからってスムージー達に何の“利”があるんだって話。別にマム&ペロスペローの敗北に世界政府は絡んでおりません。

世界政府に対して何かありそう?

そこで続けて③に行きましょうか。

シーザーが「逃げ損ねた科学者」として表紙連載に登場。すぐさまジェルマ66のヴィンスモーク・ジャッジとの事が浮かびましたよね。また再会する事になるのかも、と。

しかしシーザーにはね…

シーザーを追放するDr.ベガパンク -ワンピース最新考察研究室.684
-ONE PIECE 第684話より引用-

Dr.ベガパンクとも関係性があるんです。いずれも無法な研究チーム「MADS」にいたメンバーであります。もうシーザーとジャッジの再会は描かれました。またジャッジ、よりも今度はDr.ベガパンク。こちらの方が面白そうな気がしません?

となると②ですよ!!

Dr.ベガパンクのいる海軍特殊科学班「SSG」が何かを完成させているんですよね。それが七武海制度撤廃による海軍本部の戦力低下を補うモノと期待されています。

その海軍本部の新戦力というのは…

「海軍本部」の“新戦力” -ONE PIECE最新考察研究室.985
-ONE PIECE 第985話より引用-

カイドウからして「おれ達」、イコール“四皇”を抑える為の戦力であると思われます。これまで「四皇」に対して「海軍本部」と「七武海」とが当たる事で勢力の均衡を保っていたのです。頂上戦争の構図ですよね。

これらにより…

もしも、その当時“四皇”ビッグ・マム(敗北前)が不在のトットランドを襲う者がいるとすれば、海軍本部が「SSG」の実装実験に使ったと考えるのが良いのかなぁと。その報告を受けたからスムージー達は世界政府の艦隊を襲撃。ここで表紙連載とリンク。イチジ達は逃げ出せるもシーザーは捕獲。Dr.ベガパンクとの再会に繋げる。この可能性。

そして最後に①です。
 
2年前のパシフィスタは「試作品(プロトタイプ)」
-ONE PIECE 第603話より引用-

Dr.ベガパンクが完成させたモノとは、2年前に「試作品」だったパシフィスタの進化系だと思うんです。パシフィスタといえばバーソロミュー・くまですよね。

無感情ですよね???

人間として生まれた記憶もない… ただ世界政府の言いなりで動く人間兵器。当然ながら感情もないでしょう。ここも表紙連載のタイトルと繋げて来るのか?と。

ただし!!!

まだ本編で登場させないモノを表紙連載で先に出すなんて考えられません。ここは考慮すべきです。シルエットだけにとどめるのかな。あるいは僕の予想は外れているか。これは待ちたいです。

ただ、色々と考えてコレなんですよ。

もしもマム不在のトットランドに目をつける者がいるとして、それなりの者になると思うんです。何せカタクリがいるんですからね。

もちろん他の可能性もあります!!

黒ひげ「海軍に取られるぐれェなら おれが貰っちまおう!!!」
-ONE PIECE 第956話より引用-

黒ひげティーチが言っていた「海軍に取られるぐれェなら」というのがトットランドを指している可能性もあります。ここに介入して来ても面白くなります!!

バギーが四皇になったのにマム不在のトットランドのその後が絡んでいる可能性もあるんです。今回のシーザーもバギーも“クラウン(CLOWN)”なのです。マギー弾がシーザーによって強化されるのも面白そう。


まぁでも、まだどこまで表紙連載と本編がリンクするか分からない。何ら影響を及ぼさない時点で話が終わる可能性もあるんです。ここは自由に考えたいトコロ。


どうなるのか見守りたいです!!!

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コメント 6

There are no comments yet.
baron
2022/07/01 (Fri) 07:04

四皇陥落の混乱に乗じて・・・

管理人さん おはようございます。

【表紙連載と本編のリンク】
表紙連載にマムが登場する本編にて、そのマムがキッド&ローに敗北するという構成になっている事が非常に気になるワケです。ここを合わせた意図であります。
 やはり1040話「新世代(ガキ)の耳にも念仏」と重ね合わせている事に管理人さんも気づかれていましたかv-219


・本編 キッド&ロー 二人でビッグマムに挑む➔ビッグマムに勝利
・扉絵 ニジ、ヨンジ 二人でビッグマムに挑む➔ビッグマムに敗北



②七武海に代わる「SSG」の存在
そういえば 七武海撤廃によって 海軍は元七武海だった ミホーク、ウィーブル、ハンコック、バギーを逮捕するために海軍を動員していたけれど バギー以外はどうなったのかも気になりますね。
サカズキ元帥は反対だったようでしたが まあ国を乗っ取られる事件があったから当然と言えば当然なんですけどね。 

シーザーもねえ ビッグマムがやられたと知ったら一安心でしょうな。なんせ ビッグマムから依頼された巨大化の研究に必要な費用を遊び金に使いこんでましたからね(笑) あの逃げ遅れた状況からなんとか切り抜けたいとそりゃあ必死になるでしょうね。



ひーちゃん@管理人
2022/07/01 (Fri) 13:10

コメントありがとうございます baronさん

ジェルマの表紙連載に関しては別で記事を立てずにいたんですよ。どうも掴み所が見出せないと言いましょうか… なんとなくですけど(笑

今回はSSGで1つまとめてみたんですけどね。まだまだ色々と考えられそうな気がします。元七武海をどうしたのかも気になりますよね。そこら辺とも絡む可能性ありそう。

シーザーには驚かされました。彼が今後どう物語に絡むのかにも注目ですね!!

雷斗
2022/07/01 (Fri) 18:03

ビッグ・マム海賊団は離れ離れになったリンリンと合流するために二度目の上陸をしようとしたところ、マルコによって再び滝の頂上から蹴り落とされるという、お笑いでいうところの天丼を演じてしまったわけですが、結局、彼らが三度目の上陸にチャレンジする前に先行したペロスペローとリンリンは倒されて、戦いは終わってしまいました…
彼らがリンリンとペロスペローがどうなったか把握していたのかどうかはわからないですが、おそらく鬼ヶ島の戦いが終わって間も無く、世界政府の船団の存在を発見したのだと思います。
おそらく、ゲルニカと五老星の通信を妨害して通信してきたのはビッグ・マム海賊団の誰かだと思いますが、もし彼らがまだリンリンが倒されたと知らずにいたなら、結局戦いに参加できなかったことを責められるのを恐れて、何か手柄を挙げてから合流しようとして世界政府の船団を襲ったようなことも考えられますが、世界政府の船団を勝手に襲撃するような可能性もまた少ないように思えますね…
おそらく、ゲルニカの通信を傍受してリンリンとカイドウが倒されたことを知り、事実確認の為に襲撃したのではないかと思いますが、戦いから一週間が経過している第1053話現在でビッグ・マム海賊団の話がこの件しか語られていないという事から、ビッグ・マム海賊団は万国に帰還している可能性が高い…
カタクリならば、リンリンが倒されてしまったならスムージー達に必ず帰って来いというような指示をするだろうと思いますし…
世界情勢の変化もあり、万国は国の守りに集中した方がいいでしょうから…

リンリンはマグマの中に落ちたわけですから、子供達は流石に助かっていることはないだろうと考えるでしょうが、長男であるペロスペローはネコマムシに倒されたとは言えども生きている可能性は高く、もし生きているなら、その身柄は海軍によって確保されて感極行き…おそらくはインペルダウン行きは確定的でしょう…
しかし、政府高官であるゲルニカの身柄を保有していれば、ペロスペローとの人質交換みたいな事は交渉可能だろうと思えるんですよね…
あまりまとまりのない家族ですが、頼りの大黒柱だったリンリンを失った今、兄弟姉妹力を合わせて国を守り存続させていこうと団結しているような可能性はあり、ペロスペローが生きているなら、それを救い出そうとするのは人間として当然の動きだろうと思えますから、『ゲルニカ様』は人質として捕まっているんじゃないかと思います。
ゲルニカはヒゲ帽子、マハと共に戦場には行きませんでしたから、もしかしたら戦闘能力は彼らに劣っていて、流石にビッグ・マム海賊団は逆らえなかったのではないか?
また、捕まっているなら、ニジやヨンジのようにモンドールのブクブクの能力によって本の中に貼り付けにされていると思いますが、流石に救出作戦なんか展開されそうではないですし、人質交換があるまでか、ゲルニカは本の中で大人しくしているしかないんじゃないかと思います…

-
2022/07/01 (Fri) 23:34

マムの居ないWCIがどうなっているのかと、スムージー達の動向は気になりますね。
黒ひげ辺りは、マムが居ないとなれば、それこそロードポーネグリフを真っ先に狙ってきそうですし、
スムージー達は、マムを探しているのか、ワノ国への報復を考えているのか、既にWCIに戻っているのか、
何にせよ、トップだけが敗れて配下は生き残っていると言う、これまでの敵にないケースなので、
ルフィに協力してくれそうなカタクリや、プリンの覚醒やサンジとのその後なども含めて、
ビッグマム海賊団残党が最終章でどういう風に本編に絡んでくるのかは非常に気になります。

ひーちゃん@管理人
2022/07/02 (Sat) 17:46

コメントありがとうございます 雷斗さん

なるほど、色々と考えられそうですね!!

マムのその後も気になります。ペロスペローはどうなったのでしょう。スムージー達はワノ国を去ったのかどうか。全く描かれませんよね。さっぱりです。

ここら辺も色々と考えたいですね!!

ひーちゃん@管理人
2022/07/02 (Sat) 17:49

どちら様かコメントありがとうございます

> ビッグマム海賊団残党が最終章でどういう風に本編に絡んでくるのかは非常に気になります。

↑非常に気になります!!

もうアレもコレも描かれる事なく進んでしまってます。色々とまとめて描写されるんだと思うんです。その核となりそうなのが、トットランドの状況って事かもです。この表紙連載でチラリとでも出てくれると興奮しますね!!

見守りたいです!!

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