【第1052話考察】“新しい朝”
扉絵は“ジェルマ66のあゝ無感情海遊記”。

vol.14「逃げ損ねた科学者」
おいおい、“ギャングスター”ガスティーノじゃねェか!! なんだよ逃げ損ねたのかよ、シーザーめ。本の中に閉じ込められていたトコロを助かったのかもですね。イチジ達と共に脱出するならジャッジとの絡みも楽しみ。もしかするとペコムズも本の中に捕まっていたのなら…。
では本編です。
タイトルは“新しい朝”です!!
ー画像はONE PIECE第1052話より引用ー
【ニカの出現と四皇の2人が堕ちたタイミング】

-ONE PIECE 第1052話より引用-
まずはこの五老星のセリフから。上に引用させて頂いたコマの前に1つあります。それと合わせて読むべきじゃないかと僕は考えています。
“ニカ”がついにこの世に現れたか…!!
四皇が2人も同時に堕ちるなど…
これは揉み消せんぞ…!!
情報はすぐに世界を回る
タイミングは最悪と言える……!!
どう対処する
カイドウとビッグ・マムという四皇2人が同時に堕ちるというニュースは揉み消しようがない。どうしたって世界を回ってしまう。このタイミングで“ニカ”が現れてる。これが最悪だと言っているみたい。
カイドウならワノ国の人々。マムならば“お菓子”や“血縁”で支配される者達。四皇ともなればナワバリも巨大ですしね。それ以外にも沢山の人々が解放される事になるんです。
誰がそれを解放したというんだ!!?

-ONE PIECE 第1044話より引用-
そこにルフィが能力を覚醒させて「太陽の神ニカ」となっている事が、世界政府(五老星)にとって最重要課題となっているんじゃないかな。まだニカの事は世界に広がってはいない。どう対処すべきか、と。
今回の話の前にCP0がですね、万が一 「新世代」が勝利すれば世界中で起きている事件に追い風を与える事になると言ってました(第1036話)。これはコレであるんです。
しかし、今回の冒頭1ページを見る限りは1コマ目を受けての2コマ目なのであって。解放の戦士ニカ出現のタイミングで四皇が堕ちた事を最悪だと言ってそうなんです。
早くもワノ国では…

-ONE PIECE 第1052話より引用-
カイドウを倒した男(戦士)の名前が… “ジョイボーイ”として広がっています。「モンキー・D・ルフィ」や「ルフィ太郎」じゃないんです。
注目すべきは 名前か!!?
【ゾウが消えたのなら開国はない】

-ONE PIECE 第1052話より引用-
“ゾウ”が消えたと言うのは本当か?
こう五老星が聞き返してますよね。
ならば“開国”はない、と。これまでと変わらずワノ国は鉄壁の要塞のままだから大軍を送り込んで支配するのは不可能だと。なかなかの切れ物がいる様だと言ってます。
ここで僕が気になるのはですね。
五老星が現地の政府役人に聞いているのが“消えたかどうか”であって、ゾウがワノ国に対して“何かしたかどうか”ではない点です。役人側の「ええ 何もせずに」みたいな補足もない。
ここをどう考えるのか。
おそらくはワノ国が滝に囲まれた天然の要塞である事にズニーシャが変化を来たすんだとは思うんです。しかし単純ではなさそうな雰囲気もありますね。色々と考えたいです!!
【1%の男はバジル・ホーキンス】
20年にも渡る悪政から解放されたワノ国の人々が勝利に沸く。一方 鬼ヶ島の城内では倒れるドレークのもとにホーキンスが訪れています。「海兵なのか?」と聞かれたドレークは「答えるか…!!」と。

-ONE PIECE 第1052話より引用-
そして先の占いの話が出るんです。「ある男が明日まで生きている確率」です。誰なんだろう?いや、もうアニメでは答えは出てますよ、なんて話もありました。
答えは ホーキンス自身だったのです。
あの時 ホーキンスは1%しか確率がないのか… と思いつつだったんです。だからといって「裏切るなら今だぞ」と言われても拒否した。それがホーキンスなりのケジメ。
怪物カイドウを目の前にして死を悟って手下になった自分。かたやキッド達は死をも覚悟しつつ抵抗をやめなかった。そんな自分が今更キッドに尻尾がふれるのか?と。
まだホーキンスは退場しませんね!!
1%あるんだから「ガフッ」ってなったけど死んではいないと考えています。ちゃんとケジメはつけたんだからね。ここで物語から退場するとは思えないんですけどね。見守りたいです。
おそらくドレークが連行するのかなと。海兵である事もバレてますしね。となるとインペルダウン行きが予想されますよね。再びインペルダウンが舞台となるストーリーが用意されてそう。

-ONE PIECE 第666話より引用-
そこにはボン・クレーもいる、ドフラミンゴもいる。ここを舞台とする物語においてホーキンスは再登場の流れになるのかも。ここもまた色々と考えたいですね!!
【イゾウとアシュラ童子の死】
“鈴後”にある刀神様(リューマ)を祀るお堂の前で錦えもんと河松が語り合っています。錦えもんが、花の都を一望できる丘に主君おでんを祀りたいと。康イエやワノ国の為に戦った大名達も共に。
その話の流れで…

-ONE PIECE 第1052話より引用-
アシュラ童子とイゾウが亡くなっていた事が判明しました。これは悲しい!! どうにか生き延びていて欲しかった!! とても残念です。
この話が出ましたので、カン十郎やオロチも死んだと考えて良さそう。もちろんイゾウが道連れにしたCP0の1人もです。
また逆に、この2人の他には主要なキャラは亡くなっていないと考えられます。注目はお鶴達ですよね。次回で描かれるだろう宴にて元気な姿を見せてくれるモノと考えています。
【ルフィとゾロが目覚める】

-ONE PIECE 第1052話より引用-
ルフィとゾロが目覚めて大喜びの皆んな!!
7日間も寝込んでいたみたいです。心配されたのはゾロの容体でしたが、どうにか生還してくれました。あの死神の描写は死の淵にいたって事だったのでしょう。
すぐにルフィは肉、ゾロは酒を所望しますが、モモの助が国をあげての宴をするので「あまり食うな」と。もう今日しよう!! だって。
ゾロはサンジとの話を忘れていませんでしたね。「“正気”じゃなかったら」ってやつ。仲良くケンカです(笑) ヤマトはヤマトで願掛けに何も食べずに我慢してくれていたみたい。決戦の後はこんなホッコリした話が良いですね!!
皆んなで仲良くお風呂に入って。さぁ宴だ!!!
【父おでん譲りの強靭な体】
日和から飛び蹴りをくらっても、ナミに殴られても痛くはないと言うモモの助。どうやら父おでんの血であるみたいです。その話はすでに出ていまして…

-ONE PIECE 第985話より引用-
まだ8歳の肉体の時点でカン十郎が言っていたんですよね。体罰を与えても生きているのは「おでんの血かもな…!!」と。
そこで今回ですね…
ルフィ「強そうな体だなー!!」
ゾロ「おでんの血か? 殴ってみよう」
↑この様な会話がなされています。おそらく1つはルフィで、その次にゾロが言っているんだと思うんです。そして、おそらくモモの助に触れずに言ってるんじゃないか?と。
そう考えるとですね。
ルフィとゾロは“見聞色の覇気”でそれを感じ取っているのではないか?と。実際に殴らなくても分かっているんですもんね。殴ってみて硬かったのではない。ここがポイントなんです。それはモモの助がまとう覇気の強さ。

-ONE PIECE 第817話より引用-
父おでんと体質が似ているという話もありましたよね。これは“万物の声”を聞く力についてだったのですが。今回は“武装色の覇気”についてか… ルフィとゾロが言っているので“覇王色の覇気”の方ですかね。
これをモモの助は受け継いでいるのかも!!
それをもってヤマトは「親に感謝だね!!」と言うのであり、「この国一の侍になるぞ!!」と。ワノ国で1番の侍になるだけの“流桜”をすでに身につけている。
こう僕は考えています。
【届いた新聞には…】
フランキーとウソップは海賊船の修繕の方で頑張ってくれてたみたい。ササキとの戦いで傷を受けたフランキー将軍も元通りです。それをベポやキラー達が目をキラキラさせて見てます。かっこいいだろ!! 笑
それにクギをさすキッド。慣れ合うなよと。ワノ国が鎖国国家だからといって情報はどこからか漏れる。気を抜いてはいけない。そこに、情報を流したのがバレバレのアプーが来ます。
手にしているのは… 今朝の新聞!!

-ONE PIECE 第1052話より引用-
全部書いてある!!
お前らの“懸賞金額”と……
新しく「海の皇帝」と
呼ばれる者達の名前が!!!
こんなにすぐに新聞が出て来るなんて驚きました!! この「新聞」こそが、先の五老星の対処と繋がっているんじゃないかと予想していたのです。
もちろん、ルフィ達3船長の懸賞金額は気になります。誰が新しい「海の皇帝」と掲載されているのかも気になります。それでも僕は「名前」の点が最も気になるんです。

-ONE PIECE 第903話より引用-
これまでと同じく「モンキー・D・ルフィ」という本名のままなのかどうかです!! なぜなら、ルフィが「海の皇帝」になっているかどうかなんて前に出てるんですもん。なんら目新しさはない!!
5番目の「海の皇帝」現る!!!
もうモルガンズがすでに新聞に掲載してたのです。第903話で出てるんです。それを今更…って話なんですよね。これに関してはキッドとローが「海の皇帝」と呼ばれる事になっているかどうかなんですよ。
世界中で何が起きていたのか。ここら辺の事とも絡みますからね。また色々と考えたいと思います!!
【海軍大将“緑牛”がワノ国へ】

-ONE PIECE 第1052話より引用-
もうね、ただただビックリです!! すげェ… って声に出てました。こんな展開を誰が想像できます?って話なんですよ。声にも出ますって(笑
海軍大将“緑牛”がワノ国へ!!!
異名に「緑」が入っている事と「もう3年は何も食ってねェ」のセリフから植物系と予想されていました。光合成してんのかい、みたいなね。背中に花を咲かせ、それを回して空を飛んでます。ヒュンヒュンて…(笑
これはもう別記事案件なんですけどね。
まずはCP0との絡みです!!
ロビンの連行だけは「必ず!!」とCP0の1人が五老星に答えてます。これに対して“緑牛”がどう出るのかなんです。このブログにて何度か書いておりますが。

-ONE PIECE 76巻SBSより引用-
新たに世界徴兵にて海軍大将になった“藤虎”と“緑牛”の2人は世界政府にとっての「鬼門」。こういう話が出ておりまして。ご存知の通り“藤虎”は七武海制度に対して動きましたよね。
ならば“緑牛”は何なんだ?と。僕はサイファーポール(CP)について何か動きを見せるんじゃないかと考えて来たのです。ここに対して何か判明するかもです。
そして2つ目。
もしも“緑牛”が植物系の能力者ならば…

-ONE PIECE 第1048話より引用-
この荒廃したワノ国の国土に対して何かできたりするのかな?と。世界政府非加盟国のワノ国を海軍大将“緑牛”が助ける義理などありません。しかし、「余計なマネは絶対するな」と言われてます。その“余計なマネ”って何?
そして3つ目。

-ONE PIECE 第956話より引用-
↑これ絡みですか? どうなの?
ワノ国にいる海軍本部機密特殊部隊「SWORD」隊長ドレークを無事に連れ戻す為に来たんですかね。ならば“緑牛”は「SWORD」絡みって事になります。これに関してもCP0と対立する可能性あります。
ウソップ(ホップグリーン)との絡みも期待です!!
まず間違いなく“緑牛”はサカズキ元帥の指示では動いてません。妨害念波の件からも五老星の指示でもない。明らかな単独行動です。何の用事がワノ国にあるのか。
まぁ ドレーク絡みだからルフィ達とは対立する事にはならない。こういう落とし所なんだと考えてますけど。詳しくは別記事を立てさせて頂きます!!!
【次号は表紙&巻頭カラー】
さぁさぁ、次回が1ヶ月休載前のラストになります。ここでも大きなのがブッ込まれそうですよね。メインは宴なんでしょう。それにて最終章へ、という流れでしょうか。
次回は表紙&巻頭カラーですって。
6月20日(月)になります!!!
とにかく今週は凄い回になってます。情報が多すぎます。まずは“緑牛”ですね。これをシッカリ考えて記事にしたいです。いつも読んで頂きありがとうございますね!!!
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