九人目の影は… ヤマトかな!?

煙の向こうに現れた影。上のコマでは八つ影が描かれているのが確認できます。おそらくですが、もう1つ描かれていない影があると思うのです。その九人目が気になるのです。ヤマトなんじゃないのかなぁと。
-画像はONE PIECE 第1050話より引用-
【月夜に九つの影を落とし】

-ONE PIECE 第919話より引用-
20年前のあの日、モモの助や錦えもん達を未来に飛ばしたトキは単騎で城を脱出。城下町である博羅町の門前で人々を前にこう言って息絶えました。
“月は夜明けを知らぬ君”
“叶わば その一念は”
“二十年を編む月夜に九つの影を落とし”
“まばゆき夜明けを知る君と成る”
↑ここに出る「君」というのは光月おでん。「月」というのは満月を指すのだと思われます。地球を挟んで月と太陽が並ぶ時が満月。月から太陽は見えず、太陽から月は見えず。満月の“月の入り”と“日の出”はほぼ同時刻。
それを踏まえて読み解くとすれば。
まるで満月の様に光月おでんは夜明けを知らぬまま見えなくなってしまいました。しかし 彼の夜明けを望む想いは20年後に叶う事になるでしょう。9人の者達によって夜明けの到来が告げられれば、それはきっと天国の光月おでんにも届く事となるでしょう。
こんな感じでしょうか。
モモの助が開国は「まだしない」と決断しましたからね。夜明け=開国ではなくなりました。オロチ&カイドウの支配体制の終焉。これが夜明けという事になりそう。

-ONE PIECE 第973話より引用-
ワノ国の人々にとって「明ける事のない永遠の夜」というのが始まっていたのです。ただし、もう光月おでんが生きている頃から始まっていたんですよね。光月おでんではその夜を終わらせる事は叶わなかった。
それが今回、傳ジローから新しい将軍(光月モモの助)のお披露目があり、明けるハズのなかった夜が終わるのです。今日は亡き人を弔う為の火祭りの夜。必ずや天国にも届くでしょう。
そうなるとやはり…

-ONE PIECE 第1050話より引用-
↑これは9人なんだと思うのです。
影が八つしかないのなら、もう1つは枠外か後ろに隠れてるのだと思うのです。これが誰であるかなんですよ。ヤマトなんじゃないのか?と。
【九人目の影はヤマト!?】
これから傳ジローによって新将軍モモの助が紹介される事になりそう。その側に控える者達こそ、モモの助と共に戦ったワノ国の侍の代表8人である。今は来れない者もいる。こう花の都の人々に示されるのだと考えます。
だとするとヤマトは外せない!!
↑こう僕は思うんですね。
ただし、手柄の大小じゃないんです。ヤマトがここに立つだけの手柄を立てているかどうかは問題じゃないんですね。

-ONE PIECE 第1025話より引用-
カイドウの息子(娘)であるヤマトは「鬼の子」なのです。そんなヤマトがワノ国の人々に受け入れられるのかどうか。ここの部分は描かれる様な気がするんです。
終始ヤマトは侍側で戦ったのです。
20年間ヤマトは鬼ヶ島から出た事がありません。爆発する手錠があったからです。花の都にて伝説の一時間を目撃してはいますが、その時ヤマトはお面をつけてます。花の都の人々はヤマトを知らないかも。
よって、もしもヤマトが煙の中にいるとすればですね。モモの助の口からヤマトがカイドウの子供である事が告げられる。恐れおののく人々。信用できるか!! みたいな人も出るのかも。
それをモモの助が一喝!!!
このワノ国の悲劇の発端は何だった!? と。

-ONE PIECE 第971話より引用-
黒炭家にした事をまたヤマトにもするのか?とね。罪を犯した者は罪を犯した者。血族だから同罪とはならない。またワノ国は繰り返すのか!!?
これは大団円の前に描いておかねばならない事なんだと思うんです。やったー!! 勝ったー!! ハッピー!! じゃないでしょうに。特に花の都の人々にはね。
ここの部分も夜明けが到来しなくちゃならないんじゃないかな。そういう人の見方をして来たからこその夜だったのです。ある一面ではね。大いに反省すべき点はある。

-ONE PIECE 第1050話より引用-
龍となったモモの助の背中には八つの影が見えます。もう1つのコマの影の中には雷ぞうがいるのが確認できますからね。ドクロドーム内からも連れて来ているのは明らか。
ライブフロアにいたヤマトも連れて来てるんじゃないのかな。そこにヤマトがいる事で描けるモノがある。そんな気がしております。
【ヤマトはワノ国に残るのかも】
もしも九つ影、新将軍モモの助の側にヤマトがいるとすればです。ヤマトは麦わらの一味には入らないかも。こう僕は考えています。
もちろんヤマトが仲間になるなら歓迎しますよ!! 僕はヤマトというキャラが好きです。仲間になって欲しくないなんて思った事などありません。色々と考えた上で仲間入りは違うかな?と記事にした事はあります。
まずですね。

-ONE PIECE 第1050話より引用-
ヤマトに、モモの助の事を「ウチの大将」と言わせているんです。この「ウチの」というのは気になる表現なんですよね。麦わらの一味がルフィの事を言う時に使うからです。「ウチの船長」ですよね。
モモの助に対しての身内感。
それが出る様な展開にヤマトを持って来てる。麦わらの一味に入るよりも、このままワノ国に残ってモモの助を支える方向にするのかなぁと。少なからず思わせる部分がありました。
そしてもう1つ。

-ONE PIECE 第1050話より引用-
開国は“まだ”しないという決断です。
しばらくは鎖国状態を続けますって事ですよね。それがヤマトにとっての「ウチの大将」の決断なんだから、ヤマトは国外に出るワケにはいかない様な気がします。
出国を強く罰する法律があるからです。
ただし、いつかは開国するのです。

-ONE PIECE 第1016話より引用-
その時になってルフィと一緒に海に出るのではないかな。同じくモモの助も、侍達もです。大海を分かつ程の“巨大な戦”に挑む為にです!!
それまでは「ワノ国の守り神」として、赤鞘九人男と共に鎖国状態のワノ国を守る為に残るのではないか。ヤマトはナンバーズとも友達ですからね。アプーがいなくなってもナンバーズを制御できそうです。あの巨体は復興に役立ちそう。
あの煙の中にヤマトがいるのなら、すなわちヤマトは麦わらの一味には入らないって事だと考えています。モモの助を支える8人としての立ち位置が強調されると思うからです。
次回 早々に明らかになるかも。
九つの影、その九人目の影は誰なのか。僕はヤマトで待ってみようと思います。どうなるか楽しみに待ちたいと思います!!
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