ワノ国のモデルは阿蘇カルデラ

ワノ国の地形

ワノ国のある島というのは特殊なカタチをしております。これまで色々と考えて来たのですが、どうやら世界有数のカルデラで有名な熊本県の阿蘇をモデルにしてるんじゃないかなと。しかし謎は深いです!!

-画像はONE PIECE 第954話より引用-

【第1050話で明らかになったマグマ溜まりの存在】


亀裂が入るワノ国本土 -ワンピース最新考察研究室.1050
-ONE PIECE 第1050話より引用-

ONE PIECE.comにて5月30日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載される第1050話の冒頭1ページが公開されたんですね。そこにはマムとカイドウがワノ国の地下にあるマグマ溜まりに落ちた事が分かるコマがあるんです。

このマグマ溜まりの存在とワノ国独特の地形なんです。なるほど、カルデラかぁと。そこで、世界有数の火山国である日本には幾つかのカルデラがあるんですけどね。やはり阿蘇でしょうよ。熊本県は尾田先生の故郷ですからね。

ただし、阿蘇カルデラよりも北海道の洞爺湖の方がイメージとしてはバッチリなんですけどね。カルデラ湖になっているからです。もうワノ国ソックリと言っても良いかもですので、興味がございましたら調べてみてはと思います。

では、カルデラとは何なのか。



【ワノ国はカルデラ!?】


カルデラというのは火山活動で形成される大きな凹地ですね。ドカーンと火山が噴火すれば地下のマグマ溜まりが空洞になります。それにより地盤が埋没して凹みができます。それがカルデラ。水が溜まればカルデラ湖。

ワノ国の地形
-ONE PIECE 第954話より引用-

ワノ国の島はカルデラ湖と呼べるのかもです。ワノ国本土は「中央火口丘」で、水が溜まるのは「外輪山」が形成されているから。こうなるのかな。

そして、この様な地形(カルデラ)が出来上がったのは何万年〜何十万年前の事で。それからまた徐々に地下にマグマが溜まっていて、今回そこにマムとカイドウは落ちたと考えられそうな。

という事はですね、ワノ国の地形が形成される大噴火というのが何万年〜何十万年も前の出来事だとすればです。その時にパイロブロインという角質が空に飛ばされたのでしょうから…

パイロブロインが火山によって空に運ばれて… -ワンピース最新考察研究室.240
-ONE PIECE 第240話より引用-

空島というのは何万年〜何十万年前からあると考えられると思うんです。ワノ国の地形と空島の形成は切っても切れない関係と思われるからです。

僕が思うにですね。ワノ国の設定というのは阿蘇のカルデラの中に日本列島が入っているって事なんじゃないかなと。邪馬台国には阿蘇説というのがあるんです。邪馬台国というのは倭国の都なんですよね。

さて、そこで。

ワノ国の地図
-ONE PIECE 第934話より引用-

ワノ国というのは島の集合体ではないか?と。各郷によって極端に季節が変わるワノ国というのは、春島・夏島・秋島・冬島というのが合体してるのではないか。あるいは人工島ではないか。こんな考え方があるんですよね。

僕もそう考えたりしました。

でも今回カルデラの可能性が高いと感じましたので、そういうのではないのかもと。ワノ国本土というのは「中央火口丘」と考えられるとして。別の可能性も出て来た様に思いました。

まず、海楼石です。



【海楼石はワノ国で生まれた】


海楼石はワノ国で生まれた
-ONE PIECE 第924話より引用-

海楼石というのはワノ国で生まれたという話。これと藤山とで空島の形成にワノ国が関わっているんだろうと考えられたワケですけどね。

もしもワノ国というのがカルデラであるならばです。海楼石に含まれるパイロブロインという角質は、火山の噴火によって空に飛ばされる(火山噴出物)だけじゃなく、地表に流れる火砕流にもあると考えられるのですからね。それが凹んだ場所に堆積して凝固した可能性は高い。

これが海楼石の生まれた経緯なのかも。

火砕流堆積物が凝固する過程でガスと水分が抜け、物質に対するパイロブロインの含有量が高くなる。それが海楼石の原石と言えるモノであって。それが凹んだカルデラの表面にあるから…

ワノ国の地形
-ONE PIECE 第954話より引用-

そこに溜まった水は淡水なのだが、海楼石の原石に触れる事で海水化する。それにより湖のハズなのにワノ国本土が海水に囲まれている事の辻褄は合うのかもです。

兎丼の囚人採掘場での描写から海楼石というのは純度を変える事ができるみたいですからね。ワノ国で採集できるのは原石であって、それを追加工する事で様々な純度の海楼石が作り出せる。こういう事なのかも。



【島の成因と磁気】


島というのがどうやって生まれるのか。第156話でナミが説明してくれていましたよね。それはドラム王国を出航してアラバスタを目指す途上の事。

海上に煙が上がっているのを発見。それはマグマが出来る場所“ホットスポット”。煙の下には海底火山があるのよ、と。

ナミ「この場所には新しい島が生まれるの」-ワンピース最新考察研究室.156
-ONE PIECE 第156話より引用-

いわゆる「火山島」ですね。ホットスポットの場所に何千年何万年後かに新しい島が生まれる。火山噴出物の堆積や海底が隆起する事で島が形成されていく。そんな話。

ここで1つ思い出したいのがですね。

グランドラインの磁気異常 -ワンピース最新考察研究室.105
-ONE PIECE 第105話より引用-

グランドライン全域が磁気異常をきたしているのは、そこにある島々が鉱物を多く含むからであるらしい。そんなクロッカスの言葉。この鉱物って何!?

火山によってパイロブロインが空に運ばれて空島が形成される。そこでワノ国の藤山がクローズアップされたワケですけどね。世界中の空島は全てワノ国からのパイロブロインで作られているのかな?

どう思われます?

ここで1つ仮説を述べたいと思います。グランドラインの磁気異常の原因というのはパイロブロインではないかな?と。

世界を直角に一周する航路こそがグランドライン
-ONE PIECE 第22話より引用-

世界を一周するグランドラインの下の地盤にはパイロブロインが多く含まれていて、それが火山によって外に出て来る。空に運ばれれば空島が作られる。ホットスポットで島が誕生すれば、その地質に含まれるパイロブロインが磁気異常をきたす。

空島の「島雲」に海楼石のパイロブロインが関係しているとして、その上に立っていながら能力者は能力(ルフィやロビンなど)が使えていましたよね。実は海の上の島々にもパイロブロインが含まれているとしても能力が使えるのは不思議じゃありません。ワノ国であっても、です。

そして、ここからが重要でして…

グランドラインの島々は4種類に分類される
-ONE PIECE 第132話より引用-

グランドラインの島々が気象学的に4種類に分類されるのも、実はパイロブロインが原因物質という事なのかな?と。それが何らかの影響を及ぼしているから“春島”“夏島”“秋島”“冬島”という4つが存在する。

こう仮定する事で…

ワノ国の地図
-ONE PIECE 第934話より引用-

・花の都は“春島”っぽい
・鈴後は“冬島”っぽい
・白舞は“秋島”っぽい

ワノ国は1つの島なのに、様々な島の集合体の様になっている理由の答えが導き出せるのかも知れません。

いずれにせよワノ国は特別なんだと思うんです。その特別である理由までは分からないんですけどね。ワノ国って、グランドラインに点在する島々の特徴が集約されている様な気がするんです。

ワノ国へは錦えもんのビブルカードで集合するという話でした。ワノ国に対して記録指針がどうなっているのかは描かれていません。ワノ国の島の磁気ってどうなっているんだろう…。

ワノ国の不思議というのはグランドラインの不思議と繋がっていて、その裏にはパイロブロインが関係しているのではないか。ただし、海楼石が存在するのはワノ国の近海だけ。そんな場所だからこそ島の集合体の様な気候が表れているんじゃないのかな?と。

亀裂が入るワノ国本土 -ワンピース最新考察研究室.1050
-ONE PIECE 第1050話より引用-

↑この亀裂の入り方からして、バラバラの島が集合したって感じではないんですよ。なんとなくですけどね。それこそ、まずは本土がバラバラにならなきゃ変なんですよ。別々の島と島が合わさっていただけならばです。

本土には亀裂が走っていない。

今回の亀裂は鬼ヶ島があった場所に向けて走っているんですね。本土(中央火口丘)も島の外周(外輪山)も無事なんだと思われます。潜港はどうなのか不明ですけども。


まぁでも分かりません!!

どうなるか先を見守りたいです!!


ひとまずワノ国というのは阿蘇カルデラがモデルになっているんじゃないかな?と感じました!!!


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