【解放のリズム】ズニーシャが感じずにはいられない“運命”

懐かしいな… この鼓動(リズム)…
ジョイボーイ
なァ… ジョイボーイ…
ルフィが鳴らす解放のドラム(心臓の鼓動)を聞いてジョイボーイを懐かしむズニーシャ。そこに“運命”を感じずにはいられないと言います。何があったのでしょう。
-画像はONE PIECE 第1046話より引用-
【運命を感じずにはいられない】

-ONE PIECE 第1046話より引用-
まるで お前がそこにいる様だ…
心が躍る…
“運命”を感じずにはいられない
↑この部分です。
初見で読んだ時は、単に「ルフィ=ジョイボーイ」という事を表すシーンなんだろうなと思いました。“ヒトヒトの実”幻獣種モデル“ニカ”を覚醒させたルフィ。かつてジョイボーイも同じ悪魔の実を覚醒させてたんだろうなと。
そして、ジョイボーイが夢半ばで亡くなってしまった後をルフィがつなぐ。その悪魔の実の能力で世界を…と。“運命”とはそんな事なんだろうと思ったのです。
しかし、読み返すウチに「?」が浮かんだのです。
どうしてバックが“それ”なんだ?と。
ジョイボーイと同じ「鼓動(リズム)」を鳴らすルフィがいるのは鬼ヶ島なんでしょ。どうして「彼(=ルフィ)」のいる鬼ヶ島ではなく、ワノ国本島(藤山と滝)をバックにズニーシャのセリフを重ねるのか。
ここがどうしても気になったんです。
この部分に意味を見出すなら…
遥か昔800年前にジョイボーイが滝登りをしてワノ国に入国し、藤山の立つ本土で出会った事をズニーシャは思い出している。あぁ あの時と同じじゃないか。なァ ジョイボーイ。その時に聞いたんだよな、お前の鼓動(リズム)。こうズニーシャは言ってるんじゃないか。
ここに運命を感じずにはいられない!!
その時にジョイボーイがした事。それを彼(=ルフィ)もするんだろうな。そう期待せずにいられないんだよ。こう天国のジョイボーイに語りかけているのであって。

-ONE PIECE 第1040話より引用-
後に仲間となるズニーシャが、ジョイボーイと初めて出会った時の事を思い出している。だからこそ、あえてルフィのいる鬼ヶ島ではなくて、ジョイボーイとズニーシャが出会った場所であるワノ国本島をバックに描いている。ここが「懐かしいな…」につながるんじゃないだろうか。
【ズニーシャはワノ国の人】

-ONE PIECE 第822話より引用-
モモの助がズニーシャに対して「よもや光月家の何かをしっていまいか!?」と言ってましたよね。おそらくズニーシャは光月家の事をよく知っているんだと思います。
ズニーシャは学名「ナイタミエ・ノリダ象」と呼ばれる足の長いゾウです。ただし、単なるゾウとは思えないんですね。元々は人間であって、その魂か何かが「ナイタミエ・ノリダ象」に宿っているんだと考えています。
ゾウから聞こえるのは魂の声であり…

-ONE PIECE 第507話より引用-
万物の声を聞くチカラを持つ者にしか聞こえない。尚且つ、ズニーシャに声を届けられるのはモモの助だけ。おそらく動物と会話できるチョッパーには不可能。特別な存在なんだと思うんです。
大昔に罪をおかしたという話です。それが原因でゾウに宿り、800年前から現在まで“何者かが”ズニーシャとして生きて来ているんだと思うんですよね。
ズニーシャはワノ国の人物だと思うんです。

-ONE PIECE 第965話より引用-
おそらくはトキの父親なんじゃないかと思うんですけどね。ここはまだ分かりません。元々ズニーシャはワノ国を故郷とする何者かであり、800年前にジョイボーイと出会って仲間となった。こう考えております。
問題はどんな出会いだったのか、です。
【ジョイボーイとズニーシャの出会い】

-ONE PIECE 第1046話より引用-
この第1046話の冒頭のシーンというのは、ズニーシャが800年前のジョイボーイとの出会いを思い出している。こう仮説を立ててみました。その考えでいくと…
①解放のドラムを聞く展開があった(=戦闘)
②ルフィはどんな運命を背負う事になるのか
③ズニーシャはルフィに何を期待するのか
↑この3つがポイントになるんですね。
まずスタートは①であります。

-ONE PIECE 第1044話より引用-
ズニーシャは、ジョイボーイとの出会いにおいて解放のリズムを聞いている。能力を覚醒させた時の心臓の鼓動を聞いている、それはどんなシチュエーションで聞く事になったのか。
何らかの戦闘があったと考えています。
そこで思い出して欲しいのが…

-ONE PIECE 第963話より引用-
光月おでんとイヌアラシ・ネコマムシ・河松の出会いです。そして河松は母親と共にワノ国で差別を受けておりました。ワノ国にも人種の差別はあったんですよね。
これは800年前も同じだったんじゃないかと思うんです。というか、その当時は人種差別というのは世界のスタンダードだったんじゃないかなと。誰も疑問に思わない。普通の事。ワノ国も例外にもれず。
これに対して、800年前にワノ国に入国したジョイボーイは戦った。解放のドラムを鳴らして戦い、ワノ国に存在した差別される人々を解放した。つまり、最初はジョイボーイとズニーシャ(あるいは光月家)は敵対したんじゃないかなと。
その戦いを経て…

-ONE PIECE 第963話より引用-
ワノ国の光月家とミンク族は固い契りを交わす事になったんじゃないかなぁ。上のコマでは「数百年も前の事」とあります。モコモ公国は1000年の歴史があるのだが、光月家と兄弟になるのは「数百年も昔」との事なんです。
こういう経緯があっての…

-ONE PIECE 第999話より引用-
これからルフィがカイドウを倒し、奴隷とされるワノ国の人々が解放されるだろう部分に“運命”と“期待”が乗っかる。ここにズニーシャは感じるモノがあるんじゃないか。
つまりはですね…

-ONE PIECE 第488話より引用-
ビンクスの酒の歌詞というのは、奴隷や人買いがスタンダードだった世界をジョイボーイが壊す旅をした事が元になっているんじゃないか。世界を解放して回っていた。それに共感する者もいれば、反感を持つ者もいた。ワノ国は共感し、20人の王達は反感を持った。
ジョイボーイの冒険が世界を二分した。ワノ国もジョイボーイの来訪前には普通に奴隷や人買いがある国だったんじゃないのかなぁと。ワノ国もジョイボーイに解放された国だったんじゃないか。ここが今回の記事で言いたい部分なんです。
おそらくズニーシャ(元はワノ国の人)はジョイボーイとの出会いを思い出し、それをルフィと重ねてるんだと思うんですよね。これからルフィはワノ国を解放します。奴隷とされる人々の解放と開国ですよね。同じ様な事が800年前のワノ国にもあったと予想します!!
どうなるか見守りたいです!!!
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