【ドンドットット】“解放のドラム”と空島の宴

懐かしいな “解放のドラム”が聞こえる
ズニーシャが800年振りに聞くドラムのリズム。これがジョイボーイに関係しているのは間違いない。この特徴的なリズムは空島編の宴にて出て来るのです。ここから何が考えられるかです。
-画像はONE PIECE 第1043話より引用-
【解放のドラムが聞こえる】

-ONE PIECE 第1015話より引用-
浮遊する鬼ヶ島にいるモモの助が、海底に沈んで行くルフィの“声”を聞いておりました。そんな他よりも研ぎ澄まされた見聞色の覇気が使えるモモの助には“解放のドラム”など聞こえていないっぽい。そしてルフィの変化にも気づいていない様子。
“解放のドラム”のリズム、そしてジョイボーイの到来はズニーシャにしか気づいておりません。モモの助は何が起こっているのか分かっていないんですね。ズニーシャに対し、しきりに質問しております。
あの「ドンドットット♫」というのが本当に鳴り響いているのかハッキリしません。ズニーシャだけに聞こえてるのは確かなんだと思うんです。
追憶のリズムが聞こえてるのかな。ジョイボーイの到来を感じ、ズニーシャは過去を思い出してるのかも。ジョイボーイとの思い出のリズムが耳によみがえってる、みたいな。どうなんでしょう。
そんなリズムが空島編の宴で出て来る。
【解放のドラムと2回の宴】
「ドンドットット♫」のリズムの出る宴は空島編で2回あるんですね。この“2回ある”というのが1つのポイントになっているんじゃないかと考えてみました。ひとまず、その2回を振り返ってみようと思います。
1回目はですね。

-ONE PIECE 第253話より引用-
超特急エビにメリー号ごと連れ去られたゾロ達と「神の島(アッパーヤード)」で合流。夜になってキャンプファイアー。雲ウルフも交えた宴にて「ドンドットット♫」。
2回目はラストですね。

-ONE PIECE 第300話より引用-
エネル達との戦いに勝利しての宴。スカイピアとシャンディアが共に「神の島」の遺跡にて手を取り合って喜び合うのです。大地(ヴァース)は何者も拒んでいない。
どちらも「神の島」の大地(ヴァース)の上で宴が催されています。そこに“解放のドラム”のリズムが響き渡るのです。ジョイボーイが何か関係しているのは間違いなさそう。
そこで、
空島編にて2回という事ですが、これまでの全編を通じての2回だけなのです。作中で何度となく宴は催されますが「ドンドットット♫」のリズムは空島編の2回のみ。
例えばジョイボーイと深い関わりがある魚人島。ここでも勝利の宴が催されておりますが…

-ONE PIECE 第649話より引用-
「ドンドットット♫」というリズムではないんですね。もちろん音楽は奏でられているのですけれど。魚人島編には「タイヨウ」というワードも出ますしね。奴隷解放の英雄フィッシャー・タイガーという存在も出る。
ジンベエとフーズ・フーの会話に出たのが「太陽の神ニカ」です。今回ジョイボーイが帰って来たとズニーシャが言うコマでルフィが「にかっ」と笑っているんですよね。魚人島にも何らかの接点があるのかも。
しかし、魚人島編で「ドンドットット♫」はナシ。ここには何か意味があると思うんです。意図的に空島編の2回の宴でのみ“解放のドラム”のリズムを出している可能性があるんです。
空島の宴には何があるんだ!?
【400年前の故郷】
空島編ラストの宴。ここに“解放のドラム”のリズムが出るのです。では、この宴というのは何の為の宴なのか。エネル達からの勝利というだけではないんです。

-ONE PIECE 第301話より引用-
スカイピア400年の戦いが終わり…
国をあげた喜びの宴は連日続いた
400年前にさかのぼるスカイピアとシャンディアの戦いの終わりを喜ぶ宴なのです。ずっと大地(ヴァース)の事で争っていたんです。それがようやく終わりを迎えたのです。
元々は地上(青海)にあったジャヤ。その島の半分が400年前に空へ突き上げられた。そしてジャヤの住人であったシャンディアは土地を奪われてしまうのです。スカイピアの神によってね。
ワイパーは戦いに際してこう言いました。

-ONE PIECE 第253話より引用-
帰るんだ シャンディアの
400年前の故郷に!!!
↑これを踏まえての宴ですからね。
シャンディア(シャンドラの戦士)が400年前の故郷へと帰って来れた。それを喜び「ドンドットット♫」というリズムが鳴り響く中、黄金都市シャンドラの遺跡で宴が催される。
「故郷への帰還」
これが1つのポイントになっているのかな?と。今回のズニーシャのセリフにも「帰って来た!!!」というのがあるんです。ジョイボーイが帰って来たんですよね。そこに「ドンドットット♫」というリズム。
ならば空島編の1回目の宴。

-ONE PIECE 第253話より引用-
↑この宴でも「ドンドットット♫」というリズムが出るという事は、ここにも何かしらの「帰って来た」という意味合いが含まれているんじゃないか。この地に“誰か”が帰って来てる。
誰?

-ONE PIECE 第1043話より引用-
ルフィ、あるいはジョイボーイが黄金都市シャンドラ(=ジャヤの片割れ)に帰って来てるから、その宴で「ドンドットット♫」というというリズムが刻まれているのかなぁと。
黄金都市シャンドラには「ある巨大な王国」に繋がる秘密があるって事になるのかな。どうにも気になるんですよね。あの“解放のドラム”のリズムが出る宴には、他の宴とは違う意味合いが持たされているとは思うんです。それが何であるかなのです。
2回目ラストの宴が“解放”というのは分かります。エネル達からの勝利でもありましたからね。ならば、1回目は何がどう“解放”なのか。戦いはこれからって時だったのです。そうなると「帰還」がキーワードになりそうなんですけどね。
どうなんでしょうね?
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