【七武海制度撤廃】歴史的な罪と“ゴッドバレー事件”

CP0がイゾウに対して言った「歴史的な罪」とは何であるのか。これは38年前にロックス海賊団が起こしたゴッドバレー事件に端を発する話だと考えています。これに“白ひげ”エドワード・ニューゲートも関係していたからです。
-画像はONE PIECE 第957話より引用-
【歴史的な罪と七武海制度撤廃】

-ONE PIECE 第1038話より引用-
立場上…
歴史的な罪を犯した白ひげの残党を
放ってはおけんが…
この今の状況で「罪」というのが出たならば、
①ズニーシャ(大昔に罪をおかした)
②ロビン(存在そのものが“罪”)
この2つが頭に浮かぶと思うんです。作中で「罪」というのは数あれどです。第1037話のラストで巨大な象(ズニーシャ?)が出たばかりですし、CP0が追うのはロビンの可能性が高いのです。
しかし、いまいち広がらないんです。
そこで、白ひげの名前が出るんですから…

-ONE PIECE 第802話より引用-
↑これでしょ? となる訳ですよね。
その「歴史的な罪」というのと、世界会議で王下七武海制度の撤廃が議決された事に関係があるのかどうかです。白ひげの息子を自称するエドワード・ウィーブルなる男が七武海になっており、その議決によって称号が剥奪されたばかりです。
七武海の関係者は罪が恩赦される。
ウィーブル(自称:息子)が七武海だった頃、その白ひげの残党(息子)の「歴史的な罪」というのは恩赦されていたのではないか。だからこそ“落とし前戦争”で壊滅していた白ひげの残党は世界政府から狙われずに済んでいた。しかし、この鬼ヶ島の決戦の直前で潮目が変わっていた。
つまりですね、
「歴史的な罪」は恩赦されていたものの、あろう事かその恩赦を与えたウィーブルから狙われるという皮肉な事が起こっていた。莫大な財産を狙ってであります。

-ONE PIECE 第956話より引用-
しかし七武海制度の撤廃によりウィーブルは海軍本部から狙われる事になる。それによってウィーブルからの危機は去るも、代わりに世界政府からの「歴史的な罪」が白ひげの残党に復活した。
この流れになっているのではないか。
【親の罪を子に晴らす】
では、もしも今回の件の裏にウィーブルが関係しているのならばです。さらに広がる話になって来そうなんですよね。その「歴史的な罪」というのに、ウィーブルは元より…

-ONE PIECE 第909話より引用-
バッキンも関係してる様な気がするんです。それはすなわちロックス海賊団の犯した罪であってですね。CP0が「歴史的な罪を犯した白ひげの残党」とは言うものの。
ワノ国編の1つのテーマである…

-ONE PIECE 第563話より引用-
“親の罪を子に晴らす”って事ではないかなと。
黒炭家の問題もそうですしね。カイドウの息子であるヤマト(鬼の子)も同じくです。そしてヤマトの過去編にはエースも登場しております。
実際に「歴史的な罪」を犯したのはロックス時代の白ひげだが、その息子を称する白ひげの残党も同じ罪を被せられる。こういう事なんじゃないかと考えます。
CP0が「歴史的な罪」というからには、単に海賊の罪って訳じゃなさそうに感じますしね。頂上戦争からの2年で、白ひげの残党が世界政府に対して「歴史的な罪」を犯す程の理由に思いつくモノがないんです。それどころじゃなかったハズなんですよね。

-ONE PIECE 第581話より引用-
白ひげの死後、そのナワバリは荒れに荒れましたしね。極め付きは黒ひげ海賊団との“落とし前戦争”です。世界政府に対して何かできる余裕なんてあったのかなぁと。
頂上戦争は「歴史的大事件」とされています(第577話)。しかし海軍本部(マリンフォード)には攻め込みましたが、白ひげ海賊団は敗北してるんですよね。何も得るモノなどなかったのです。

-ONE PIECE 第957話より引用-
天竜人に牙を向けたゴッドバレー事件というのが「歴史的な罪」だと思うんですよね。この事件は「ニュースが報じた」という話です(第957話)。この事件については揉み消されてはいなかった風です。
ここで何か凄い事をしてそうですけどね。
【歴史的な罪とは何なのか】

-ONE PIECE 第1038話より引用-
もしも38年前のゴッドバレー事件におけるロックス海賊団の罪が、その当事者である白ひげの死後も残党(イゾウ達)が背負わされてきるのだとして。そこでどんな罪を犯したかです。
2つ頭に浮かんでいます。
①ウオウオの実に関する事
②天竜人を死なせた?
どちらかなんだと考えています。
まずはやはり①なんですね。

-ONE PIECE 第999話より引用-
カイドウが食べたウオウオの実の幻獣種というのはゴッドバレー事件に関わりがありそうなんです。マムからカイドウに渡ったのがゴッドバレー事件の当日っぽい。ここには何か秘密がありそう。
そして②であります。

-ONE PIECE 第966話より引用-
日和を抱いたロジャーが「赤ん坊なんて久しぶり」と言ってまして。これはシャンクスやバギーの事を思い浮かべたセリフじゃないかと考えられるんですよね。
そしてシャンクスは五老星と会談。
シャンクスはただの海賊じゃなさそう。天竜人の最高位とされる五老星がわざわざシャンクスの為に時間を割いていたのです。世界会議で忙しい最中だというのに。
そんなシャンクスとロジャーの接点というのがゴッドバレー事件だと仮定します。まさかロジャーが赤ん坊のシャンクスを誘拐したとは思えない。どうしてそんな展開になるんだって話なんですね。
ならばシャンクスの親は!!?
そのゴッドバレー事件で死亡してるんじゃないか。それによりシャンクスは孤児になっていたのではないか。この可能性が指摘されるんですよね。

-ONE PIECE 第957話より引用-
ロジャーとガープは「“天竜人”とその奴隷達を守る為」に戦ったという話ですが。その天竜人というのはシャンクスであって、その親までは守れなかった。あるいは守るつもりもなかったんじゃないか。
つまり、ロックス海賊団は天竜人を死なせているのかなと。これならば決して消える事のない「歴史的な罪」になると思うんです。実際に手を下したのはロックスだと思いますけどね。後の白ひげとシャンクスの関係性を考えるに、です。
ここら辺になるのかなぁ。
さすがにルフィも殴っただけですし。フィッシャー・タイガーもそこまでの話は出ていません。ゴッドバレーで初めて天竜人が死亡する事件が起こってたんじゃないかなと。どうなんでしょうね。
もちろん①の方も気になります!!
さてさて。
僕は「歴史的な罪」というのはゴッドバレー事件での事だと考えています。この時の白ひげの罪が残党(息子)にも被せられているんだと考えております。この話にはウィーブル&バッキンの事も関係して来そうな気がしてるのです。

-ONE PIECE 第713話より引用-
七武海制度の撤廃による余波が裏にありそうな…。今回の話は唐突に出て来た感があるんです。七武海関係者の恩赦が絡んでいたりするんじゃないかなと。
何が明かされるか楽しみに待ちたいです!!
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