ルナーリア族と“ジョイボーイ”の伝説

ルナーリア族であるキングはカイドウの事を“ジョイボーイ”と思っている。ルナーリア族には“ジョイボーイ”に関する伝説が残っているみたいです。それはどんな伝説なのでしょう。
-画像はONE PIECE 第1036話より引用-
【ジョイボーイの伝説】

-ONE PIECE 第628話より引用-
“ジョイボーイ”という名前が初めて登場したのは第628話。魚人島の「海の森」の奥に安置された“歴史の本文(ポーネグリフ)”を読んだロビンの口からでありました。
今のところ、あの魚人島のポーネグリフ(謝罪文)を読むか、その伝説を受け継ぐ者から聞くかしなければ“ジョイボーイ”を知る事はできないみたいです。
その伝説が残る場所も同じく魚人島。

-ONE PIECE 第649話より引用-
リュウグウ王国の王族に伝わる伝説に“ジョイボーイ”が登場します。海の森にあった謝罪文の事と共に言い伝えが残っている様子です。
ネプチューン王によれば…
①空白の100年に実在した地上の人物
②謝罪文は人魚姫に宛てられたモノ
③魚人島と約束をしていた
④ジョイボーイは約束を破った
⑤代わって約束を果たしに来る者が現れる
⑥巨船「ノア」を見守り続ける約束
これらが“ジョイボーイ”に関して魚人島に残っている事柄になります。重要なのは③でありまして。“ジョイボーイ”と魚人島(人魚姫)との間で交わされていた約束があったのです。
どうやらそれは…

-ONE PIECE 第621話より引用-
オトヒメ王妃の悲願であった「人間との友好」と「地上への移住」が関係していると考えられます。そこに巨船ノアの使命も関わっているみたい。まだノアの利用法については分かっておりません。
ここに第1036話で新たに…

-ONE PIECE 第1036話より引用-
ルナーリア族にも“ジョイボーイ”の事が伝えられていた可能性が浮上したんですよね。魚人島に続いて2例目になるかも知れないのです。
ただし、まだハッキリはしてません!!
カイドウとキングの会話の中に“ジョイボーイ”の名前が出ただけです。それでもキングの口から「伝説」という言葉も出ていますからね。ルナーリア族に伝わっていたのかな?と思われるのです。
【魚人島とルナーリア族とジョイボーイ】

-ONE PIECE 第1023話より引用-
ルナーリア族というのは、かつてレッドラインの上にあった「神の国」に住んでいたらしい。それは聖地マリージョアが出来上がる前の話になるみたい。
つまり、空白の100年が明ける前まで。
その場所と魚人島に“ジョイボーイ”の伝説が残るのなら、1つ重要なポイントが浮かび上がりますよね!! ルナーリア族の「神の国」が聖地マリージョアの場所にあったのかは不明ですが、何はどうあれレッドラインがポイントになりそう。

-ONE PIECE 第496話より引用-
魚人島というのは、レッドラインに1ヶ所だけ空いた穴にあるのです。かつてレッドラインの上にルナーリア族の「神の国」があり、その下に魚人島がある。
この位置関係と“ジョイボーイ”の伝説。何か関わりがあるのかも知れませんよね。もちろん、これから登場する場所にも“ジョイボーイ”の伝説が残っているかも知れませんけどね。
そこで、
そもそもの魚人島の始まりです!!

-ONE PIECE 第644話より引用-
過去に人間達による迫害を受けた魚人族と人魚族が海底に追いやられ、唯一光の差す魚人島に住む事になったんですよね。その場所しかなかったのです。
ルナーリア族も同じなのかな?
キングの先祖というのも、大昔に人間に迫害されてレッドラインの上に住む様になっていたのかな。この可能性が出ますよね。どちらにも“ジョイボーイ”の伝説が残っている事からして。
ここは重要な視点なのかも!!?
【なぜカイドウはジョイボーイなのか】
どうしてキングはカイドウの事を“ジョイボーイ”と思うのか。当のカイドウは笑って聞いていますから、自分ではそんなつもりはないみたいですね。
そこでキングとカイドウの出会いです。

-ONE PIECE 第1035話より引用-
キング(アルベル)が世界政府の研究施設に捕まっているトコロをカイドウに救い出されたのです。そこでキングがカイドウに聞くんですよね。
「お前は世界を変えられるか?」
カイドウは答えます。
「おれにしか変えられねェ!!!」
ここら辺の事があって、キングはカイドウこそが“ジョイボーイ”だと思っているのだと考えられます。
①世界政府からの解放
②世界を変える
この2つこそがルナーリア族に伝わる“ジョイボーイ”についての伝説なんだろうと考えます。それをしてくれたから、キングにとってカイドウは“ジョイボーイ”なんだ、と。
ただし、ルナーリア族に“ジョイボーイ”の伝説があったとして、それが伝わったのがレッドラインの上に住んでいた頃だとすれば世界政府はまだ誕生していません。上の①は少し言葉がふさわしくないかも。
世界政府を何に置き替えれば良いか。

-ONE PIECE 第497話より引用-
奴隷文化を持つ“人間”というのが良さそう!!
本来ならどう世界が変わって欲しかったのか。
【ジョイボーイが変える世界】
魚人や人魚は魚人島に追いやられました。ルナーリア族もレッドラインの上に追いやられていたとします。1つの場所に住む事を人間によって強要された過去があるとして。
その2つの場所に“ジョイボーイ”の伝説がある。
もしかすると“ジョイボーイ”というのは…

-ONE PIECE 第951話より引用-
マムのナワバリ(トットランド)にいない種族の内の最後の1種だったのではないか。“ジョイボーイ”もまた人間とは別の種族として数えられていたのかも。
そんな“ジョイボーイ”が先頭となって、魚人島とルナーリア族を隔絶された世界から解放してあげようと考えていたのではないか。こんな風に僕は考えています。
解放するのは… 一部の人間達からです!!
この地上は人間の天下でないと都合が悪い。そう考える者達がいて、それと戦う為に立ち上がろうとしていたんじゃないのかな。そんな、あらゆる種族の敵というのが20人の王達(人間)であって。
タイヨウの海賊団が標榜した「解放」と「自由」というのを“ジョイボーイ”は掲げたんじゃないかな。それはすなわち…

-ONE PIECE 第1018話より引用-
世界政府が危険視した「太陽の神ニカ」の伝説と重なるモノなのかも。“ジョイボーイ”こそが「太陽の神ニカ」なんじゃないかな。同一と考えて良いのかも。
あの魚人島の巨船ノアには、世界中の全ての種族を乗せるつもりで造られたモノだったんじゃないかな。全人類じゃないですよ。あらゆる種族の代表が乗り込み、何かの目的を果たす予定だったのかも。
ルナーリア族は「神の国」に住んでいたらしいのですが、それは世界に君臨したのでも権威を持っていたのでもないのかも。あの強い種族であっても人間には敵わなかったのではないか。自由を奪われていたのかも。
その背中の羽根が“神”と呼ばれた理由ではないかなと。

-ONE PIECE 第501話より引用-
シャボンディ諸島でのみ黙認されていた「奴隷」や「人買い」の文化。これは200年前に世界政府が魚人島との友好を発表した事で無くなったらしいのですが、それはそれは酷いモノだったんじゃないかな。
そんな世界を壊したかったのが“ジョイボーイ”であり、ルフィこそがその再来となって代わりに成し遂げる事になるのかも。そんな風に僕は考えています!!!
見守りたいです!!!
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