【第1036話考察】“武士道と云うは死ぬことと見つけたり”
扉絵は巻頭カラーです!!

謹賀新年SP巻頭カラーと銘打たれた1枚です。なんとも幻想的な絵になっております。細かいトコロも見て行きたいのですが本編がトンデモナイ事になってます!! サクッと行きまっしょい!!
では本編です。
タイトルは“武士道と云うは死ぬことと見つけたり”!!
ー画像はONE PIECE第1036話より引用ー
【ルナーリア族と“ジョイボーイ”の伝説】

-ONE PIECE 第1036話より引用-
まだ そう思ってんのか? キング…!!
おれが“ジョイボーイ”だと!!
先日の“チョイ見せ”で公開された冒頭1ページでは分からなかったのが後半部分です。キングはカイドウこそが“ジョイボーイ”だと思っている。
ただし、カイドウが作ろうとする世界がキングの願う世界ではない。これはカイドウもキングも互いに分かっている。しかし、そんな事はキングにとってはどうでも良い。
こういう事になるみたいです。

-ONE PIECE 第985話より引用-
カイドウは「暴力の世界」に変えようと考えています。古代兵器を手にし、この世界に“恐怖”と“戦争”をもたらそうと画策しているのです。そんな世界をキングを含めたルナーリア族が願っていた訳ではない。
「伝説は伝説だ…」 って事。
しかし、揺るぎない真実が1つある!!

-ONE PIECE 第1035話より引用-
①世界政府から解放してくれた
②この世界を変えられると言った
↑まさにコレこそがルナーリア族に語り継がれる“ジョイボーイ”の伝説であり、キングにすればカイドウは紛れもない“ジョイボーイ”なんだって事なんでしょうね。
また1つ近づいたと言えるかも。

-ONE PIECE 第1018話より引用-
“ジョイボーイの伝説”=“太陽の神ニカの伝説”
↑重なる部分がありそう。
キングはカイドウに解放されたのです!!
となると、自分ではなくカイドウこそが“ジョイボーイ”とキングが考えるという事はですね。ルナーリア族と太陽の神ニカは別のモノなんだという事になりそうです。
ただし、重要なのはココじゃない!!
最も重要な部分が抜けている!!
僕はそう思いました。
カイドウを“ジョイボーイ”と思うキングは…

-ONE PIECE 第999話より引用-
“ジョイボーイ”になれる者には、その名前に“D”がついていなければならない事を知らない。そこをルナーリア族は語り継いでいないんだという事です!!
モモの助がモンキー・D・ルフィをワノ国に「迎え入れ協力」した事にヤマトが感じた運命。それと“ジョイボーイ”は無関係ではないハズだと僕は考えます。星の数程いる海賊の中で重要なのは“D”です。
そして、もう1つ!!
キングの方が勝手にカイドウを“ジョイボーイ”と思っているだけです。加えて、キングからすればもうカイドウは“ジョイボーイ”なのです。そして当のカイドウの口からは一言も…
・ジョイボーイになる
・ジョイボーイになりたい
・ジョイボーイになれない
↑この様な発言は出ていません。むしろ自分を“ジョイボーイ”と思ってるキングを笑っています。
すなわち…

-ONE PIECE 第1014話より引用-
カイドウがルフィに対して「お前も」とは言いますが、自分自身を「“ジョイボーイ”になれなかった者」とカウントしているとは思えません。このセリフにはまだ裏がありそうです!!
【地獄の王になる】
空中で決着がついた後、空を飛べないゾロがどうなるか注目していました。まだゾウの「超回復」の薬が切れる事はなく自力で鬼ヶ島に戻れました。一安心です!!
ゾロはゾロで色々と背負っておりましたが、相手にするキングの方も背負うモノがあったのです。これぞNo.2対決の重みというモノなのでしょう。
勝ったゾロが言います。

-ONE PIECE 第1036話より引用-
なってやろうじゃねェか
地獄の王に!!!
これは、手にする名刀閻魔を必ずや従えてやるという意気込みが1つ。もう1つは天国の神との対決が裏にある様な気がしますね。

-ONE PIECE 第245話より引用-
ゾロは神に祈った事がない。
そのゾロが、かつてレッドラインの上の「神の国」に住んでいたというルナーリア族キングを撃破した。これが地獄の王への一歩。ならば、次の神も引きずり下ろす事になるのかも。地獄の王としてね。
今の世界で“神”といえば天竜人。

-ONE PIECE 第233話より引用-
この五老星(天竜人の最高位)の1人と、ゾロのルーツである霜月家には何か因縁があるんじゃないかと考えています。天竜人という“竜”を斬る事に何かしらの意味が出て来そうな…。
このゾロの勝利にて“大看板”と“飛び六胞”という百獣海賊団の幹部が全滅。ついでにビッグ・マム海賊団のペロスペローも倒されています。
しかし、その善戦を無意味にする程の…

-ONE PIECE 第1036話より引用-
カイドウ&マムという怪物2匹が残ってる。
【武器庫に突入したヤマト】

-ONE PIECE 第1036話より引用-
ついに武器庫の前にまで到着したヤマト。扉の前にいるナンバーズ六鬼に対してニ牙が体当たり。その勢いで扉を破壊する事に成功。ヤマトは地下へ急ぐ!!
この事から、ヤマトの前に誰かが先に武器庫に向かっている線は消えました。ヤマトが1番乗りです。そして、壁をすり抜ける火前坊をヤマトが追うカタチになっています。
すでに火前坊は武器庫の手前まで行ってしまっているかも。どうやって「カン十郎の燃える怨念」を止めるのか。ここなんですよね!!

-ONE PIECE magazine vol.13より引用-
ヤマトのイヌイヌの実(モデル大口真神)は「冷気をまとい操る能力」という事ですので、武器・兵器への引火を引き止める役割があるんだろうと考えます。
しかしヤマトでは火前坊は倒せないかも。
そこで僕が考えるのが…

-ONE PIECE 第932話より引用-
黒炭オロチがリクエストした、小紫(日和)の「あの曲」というのが火前坊に届いて何か起こるんじゃないかな?と。その前フリがゾロの持つ閻魔の反応だったのかも。
その曲の名は「つきひめ」であって、これがカン十郎の怨念を鎮めるのではないか。
【武士道と云うは死ぬことと見つけたり】

-ONE PIECE 第1036話より引用-
この第1036話のサブタイトルである“武士道と云うは死ぬことと見つけたり”というのは、錦えもんとお菊に対するウソップの叫びにあると思われます。
ウソップはワノ国の侍達の文化が嫌いだと言う。これは別に侍達の“死の覚悟”を否定するモノではないと考えます。そこではなくて…

-ONE PIECE 第994話より引用-
カイドウの「死は人の完成」という考えの否定になっていると思うんです。カイドウの価値観は間違っているんだって事を示したのだと思うのです。
人は死んで完成じゃない!!
人は生きてそこなんだ!! と。
これをウソップは説いている。
だからこそイゾウも同意して言う!!

-ONE PIECE 第1036話より引用-
“麦わらのルフィ”を信じるなら生きろ!!と。
ルフィの勝利を信じるんだろ?と。だったら生き延びてする事があるだろと。光月家の為に生きなければならない。しかし、ここで死んだら終わりなんですよね。
イゾウが背中の家紋を見せた。錦えもんもそれを背負う。お菊も同じかも。おれ達は生きて光月家を背負い続けなければならない!!

-ONE PIECE 第1036話より引用-
それをまさに雷ぞうも体現する事になりそう。雷ぞうの死んでなるものか、という気持ちが福ロクジュに勝るのではないか。それは光月家への忠義の強さにも繋がるのでしょう。
【世界中で起きてる事件への追い風】

-ONE PIECE 第1036話より引用-
なんとドレークと三鬼がCP0に敗北!!
アプーと一美は逃走しました。ここから何に繋がるかですよね。ドレークが完全敗北したかは分かりません。まだ立ち上がるのかも。アプー達は何をするのか。
ひとまずCP0は鬼ヶ島からの脱出を急ぐみたいですけどね。これでロビンの身柄が狙われる事はないと考えて良いのかな。いや、ロビンの身柄確保を急げって事っぽい。まだまだ何が起こるか予測不可能です!!
そこでCP0達の会話であります。

-ONE PIECE 第1036話より引用-
もし万が一、「新世代」が勝利した場合に世界中で起きている事件に追い風を与える事になると話しているんです。一体何が起きているのか。
ポイントは「新世代の勝利」ですよね!!
CP0が言いたいのは、四皇の下の世代に対する追い風になるって事だと思うんです。そういうのが他でも起こってるって事なんじゃないかな?
ならば、
まず最初に思いつくのが…

-ONE PIECE 第800話より引用-
麦わらの一味の傘下となったバルトロメオ達が色々と事件を起こしているんじゃないかなと。それぞれに名を上げている最中であるハズなんです。
そりゃルフィの勝利が追い風になるのは間違いないのです。更に勢いづく事になるでしょうよ。世界中に散らばったルフィの子分達が、世界会議後の混乱の中で暴れてるんじゃないかな。

-ONE PIECE 第956話より引用-
↑様々な事件に顔を出しているのかも。
表紙連載でグリーンビットが描かれましたが、レオは帰って来たおりませんでした。少なくともレオは聖地マリージョアで起きた事件の1つに首を突っ込んでいると考えます。
【ルフィは人類の限界を超えられるか】
ここから数分の出来事は時代を分ける!! しかし、怪物2匹を倒せるかどうかなのです。CP0は言います。“大看板”と“飛び六胞”の撃破までが人類の限界じゃねェか?と。

-ONE PIECE 第1036話より引用-
ルフィはその人類の限界を超えられるのか。ローとキッドはどうか。ここになって来るんでしょうね!!
カイドウが笑えばルフィも笑う。
ルフィが「楽しくなってきた!!」と言えば、カイドウも「おれもだ!!!」と応える。これは第966話のロジャーと白ひげの決闘に通じるモノがあります。
もうカイドウはルフィを認めつつあるんだと思うんです。決着がつく時、カイドウはルフィに何を言うのか。ちゃんと敗北を認めた上で何かの言葉をかけそう。
まだ少し先でしょうけどね。
注目したいです!!!
【合併号ですから発売日に注意】
次回は1月17日(月)になります!!
本当にいよいよ最終局面といった感じになって来ましたね!! 次はどこがメインで描かれる事になるのでしょう。おそらくはローとキッドだと思うんですけどね。もう1つのメインですから。
でも1番気になるのが傳ジローなんですよ!! 出て来ませんよね。小紫(日和)とオロチの場所とは思うんですけどね… どうなんだろ。
まぁ色々と考えて行きたいです!!
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