“ヒトヒトの実”の人工悪魔の実

カイドウとアルベル(キング)が研究所から逃亡。どうやらカイドウはパンクハザードに連れて来られていた様です。何の為にカイドウはパンクハザードにいたのか。あの人工悪魔の実の件が関係しているのかもね。
もしもそうだとすれば…
世界政府は“ヒトヒトの実”の人工悪魔の実を持っている可能性があります!! どうしてそんな話になるの!?
-ONE PIECE 第1035話より引用-
【カイドウから作った人工悪魔の実】

-ONE PIECE 第1035話より引用-
カイドウとキングが出会うのは百獣海賊団が作られる前でした。そして最大の注目点は、出会いの場所が世界政府の研究施設である事です!! おそらくはパンクハザードですよね。
この時、Dr.ベガパンクがカイドウの血統因子を抽出して“人工悪魔の実”を作ったのだと思うんです。この可能性が高そうなんですね。
この情報は大きい!!!
少なくとも今から26年前には、カイドウと黒炭オロチは取り引きを開始しています。ロジャーの船に乗っていた光月おでんがワノ国に一時帰国した時、すでにワノ国には武器工場が立ち並んでいたのです。
この時には百獣海賊団として活動していたと考えて良さそうですからね。カイドウとキング(アルベル)の出会いは26年以上前になります。
それはイコール、26年前にはすでにカイドウの血統因子を抽出して人工悪魔の実は作られていた事になるのです。
カイドウといえば…
昔 奴を「海軍」が捕らえた時…
ベガパンクが
カイドウの「血統因子」を抽出し
作った“人工悪魔の実”があった…
↑こうCP0が話しているからです。カイドウを捕らえた時にはもう人工悪魔の実は作られていたっぽいのです。
これは意外でした!!

-ONE PIECE 第433話より引用-
悪魔の実の能力の伝達条件の解明や、物に悪魔の実を食わせる新技術というのは「近年の大仕事」だという話だったのです(2年前時点)。人工悪魔の実についても同じだと考えていました。
それが最低でも26年も前の話と判明したのです。更にさかのぼる事も可能ですよね。そんなに昔から人工悪魔の実って作れたんだ!! と。
【人工悪魔の実は他にもある?】

-ONE PIECE 第685話より引用-
カイドウの血統因子を抽出して作られ、後にモモの助が食べた「“ウオウオの実”の幻獣種(モデル青龍)の人工悪魔の実」。これが20数年以上前には作られていたのだとして。
これ1個だけですか?
当然の疑問なんですよね。Dr.ベガパンクは他にも作っていたかも知れない。カイドウから作ったモノは失敗作ですが、コチラは成功しています… と政府に差し出していた人工悪魔の実があるのかも。
Dr.ベガパンクが作り出した人工悪魔の実は1つだけではない。実はカイドウ以外の能力者の血統因子を抽出して作り出した人工悪魔の実が存在するのではないか。しかも、もう出てるのかも?と。
そこで頭をフル回転させました!!
これまで登場した悪魔の実の能力者の中に、人工悪魔の実を食べている可能性がある者。どこかで出ていなかったか… と。すぐにピンと来ました!!
これじゃないかなぁ…

-ONE PIECE 第533話より引用-
海底監獄インペルダウンの獄卒獣です!!!
これは人工悪魔の実の能力者じゃないかなと。ミノコアラ達は通常の悪魔の実を食べてるのではないのかも。なぜそう考えられるのか。そして“何”の人工悪魔の実を食べているのか。
全ては人工悪魔の実の製造が26年以上さかのぼれる事が鍵になっていると考えます。人工悪魔の実はDr.ベガパンクの近年の大仕事ではなかったのです。
【ヒトヒトの実の人工悪魔の実】

-ONE PIECE 第408話より引用-
2年前時点の話でありますが… インペルダウンの獄卒獣というのは、チョッパーがランブルボールを過剰摂取をして暴走状態(怪物化)になったのとソックリです。容姿の点ではね。
しかし、大きな違いがありました。

-ONE PIECE 第412話より引用-
チョッパーの方は、その姿でいるのが苦しそうだったのです。まるで命を削っているかの様でした。ここが獄卒獣とは大違いです。
獄卒獣というのは覚醒したゾオン系の能力者だと説明されていましたよね。そこで能力の覚醒に関してですが、第1030話でローが「体力の消耗が尋常じゃ」ないと話しています。
チョッパーの状況と合いますよね。
しかし獄卒獣は覚醒状態をキープしています。
チョッパーの暴走状態の様に苦しみません。
時間制限ナシなのです。
チョッパーの方は時間の制限があるんです。
ここがそもそも変だったのです。
チョッパーの怪物化と獄卒獣は似てる様で大きな違いがある。その違いは何から来るモノなのか。それこそが、食べたのが人工かどうかの違いなんじゃないかな。
それはすなわち…

-ONE PIECE 第385話より引用-
その体に“悪魔”が宿っているか否か。
・チョッパーには“悪魔”が宿る
・獄卒獣には“悪魔”が宿っていない
ランブルボールの過剰摂取によって暴走したのは、チョッパーに宿る“ヒトヒトの実の悪魔”である。その“悪魔”がチョッパーの体を乗っ取っていた。だからチョッパーの自我は失われていた。
“悪魔”が実力以上のチカラを引き出してしまうから、チョッパーは苦しんだ。今でも怪物化の後は全身疲労が起こってしまう。
そんな“悪魔”が獄卒獣には宿っていないと思うのです。

-ONE PIECE 第703話より引用-
本来なら悪魔の実の能力は世界に1つ。それは“悪魔”が世界に1体しか存在しないから。しかしDr.ベガパンクは能力者の血統因子(DNA)から“能力ゲノム”と言える様なモノを取り出してコピーを作れるみたい。
モモの助は人工悪魔の実を食べて龍に変身できる様になったが、「龍の悪魔」はカイドウの中に存在したままでありモモの助には宿っていないと思うのです。
インペルダウンの獄卒獣というのは人工悪魔の実の能力者。“悪魔”の宿らない能力者である。そして何の人工悪魔の実と考えるかというと、今チョッパーが持つ“ヒトヒトの実”だと考えています。
それはチョッパー(17歳)の前の“ヒトヒトの実”の能力者の血統因子を抽出して作り出したモノだと考えています!!

-ONE PIECE 第532話より引用-
ミノタウロスというのは牛(ホルスタイン)が“ヒトヒトの実”の人工悪魔の実を食べている。ミノコアラはコアラが、ミノゼブラはシマウマが、です。その上で強制的に能力を覚醒させられている。
獄卒獣が覚醒しているのは能力で間違いはない。しかし“悪魔の力”が覚醒しているのではない。人工悪魔の実によって血統因子に付与されたチカラ。それは獄卒獣自身のチカラと言えるかも。決して“悪魔の力”の暴走ではない。
人工か否かの違いだけで、チョッパーと獄卒獣は同じく“ヒトヒトの実”の能力者である。だからこそ怪物化した容姿が同じなんだと思うのです。
これで説明できる様な気がします!!
【まとめ】
Dr.ベガパンクは“ヒトヒトの実”の人工悪魔の実を作り出していた。それをインペルダウンの獄卒獣に使っている。その人工悪魔の実は、チョッパーの前の“ヒトヒトの実”の能力者から作ったのではないか。その能力者が人間だったか動物だったかは分かりませんけどね。

-ONE PIECE 第1035話より引用-
それは人工悪魔の実の製造が思ったよりも昔の話だと判明したから思いついたのです。チョッパー(17歳)が生まれる前には人工悪魔の実を作る技術は開発されていたと考えられるのです。
どうなんでしょうね?
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