ルナーリア族アルベルと世界政府の研究

政府にチクるだけで一億?
ルナーリア族には何があるのでしょう。世界政府にはそれだけの懸賞金を払う価値があるのです。何が背景にあるのか色々と考えてみたいです。
-ONE PIECE 第1035話より引用-
【政府に知らせりゃ“一億ベリー”】

-ONE PIECE 第1035話より引用-
どうやらルナーリア族の存在を知らせただけで1億ベリーが世界政府から支払われるみたい。捕まえなくても良いのです。どこどこに居ましたよ、と知らせるだけで良い。
ただ、キングの存在を知らせたトコロで世界政府から1億ベリーが支払われるのだろうか。僕は支払われる事はない可能性が高いと考えています。
なぜなら、
すでに把握してるだろうからです。

-ONE PIECE 第1035話より引用-
ルナーリア族のアルベル(キング)がカイドウと共に政府の研究施設を逃亡した事は分かっているハズなんですね。キングには懸賞金がかけられています。13億9000万ベリーとの事です(VIVRECARDにて)。
おそらく百獣海賊団の“大看板”キングが脱走したアルベルだと分かっていると思うのです。世界政府が把握する事をチクったとしても1億ベリーの価値などなさそう。
それ以外の情報じゃないかな?
キング(アルベル)の他にルナーリア族がいれば、それを世界政府に知らせてくれれば1億ベリーを支払いますよと。ここに価値があるんじゃないかな。
それはつまりですね…
・ルナーリア族の隠れ里の存在
・ルナーリア族を隠している者の存在
↑これらに対して通報する者に報奨金を出すって事じゃないかなと思うんですね。別にルナーリア族を捕まえなくても良い。その場所さえ知らせてくれれば大軍を向かわせますからねと。
ルナーリア族には何があるんだろう。
【政府がルナーリア族を探す理由】

-ONE PIECE 第501話より引用-
シャボンディ諸島の人身売買リストにおける最高額は「人魚族(女)」の7000万ベリー。それは捕まえて売りに出した時の価格です。ルナーリア族の場合は存在を知らせるだけで1億ベリーですからね。
それだけの価値がある!!
カイドウはこんな事を話しています。

-ONE PIECE 第1035話より引用-
こりゃあ 政府は手離せねェな…
「ルナーリア族」か
見たぞ お前の耐久実験
その文脈からして、ルナーリア族の持つ耐久性に対して「手離せねェな」と言っているんですね。そこに価値がある様な言い方なんです。
“実験体”としての価値です。
僕としては意外なモノでした。

-ONE PIECE 第1023話より引用-
今から800年前に20人の王達のネフェルタリ家以外の19の王家が移住する前、レッドラインの上にはルナーリア族の国があったらしい。それは「神の国」と呼ばれたそうです。
ここの経緯に絡むからこそルナーリア族は世界政府に狙われているのだと思っていたのです。しかし、カイドウのセリフからそれは感じられません。

-ONE PIECE 第1035話より引用-
耐久実験による怪我はしていますが、壮絶な拷問を受けた様子などないのです。クイーンが言っていた「拷問好きの変態野郎」というのがコレに掛かっているんでしょうけどね。

-ONE PIECE 第985話より引用-
カン十郎にボコボコにされたモモの助の方が酷かったと思います。あれでも「気を失う程度の体罰」だと言っていたのです。これは光月家に対する黒炭家の恨みも入っていたのかも。
それとは大違いですよね?
アルベル(キング)が受けた耐久実験の傷跡には、世界政府がルナーリア族を根絶やしにしようだとかの感情が含まれている風には見えないのです。
それこそ純粋に…

-ONE PIECE 第668話より引用-
強い兵士を欲する為の研究としてルナーリア族アルベルを利用してた風に感じられるのです。“人の巨大化”の研究と同じ様にです。
希少な“ルナーリア族の生体”が獲得できた。それを大事に大事に扱って何かを解明しようとしてた。そう考えてこそ「政府は手離せねェな」のセリフに繋がりそうなんですね。
となると、ルナーリア族が…
・世界の秘密を知る
・政府の秘密を知る
↑これらと関係しない可能性があります。
それはつまり…
世界政府にとってルナーリア族というのは、空白の100年に関する“秘密の暴露”などの脅威がある訳ではない事になります。それならソレで納得できますよね。

-ONE PIECE 第1035話より引用-
ルナーリア族の“首”に1億ベリーがかけられているのではないのです。知らせてくれるだけで良い。捕獲しようともするな。あくまでも生捕りが目的なんだよと。生きたルナーリア族が欲しい。
こういう事なのだろうか。
ただ、アルベル(キング)の怪我がそれ程でもないといっても、耐久実験を受けてすぐの状態は分かりません。時間が経って傷が治りかけたトコロでカイドウが助けたのかも知れませんからね。ここはまだ何も断定できません。
【希少なルナーリア族】

-ONE PIECE 第951話より引用-
ルナーリア族というのは、マムのナワバリ「万国(トットランド)」にいない3つの種族の1つです。キングというのは希少な種族の生き残りであると考えられるんですね。
知らせれば1億ベリーの価値。
世界政府が何かを狙っているとして…

-ONE PIECE 第853話より引用-
三ッ目族の様な特殊な能力がある可能性はあるかもです。それと耐久実験がどう絡むかは分かりませんけどね。可能性としては消せません。
そこで引っかかるのが、キング(アルベル)が捕まっていたのが世界政府の研究施設であるパンクハザードである点なんです。その当時すでにDr.ベガパンクがいたかはハッキリしません。
しかし、もしもDr.ベガパンクによる実験をキング(アルベル)が受けていたとするとですね。色々と考えられる事が出て来るのです。しかも「政府が手離せねェ」のです。
そのキングがゾロと戦っている事もあります。

-ONE PIECE 第485話より引用-
そもそもの話、ルナーリア族で人間兵器パシフィスタを作ろうとしてたのかなぁと。しかし逃亡されてしまったので代わりを探していたらバーソロミュー・くまが名乗り出たって流れだったのだろうか。
ルナーリア族はそれだけでメラメラの実やマグマグの実の能力を持っている様なモノなんです。防御力も高い。それだけで人間兵器となりそう。
しかし、
それだと今もまだルナーリア族の通報に1億ベリーの報奨金がかかっている事の説明がつきませんよね。パシフィスタは1つの完成形になっているハズなんです。2年前のモノは「試作品(プロトタイプ)」という事ですからね。
どうもルナーリア族というのは世界政府の研究に関して何かあるっぽい。血統因子の入手に関してはどうだったのだろう。今のトコロはまだルナーリア族の研究が活用された形跡はありません。
これから出るのだとすれば…

-ONE PIECE 第957話より引用-
海軍特殊科学班「SGG」がどんな新兵器を作り出したのかに注目ですよね!! Dr.ベガパンクが何を完成させたのかであります。ここに今回のキング(アルベル)の研究が絡むのかどうかです!!
もしかすると…
800年前と今では話が変わったのかも。
800年前はルナーリア族を滅亡しようとした。
しかし…

-ONE PIECE 第840話より引用-
血統因子の発見で大きく変わったのかな。
Dr.ベガパンクによって生命の設計図が解明された事により、脅威だったルナーリア族の強さを有効利用する道筋ができた。ルナーリア族の特性の兵器利用ですね。それならば、と1億ベリーの報奨金をかけて探す様になった。
この可能性もあるかもです!!
【まとめ】

-ONE PIECE 第1035話より引用-
どうもルナーリア族にはアルベル(キング)が受けていた耐久実験に関する事で重要な秘密がありそうなんです。カイドウのセリフからはそう読み取れるんですね。
アルベル(キング)には世界政府が手離せない理由があった。
根絶やしにしようだとか…
秘密を話せ!! といった拷問とは少し違う。
それらとは別に何かありそうなんです。
これから明かされるかも知れません。
もちろんカイドウのセリフで全てが決まる訳ではありません。まだ伏せられている事実があるかもです。あくまでも現時点で出ている情報による考察ですからね。更なる情報があるのかどうか。
見守りたいです!!!
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