【隠し名】その手紙にはネフェルタリ・“D”・リリィと記されていた!?

アラバスタ王国国王ネフェルタリ・コブラが五老星に対して「“D”とは?」と聞いています。それは女王リリィの短い手紙が代々受け継がれている事に関わりがあるみたい。何かしら“D”に関する記述があるのかも知れません。ここを今回は考えたいと思います!!
-画像はONE PIECE 第1084話より引用-
【“空白の100年”以前の文献】

-ONE PIECE 第1084話より引用-
国に残る古い書物を読み漁ったのだ…
私達が知る事が出来るのは
“空白の100年”以降の文献に
書かれた歴史だけだが
↑ここは絶対に重要であるハズ!!
特に圏点(強調させる点)が振られた「以降の文献」の部分ですよね。僕達読者に注意を促(うなが)してくれています。これをどう読むのか。僕は、これまたコブラ王は“おかしな事”を言っているなぁ… と思いました。
さすがに“空白の100年”の文献が残っている事はないにせよ、それ以降の文献に書かれた歴史しか知れないなんて変なんですよ。“空白の100年”以前の文献ならあるでしょ?
トンタッタ王国にはあった!!

-ONE PIECE 第726話より引用-
800年前にドンキホーテ一族が聖地マリージョアに移住するまでの歴史が克明に記された書物がトンタッタ族には残っているんですよね。ただし“空白の100年”に何があったかは知らないそう。
しかし、コブラ王が国に残る書物を読み漁っても“空白の100年”以降の歴史だけしか知る事ができなかった。900年前より以前の文献を探しても出て来なかったのだと思われます。
ここに何か秘密があり…

-ONE PIECE 第397話より引用-
その文献はオハラ図書館に運び込まれていたのであって、今はエルバフへと運び込まれているって事だと思うんです。流れ的にね。それをクローバー博士やDr.ベガパンクは読んでいるのであって。

-ONE PIECE 第203話より引用-
オハラの考古学者であるニコ・ロビンも読んでいたからアラバスタの歴史を知っていたのかな?みたいな。その読み上げた歴史が真実であるのか、果たして“空白の100年”以前の歴史かどうかは分かりませんけどね。
なので僕は…
アラバスタ王国に残っていても不思議ではない文献がアラバスタ王国には存在せず、コブラ王は“空白の100年”以前の自国の歴史について知る事ができていないと考えています。“空白の100年”の次に重要な部分を知る事ができない。
こう考えると、4千年の歴史を持つというアルバーナ宮殿については“年代測定”によるものと言えるのかも。今回のコブラ王のセリフを信じるなら文献によるものとは思えないんですよね。
もちろんコブラ王が鎌をかけている可能性はあります。本当は“空白の100年”以前の文献もあるのだがウソで釣っている。そんな可能性もあるんです。しかし今回は信じてみようと思います。「以降の文献」しかない!!
どうしてそうなったのか。
・世界政府によって処分された
・かつてのアラバスタ王が処分した
どちらかなんだと思うんです。
少なくとも、“空白の100年”以前のアラバスタ王国の歴史に重要な秘密が隠されているんだと思うんです。ここは揺るがないと思うんですね。ならば何が隠されているのか。
それはコブラ王には知る事ができず… クローバー博士やロビン、そしてDr.ベガパンクには知る事ができた秘密。それはオハラに運び込まれていたかも知れないから。また五老星は知っている。ここら辺を軸に読み解くとすればですね?
①ある巨大な王国について
②太陽の神ニカについて
③“虚の玉座”のイムについて
これらに関してアラバスタ王国が重要な鍵を握っているのかも。アラバスタ王国の“空白の100年”以前の歴史的文献の中にそれらが出ている。だから処分されている。こんな事が浮かんでいます。
要は、あってはならない情報ですね。
世界政府からすればもちろんの事。アラバスタの王家からしても存在していては都合が悪い。こうも考えられます。自国にあってはならない文献なのでオハラ図書館へと運び込んだ、みたいな事があったのならば。
僕が選択したのは…

-ONE PIECE 第395話より引用-
①の「ある巨大な王国」に関する文献がアラバスタ王国にはあったと考えてみました。アラバスタ王国は「ある巨大な王国」と通じていた(国交があった)のではないか。まさに王国の名前も記されていたのかも。
僕の中の筋書きはこうです。
“空白の100年”の以前よりアラバスタ王国と「ある巨大な王国」は友好関係にあった。だからこそポーネグリフを守って来たのであり、それを世界政府に悟られない為に過去の文献をオハラへと運んだ。なぜ20人の王達になっているかは残念ながら分からないのだが…と。
そこで“D”であります!!
【アラバスタ王国と“Dの意志”】
色んな考え方があると思いますが、僕は“Dの一族”とは「ある巨大な王国」の意志を継ぐ血族だと考えています。その意志こそが“Dの意志”であって。名前に“D”を入れるのは「ある巨大な王国」の意志を受け継ぎますという意思表示。
アラバスタ王国のネフェルタリ家も「ある巨大な王国」の意志を受け継ぐ為にポーネグリフを守って来たのであって。ネフェルタリ家も“Dの一族”ではないのか?と。そういう意味ではね。

-ONE PIECE 第1084話より引用-
よってリリィ女王の手紙には、ネフェルタリ・D・リリィと名前が記されていたのではないか?と。そして代々ポーネグリフを守るように、と記されていた。ただし“D”である事は隠す様に、と。その関係性は絶対に隠さねばならないから。
「隠し名」ですね!!!
コブラ王は「ある巨大な王国」の事を知らない。あるハズの文献が読めていないから。しかしリリィ女王の名前に含まれ、実は自分達も「隠し名」として“D”を受け継いでいるんだけど…

-ONE PIECE 第1084話より引用-
一体この“D”って何なんですか? と。
こう聞いているのではないか。そして知らないまま喋ってしまう事で色々とバレてしまうからコブラ王は消されてしまうのかな。だからリリィ女王は移住を拒否したんだな、とね。
もちろん、それならポーネグリフを守る一族は全て“Dの一族”になりますよ?と言われるだろう事は分かってます。そうなりますもんね。それは百も承知なんですけどね。
①ネフェルタリ・コブラと姓と名がある
②手紙に“D”に関する記述があるっぽい
③ポーネグリフを隠して来ている
これらから、ネフェルタリ家が“D”を隠し持っている可能性もあるのかなぁと。直接的に“D”が何であるかが手紙に記されているとは思えないんです。そこは五老星に聞かなきゃならない。その上で“D”が出て来る事となると… 何なんだろうね。
あるいはリリィ女王の署名だけに“D”が入っているのであり、その弟からの名前には“D”は入ってはいない。実際にコブラ王には受け継がれていないんだけど、この手紙の署名の“D”って何ですか?と。こう聞いている線もあるかなぁと。
どうなんでしょうかね?
そもそも“D”って何であるのかがポイントなんだと思うんです。それが提示されようとしている様な気がするんです。そんな中でネフェルタリ家がポーネグリフと共に“D”である事も隠し通して来た可能性もあるのかなとね。
推移を見守りたいと思います!!!
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