どうして「最後の島」は“Laugh Tale(笑い話)”なのか - ONE PIECE最新考察研究室
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    どうして「最後の島」は“Laugh Tale(笑い話)”なのか

    “ラフテル(Laugh Tale)”と

    なぜロジャーは「最後の島」に “Laugh Tale(笑い話)”と名付けたのだろうか…。その命名に込められたものとは一体。

    ー画像はONE PIECE 第967話より引用ー










    簡単に言ってしまえば、そこにあった“莫大な宝”が「とんだ笑い話」だったからなんでしょうけれど。その宝も含めて島全体が、ロジャー海賊団の皆んなにとって笑い話だったのだろうと思うのです。その存在理由だとかもね。


    しかし、


    空白の100年当時の20人の王達にとっては「笑い話」だなんてトンデモナイ。今の世界政府(五老星)にとっても笑えない何かが その島にはあるのではないだろうか。


    ここがラフテル(Laugh Tale)の命名について最大のポイントである様な気がするんです。

    莫大な財宝が噂される最後の島
    ONE PIECE 第966話より引用

    世界政府は「行くな」と言う。辿り着く為のポーネグリフを読む事も禁じている。そこまで危機感を持って世界を抑圧する島には どれ程のモノがあるのか。


    確かに そこにあるのは“莫大な宝”であるのは間違いないのでしょうけど。ロジャー海賊団にとっては、そこまで世界政府がストップを掛ける事が滑稽で仕方がなかったのではないだろうか。


    つまりはですね。


    その王国の“存在”と“思想”こそが世界政府にとっての脅威
    ONE PIECE 第395話より引用


    20人の王達が消し、現在の世界政府が脅威と感じている「その王国の“存在”と“思想”」が何であるかをロジャー海賊団は知ったのだが。それが「とんだ笑い話」だったって事ではないかと考えたんです!!


    そこでロジャーの死に際のセリフです。


    ロジャー「この世の全てをそこに置いてきた」

    この世の全てを そこに置いてきた

    ーONE PIECE 第1話より引用ー




    ここで出る「この世の全て」とは何も「富・名声・力」などではなくて。ある王国の“思想”と照らし合わせるならコレである筈なんですね。万国(トットランド)こそが「この世の全て」であると作中でハッキリと明言されているのです。


    世界中の全種族が差別なく暮らせる国
    ONE PIECE 第827話より引用


    世界中の全種族が
    差別なく暮らせる国



    これこそが「この世の全て」である!!


    それを実現する何かをロジャーは「そこ」に置いて来たのであって。ジョイボーイがしたかった事というのは…

    ネプチューン「無念のまま潰えた夢」
    ONE PIECE 第621話より引用

    空白の100年当時の人魚姫との約束であって。世界中から差別される魚人島の人々の地上への移住が絡んでいると考えられるんですよね。ここら辺の秘密が最後の島にはあって。そこに世界政府は「行くな」と言う。


    ここまでを繋げると、空白の100年当時の主要20ヵ国の王達が何を恐れたのかも浮かんで来ますよね。


    人間の天下が終わる


    人間こそが この世の支配者である。それが脅かされると思ったんじゃないだろうか。魚人の腕力は人間の10倍です。海中でも溺れる事はない。しかも数百年に一度…

    古代兵器ポセイドン
    ONE PIECE 第650話より引用

    世界を沈めてしまう程の力(ポセイドン)が呼び覚まされる。こんなものを地上には住まわせられない。人間はこれまでの歴史の仕返しをされてしまう。


    これこそがロジャー海賊団にとっては「とんだ笑い話」だったんじゃないかな?何を恐れて「行くな」と言っているかと思ったら、そんな小さな事で「ある巨大な王国」を滅ぼしてしまったのか、と。大笑いすると同時に涙が出て来た。


    この800年間誰も辿り着く事が出来なかった「最後の島」こそが、ジョイボーイの用意していた魚人島の為の地上の楽園であって。自分達を含めた人間の愚かさが後に笑い話になる、いや なってくれよとの想いを込めて…ロジャー海賊団は“Laugh Tale”と名付けたのではないだろうか。


    ロジャー海賊団が「Laugh Tale(笑い話)」と名付けたのには、世界政府にとって「笑い話」ではない何かがある筈だと思うんです。それって何なんだろう。ここが一つのポイントになっていると考えます。

    久しぶりのロジャーとトムの再会
    ONE PIECE 第967話より引用

    この事と、ロジャー海賊団と魚人トムとの交友だとか。光月おでんと河松、そしてイヌアラシとネコマムシの件は大きなヒントではないかと思うんですね。


    魚人と人間の交友なんてロジャー海賊団にとっては当然ながら実現すると思ってる。当たり前じゃないか、と。しかし 遥か昔の地上の20人の王達(人間による主要国)は恐くて仕方がなかった。自分達がそうである様に、きっと魚人達も支配に乗り出してくるだろうと。この認識のズレが笑い話だったんじゃないかな?


    どう思われますでしょうか。


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    【追記の追記】

    さてさて、ようやく第967話について一通りの考察記事が書けました。いや〜 第967話はネタが多くて時間がかかっちゃいましたね。お付き合い頂きありがとうございました!!
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    コメント

    ひーちゃんさん、こんにちは。

    言われてみれば非常に明快なすっきりした解釈で、なるほど〜という感じです!

    ロジャーがジョイボーイについて「お前と同じ時代に生まれたかった」と言ったのも、差別のない世界を実現しようという動きが歴史上で最も強かった時代だった、ということを意味しているのかもしれませんね。

    巨大な王国がその運動を先導していたのでしょうか…あと少しというところで人間の連合国が勝利してしまったけれど。

    世界会議編でビビとしらほしの交友を描いたのも、ネフェルタリ家だけがその「人間の天下」を拒んだ、という点と絡めてくるのかもしれません。「こんなのが人間じゃない」というセリフ、今更ながら重く響いてきますね。

    こんにちは

    一つ思ったのですが、ワンピースの世界に存在する魚人や人魚、巨人やトンタッタ族のような人間以外の種族は元々このような形で存在しているのでしょうか?
    実は元は人間であったものがこれらの種族に変化したのではないでしょうか?
    それが何者かによる人為的な改造なのか、自然の進化によるものであるのかは分かりませんが。

    この世界って単なるファンタジーではなく、例えば悪魔の実に関わる「血統因子」のように科学的要素も見受けられるんですよね。
    だから異種族に関してもただ「そういう存在」で片付けられるのかどうか。
    人間をベースに大きかったり小さかったり、他の生き物の要素が加わっていたり、という変化が生じてるという風にも考えられるんです。

    もしも異種族が元々人間と同じルーツを持っているのだとすれば、ラフテルにあったのはその真実を示すものだったのかもしれません。
    それが判明すれば異種族を差別している今の世界は「笑い話」ですし、その差別構造が政府の意図したものなら真相が明らかになるのは都合が悪いとも考えられます。

    政府が「進化論」的な学説とか各種族のルーツを調べる事を禁じてる、というような情報が出てきたなら可能性が高まってきますが、さてどうでしょうか。

    No title

    コメントありがとうございます tkさん

    こんにちは〜


    本当のところはまだ分かりませんけれど。何らかの思想を脅威とみている事とジョイボーイ&人魚姫の約束が繋がるんじゃないかと考えたんです。そこに支配をするorしないを絡めてみました。


    仰る通り、世界会議でのビビの件はポイントになると思います。ネフェルタリ家の過去の事もありますし。そこにイムが持ってた写真と何らかの事件がどう絡んで来るかでしょうか。どうなるのか楽しみに待ちたいです。

    Re: タイトルなし

    コメントありがとうございます フォウさん

    こんにちは〜


    どちらかというと 僕は否定的なんですよね。。。


    まず魚人と人魚は人間と全く異なる遺伝形態を持ってます。これがやはり大きいでしょうか。


    あと、みんな実は同じ人間だったんだ…というよりもですね。みんな人類なんだけど全く違ってるんだ、と。その上で手を繋ごう。違うけど分かり合えるんだって。こう描かれる方が良い様な気がしていますし、そうありたいと僕は思うんですよね。


    そんな感じです。

    こんにちは!

    この記事を読みながら、ふと。
    しらほしが、初めて太陽を見た時に「叶うなら!地上で住んでみたいです!」
    と、眩しそうに話してた場面が頭に…。
    それに童謡の「手のひらを太陽に」の歌がそれとクロスしてぐるぐると…(^^♪

    意識のズレが笑い話だった…。
    ありそうですね!

    コメントありがとうございます 詩空さん

    こんにちは〜


    僕なりに考えてみたら こうなりました。ありがとうございますね!! どんな答えが出て来るのか楽しみに待てそうです!!


    しらほし姫の願い。叶って欲しいですね。いや、きっと叶います♪

    No title

    ご返信ありがとうございます

    >まず魚人と人魚は人間と全く異なる遺伝形態を持ってます。これがやはり大きいでしょうか。

    人魚のココロは人間との間の子供を産んでいます。
    巨人と魚人のハーフの魚巨人というものもいます。
    このような事が可能なのは、各種族は外面上の隔たりが大きいようでも遺伝子的には共通しているという事なのではないでしょうか?

    また魚人島のデンは

    「魚人は魚人の 人魚は人魚の 古~い記憶を遺伝子に宿している」
    「タコの人魚の親からサメの人魚が生まれたら それは その親の古~い先祖の誰かがサメの人魚だったという事さ」

    と言ってますが、魚人や人魚が先祖から海洋生物の遺伝子を受け継いでいるなら、その最初の遺伝子はどこから来てどのような形で宿ったのでしょうか?
    人間に何らかの形で海洋生物の遺伝子が宿った、あるいは植え付けられたとも考えられます。

    No title

    コメントありがとうございます フォウさん

    そうかも知れませんね。


    僕の考えの基本には、多様な人種や民族、そして文化があるけど分かり合える筈だというのがあって。全ては猿から進化したんだ、あるいは太古に一つの細胞から進化したんだといえば、それはフォウさんの考えと同じなのかも知れません。でも、僕は少し違ってるかな?といった感じでいるんですね。

    進化の元の元が一緒なんだから差別はいけない。そういうのじゃないのかも?と言いたいだけでした。フォウさんのお考えを否定する意図はありません。


    申し訳ありませんでした。

    No title

    今回のロジャーは「ジョイボーイと同じ時代に生まれたかった」と言ってます。
    これって普通に考えたらジョイボーイは遥か昔の人物だからその時代に生まれて会ってみたかったという意味に思えます。
    でも!実はそれはミスリードでジョイボーイが20年後に再び現れるけどロジャーはその時生きていないって事だったりしないでしょうか?
    何か今回のロジャーまるでジョイボーイが目の前にいて話しかけてるような感じにも見えるんですよね。
    ラフテルでコールドスリープみたいに眠ってるとか?
    それか、トキかその前の能力者が800年後(820年後)に飛ばしたとか。

    No title

    コメントありがとうございます パルパルさん

    なるほど!!

    しかし、そうなるとネプチューンがロビンに話していた王家に伝わる伝説の中の「ジョイボーイに代わって約束を果たしに来る者」というのが分からなくなってしまう様な気もしますね。

    この件はDの一族の存在意義とに関わるのかも知れませんね。

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